離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

恐れることは何もない

2012-03-08 21:24:26 | 日記
このブログでは、
まさに題名のとおりの苦難にある方々へ向けて書いています。

私が日々つづることは、一見すると離婚には関係ないように
思うかもしれませんが、離婚という喪失を乗り越えるためには、

これまでの生き方や、ものの考え方、判断基準など多くのことを
より変化させていくことこそが大切だと考えるからです。
それらに気づかずに、ただ辛い思いをしてるのでは、
離婚をした人と経験しない人で何が違うのでしょう。

離婚という、つらい出来事をせっかく乗り越えるのですから、
それを意味のある人生にしたいではないですか。

さて、

多くの人が生きる原動力となっているのは何かご存じでしょうか?

欲望と恐れです。

失恋、死別、生別、病気、。。。

あなたは、一番、何を恐れていますか?

たとえば、死ぬこと。

多くの人が恐れていますが、

あなたは、「死ぬ」ということを本当の意味で知っていますか?

そう、まじめに考えれば知るはずないのです。

他人が死んだ、しかも肉体的に死んだと人間の医学で定義されたことを
知っているだけです。

臨死体験というのもありますが、生き返って、生きている時点で、
死んだことがあるということにはならないのですから。

これは極端な例ですが、

多くの人は、日常で、恐れる理由を知らずに、ただ不安になっているのです。

そして何よりも、「死ぬこと」を自分でコントロールできないわけで、
その意味では「生まれること」も同じわけです。

よく考えてみてほしいと思います。

悩んだり、不安になったり、恐れたり、
泣いたり、落ち込んだり、鬱になったことで、

その要因が解決したり、良い方向に向かうことがあるのでしょうか?

答えは、変わらない。 のです。

人間には、コントロールできることと、できないことがあります。
できないことを悩んでもはじまりません。言うのは簡単ですよね。

もちろん、だからといって、悲しくないわけでも、つらくないわけでも、

涙がでないわけでも、落ち込まないわけでもないのです。

時には、寝れないし、食欲もないし、アルコールを飲んでしまうこともある。

でも、いつも言うように、

それはそれでいいではないですか。

人間なんですから、そんなに強くはないんです。

離婚という苦難に直面して、くじけている自分もあなたです。

昔からいっしょにいるあなた自身です。

でもそれが普通の反応で、だれでもそうなんだ。と知ってほしいのです。

人前では離婚会見して、強くしている芸能人でさえ、実際は悩んでいるんです。
それが証拠に、やせたり、病院に行っているんですからね。

死が最大の人間の恐怖だとするならば、

それ以外は、練習みたいなものです。

練習しといた方が、案外最後は楽かもしれない。

そして、何よりも、離婚を経験した人としていない人を比べれば、

そして正しく立ち直ることができたならば、

あなたはとてもやさしく、愛情にあふれた、

そして、生きるということに真剣に向き合った経験をもつ

すばらしい人間に成長しているはずです。

離婚をしたことが良かったのか悪かったのかは、

死ぬ、その最後のときまでわかりません。

それは、あなたがこれからどう生きたのか?

どう、何を学んだのか?

それに応えながら進むのが人生だからです。

大丈夫!!

人生はあなたの望む通りではないかもしれないけれど、

すべての人に最適な人生になっているのです。

望むというエゴを手放したとき、

そこに何ものにも囚われない、平和な人生が見えてくるはず。
コメント (1)
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