離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

不正解な人生

2012-03-26 22:34:49 | 日記
こんばんわ。

最近読んだ本で

元TBSアナウンサーの小島慶子さんの

「気の持ちようの幸福論 集英社新書」

で、気になるフレーズがありました。

「なるべく不正解を出さない人生を求めてしまう。
 いったい、誰に何を証明したいんだろう?
 それは、自分が賢い人間であること、
 自分が失敗しない人間であることを、他の人に証明したいだけで、
 あなたの必要なものとは違うんじゃないの?」

こんな文があった。

離婚を経験したとき、

人によっては、何かとてもばつが悪い気分を味わうだろう。

あなたがいる周囲の人間環境によっては、
まだまだ白い眼で見られるかもしれない。

相手が悪い、あなたが悪い

姑だ、兄弟だ、勤め先だ。。。。

犯人捜しにやっきになるかもしれない。

そもそも、なぜ離婚を

バツイチとか、バツニ とか言うのか。

別に戸籍には×などついていない。

そして、戸籍などない国はいくらでもあり

それこそ役人の形式にすぎないからどうでもいいことなのだ。

私は離婚することを

「解散」と呼んでいる。

テレビでも有名なイタリアンのイケメンシェフの

川越さんがそう言っていた。

さらっと、解散2回 と。

イメージどおり、さわやかに(笑)

先ほどの本の文章のように、

みんな何を誰に証明しようとして生きているのか?

やりたいことをすればいい。

世の中には結婚したくてもできない人がたくさんいるのに、

あなたは結婚もした。場合によっては子供もいる。

子供ができなくて苦しんでいる人は山ほどいるのだ。

あなたにとって、離婚は不正解だろうか??

正解な人生とは何か?

何事もトラブルなく平穏な人生が正解でしょうか?

よーく考えてみてほしい。

離婚は正解かもしれない。

今離婚したことで、死ぬ間際や、定年後に離婚しなくても

良かったとしたら、まだいいかもしれない。

離婚せずにこのままいたら、

相手が不治の病に倒れてしまうかもしれない。

好きでもない相手のために、尽くす必要が出るかもしれない。

すべては死ぬまでわからない。

ハリウッドで成功した方々が麻薬やアルコールでボロボロではないか?

それが成功だろうか?

生き方のひとつではあるが、きっと本人は望んでいない。

離婚は、正解でも不正解でもない。

ただそういう人生があるのみだ。

受け入れるということについて、何度も書いてきたが、

クドイように書くのには意味がある。

人間、そう簡単には受け入れられないからだ。

感情を押し込めたりすることはできるし、体裁は整う。

でも、簡単には本質的に受け入れらるようにはいかない。


雨が降ったら、傘をさせばいい。

傘がなければ、濡れればいい。

濡れたら、乾くのを待てばいい。


暗ければ、灯りをともせばいい。

灯りがないなら、手探りで進めばいい。

ぶつかったら、方向を変えればいい。

人生で不正解などひとつもない。

こうであったらという仮定の人生も存在しない。

あるのは、

こういう人生 である。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (じゅん)
2012-12-31 10:29:13
男性42歳です。
まさにいまそう思おうとしています。
割り切るという意味ではなく。
でも真正面に絶望に向き合わなければとも
思っています。
気持ちの整理がまだぜんぜんついていません。
揺れています。
ただ事実は、もう妻の気持ちは戻らないということです。
これを考えてしまうと、まだ自分のいたらなさや未熟だったところに向き合わなければいけないですね。
といったところで過ごした日が戻ることはあり得ません。
そのことが辛過ぎます。
とりとめもなく書いております。すみません。
まだ直後の状態でして…
これからまだまだ続く気持ちだと思います。

でもブログ見させていただいて、本当に少し救われてます。
夜中、明け方に何度もみています。
ありがとうございます。

また徒然に書き込んでもよいでしょうか。
返信する
じゅんさん (著者)
2012-12-31 12:38:31
じゅんさん、こんにちは。

ほんとうに、辛すぎますよね。

向き合うこと、これはとても大変なことです。
でも、いずれはすべきことでもあります。
進むために。

ただ、逃げるときがあってもいい。
それもあり。
辛くて、どうしようもなく、自分が壊れてしまうとき
向き合うことはできない。
そんなときは、一時避難もあり。

いつでも、なんでも書いてください。
そのための欄です。
私も毎日読んでいますから、
すぐにコメント返していなくても安心ください。
見ています。

誰もが、この辛い絶望の道を歩き、
そして、不可能にも思われた扉を開けています。
私はそんな方をたくさん見てきました。

返信する
Unknown (じゅん)
2013-01-01 00:36:43
本当にありがとうございます。

新年迎えましたね。
開けましておめでとうございます。

年越しはひとり事実と記憶に向かい会おうとし、あまりの動揺で吐きそうになってました。
一時考えないことも必要ですか。
たしかにそうしないと仕事ができませんものね。

でもしっかりと受け止めて、のりこえて行きたいという気持ちだけはあるのです。

苦しむと思います。自分が思っているよりはるかに。
正直、怖いですね。

でも、ブログとアドバイス本当に参考になります。
また書き込みます。ありがとうございます!

返信する
じゅんさん (著者)
2013-01-01 06:17:37
じゅんさん、
年が明けましたね。

コメントありがとうございます。

乗り越えていきたいという気持ち。。。
それに向き合うとき動揺する気持ち。。。
怖いという気持ち。。

そのどれも、もっていい感情ですね。

そしてその感情の動きや、意味を考えていく
ことこそが向き合うことのひとつの作業です。

さあ、これから一緒に進んでいきましょう。
じゅんさんが再起する日まで。
返信する
Unknown (じゅんこ)
2016-08-04 18:49:34
はじめまして。
私は、46歳です。
ある日突然夫が出ていって、離婚届を置いていかれて、現実を受け止められない状態で、4ヶ月が経とうとしています。
何をしていても虚しく、悲しく、周りに責められている気にさえなり、孤独感で押し潰されそうです。
私は、離婚したくないので、離婚回避の為にどうすればいいのか、、、ずっと考え、自分のやれそうなことはやってきました。
でも、涙が溢れて、心が疲れました。
このブログをみて、少しだけ立ち止まりました。
私の気持ちがそのまま書いてあったから。
無理して明るく振る舞って、我慢して日常を過ごしてる。病気で苦しんでる人もいて、私なんて、ただのわがまま。人生を無駄にするなと、誰かに怒られそうな気がする。
だから、ずっと、堪えてます。
ここにコメントできたこと、感謝です。
返信する
じゅんこさん (著者)
2016-08-05 22:57:34
じゅんこさん

そうですか。。つらいね

涙が止まらず、疲れましたね。

耐えて、苦しんできましたね。

歩めるはず、きっと。

またコメントくださいね。
返信する
Unknown (ズッキー)
2020-05-31 12:37:11
こんにちは。
ブログのスタート時の記事から拝読させていただいています。
離婚を切り出されてから一週間、ご飯は少しずつしか食べられず、3kgも痩せてしまいました。36歳という年齢はもっと強いと思っていましたが、「死別と同等」と考えると、この感情もやむを得ないと思ってきました。
まだまだ心労が続いており、ブログの記事がとても支えになっています。

今は流れに身を任せ、感情を押し殺さず、できることだけやっていこうと思います。
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