離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

次の恋愛はおあずけ

2012-03-30 23:11:29 | 日記
こんばんわ。

思わず、刺激的な題名をつけました。

さて、はじめに。私のブログを真面目に読んで下さる方には、

ちょっと大変だとは思うが、バックナンバーから読み返してほしいのです。

なぜなら、離婚後に立ち直るために必要な要素を

しっかりと散りばめているから。

そして、テクニックや、簡単な言葉では難しく、

しっかりと価値観から、物事のとらえ方、考え方から変えていく必要が

あるからなのだ。

一朝一夕には、うまくはいかない。

さて、本題に入るのだが、

あなたが離婚したあとには、

現実の否定から始まり、

不安、適応、孤独、罪悪感、悲嘆、怒り、変化・・・

と必ずしもこの順番とは限らないが、

多くの人がこれらの苦難に直面する。

逆に言えば、

今のあなたがこれらの感情を持っていても

何らおかしいわけではなく、

いたって普通であることに

まず安心していただきたい。

人間である以上、

この孤独というものはとても堪える。

まして、今まで身近に存在を感じていた伴侶が

突然いなくなれば、

これは確実に孤独感につぶされそうになるに違いない。

街ゆく人たち、電車での夫婦やカップル

職場での何気ない家族についての会話

すべてが自分に向けられた言葉であるかのように感じる。

それは死別した場合でも同じことを感じることが

知られている。

そうなると、人間というのは弱いものであるから、

新しいパートナーを見つけたくなるのだ。

もちろん、当分ひとりでいたい!という方は以降読まなくてもいい。

できたら、慰めてほしい。

できたら、そばにいてくれるだけでも助かる。

できたら、話だけでも聞いてほしい。

いっしょにご飯を食べる相手でもいてくれたら。

だから、新しい愛情関係を探すこと、

そしてそこに落ち着くことはとても魅力だ。

やっと自分にも運気が来た。

自分にもまだ生きる道がある。

これも運命だ。シンクロだと感じるかもしれない。

でもちょっと待ってほしい。

心を鬼にして言いたいのだ。

けしてその恋愛や相手がどうこう言うつもりはない。

ただ、まだ今は、

あなたが孤独に耐える必要があるのだ。

単独の人間であるということを学ぶタイミングだ。

あなた自身が誰にも依存しない

単独の人間としての軸を確保するための時間だ。

もし、このプロセスをないがしろにすると、

必ず、似たような問題を引き起こして、

再び、つらい思いをすることになる。

なぜならば、対人関係において、個が確立していない以上

問題が起こるのは必然だからだ。

そして、これは朗報かもしれない。

けして、恋愛をしてはいけないと言ってはいないということだ。

大いに恋をしていい。

異性に興味があるなら、まだ正常だ。

だが、いきなり性的な関係まで深い付き合いはしないほうがいい。

いきなり、距離を縮めた瞬間に、

そのときはきっと盛り上がり、良いかもしれないが、

依存関係に陥ることになる。

この依存こそが、大きな問題を秘めている。

だから、恋をしても、まずは友人として付き合おう。

異性であっても、友人関係は可能だし、親友にもなれる。

適切な距離を保てることも、単独の人間の成熟として大切だ。

ここで欲を出して、早く身近な関係になりたいとか、

ずっと一緒にいたいとか、

どうにかして、パートナーになりたいという

コントロールをしようとした時点で、

あなたは依存関係に突入していく。

恐ろしいことに、そのことにあなたは気づかない。

昔から、恋は盲目というように、そうできている。

そしていつも言うように、

人生の流れに身を任せれば、もしその相手が将来の大切なパートナーであれば、

けして離れていくことはない。

かならずその時期が来れば、もっとも自然な形で人生を歩むことになる。

まずは、多くの人と男女問わずに交流し、

邪心を捨てて、自我を捨てて、

これからの人生で大切にしていきたいと思える人間関係の構築を目指そう。

そしてそれができたとき、

はじめて、あなたに最適なパートナーに気づけるであろう。

それは今も知っている身近な存在の人かもしれないし、

まだ会っていない人かもしれないが、

必ず出会うことになる。
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1 コメント

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Unknown (behonestasmyself)
2021-09-02 16:33:46
あちこちにコメントしてしまって
ご負担おかけ致します

>人生の流れに身を任せれば、もしその相手が将来の大切なパートナーであれば、

>けして離れていくことはない。

このお言葉を、必死に自分に言い聞かせています

まだ直接お会いしたこともなく、住む場所も年齢も家族構成も、なにも知らない方に…
心を奪われていて

相手のことを知りたい!
親密になりたい!

という想いを、必死に抑えています

冷静になると、その強い想いの先には、やはり相手や状況をコントロールしようとする我が意思を感じます。

今回の苦しみから何を学んだのか、
ものすごく試されています。

著者様の仰ることが真実であると、私も感じています。
そういう相手なら、自ずとそうなる。
そうならない相手なら、なにをしようとそうなることはなく、それを、想いの強さでコントロールして、強引にすすめれば、
やはりその先には、同じことの繰り返しが待っていると、信じます。

他の記事でおっしゃられていること、たしか「同じことをして、違う結果を求めるのは違う」というようなお言葉、それと併せて…

これまで苦しんできたことの学びを、またあらたに、試練として試されているような思いです。
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