離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

感覚優先

2018-09-19 00:00:01 | 日記
私が離婚前後で大きく変化したことのひとつに

感覚優先に生きることを決めたことがある。

20代のとき、受験やら、小さい挫折はあったが、

結果的には、大手企業に入ることもできたし、

やりたい仕事にもついた。

理屈っぽいということはないけれども、

効率や合理的な考えは好きだったし、

何よりも勉強して、仕事もがんばって、

将来、家族と〇〇のように過ごしたいという想いで

頑張っていた。

だが、離婚を境に、自分の力ではどうにもならないこと、

ありえないと思うようなことが自分に起こること

ボロボロななかで、仕事も成果を上げられず、

これまで理想とした仕事からは離れていった。

同期からも遅れ、自分の力が出せなかった。

一方で、カウンセリングや心理学、人間そのものを学び、

宗教を通して、生き方を学んだ。

もともと哲学も好きだったし、今では必然だと思える。

そうやっていくうちに、

計画することや、理屈も大切だけど、

自分の人生は自分の感覚を軸に生きていきたいと思うようになった。

世間の常識、慣習、親の考え、周囲の考え、

それはそれで大切なこともあるけれども、

そのとき、自分がどう動きたいか、

そして自分で責任をとるということを基本としている。

結婚も離婚も、当時は親の意見も聞いたし、世間の常識というものも考えた。

だが、結局、人生で辛い想いの責任をとるのは自分自身であり、

だれも代わってくれない。

私自身が自分の判断で行動してこそ責任がとれる。

そうしている人には、当然かもしれないし、あえて偉そうに言うことではないかもしれないが、

感覚を中心に生きるようになって、楽になった。

少なくとも、自分の感覚にはYES と言っているのだから、

覚悟が決まる。

感覚に従って、うまくいかないことはあるけれども、

実際には失敗ではなくて、それも大切な学びだったりする。

あなたにどうしてほしいと言うつもりはないし、

それぞれの個性がある。

言い方はおかしいし、不謹慎と言われるかもしれないが、

せっかく離婚という、人生でトップ3に入るくらいの辛い状況、

ストレスを受けたのだから、

それを経験していないような人と同じ生き方、習慣ならもったいない。

私はそう思った。

苦しい経験を越えてきたのだから、

変化しないともったいない。

そして、さらに継続して、変化していきたいと。

離婚前と後、苦しみの間には考える余裕はないかもしれない、

でも、前後で人生を一度区切るくらいの勢いがないと

乗り越えていけないものかもしれない。





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