いやーっ、凄いビジネスクラブのセミナーでありました。
年々手応えと熱気を感じるようになっておりましたが、昨日のセミナーは特に素晴らしいものでありました。
メインとなるご講演は、「建設業の異業種分野への転換事例」を実体験を踏まえて、佐世保市の地場ゼネコン「堀内組」の吉井室長さまにお話して頂きました。
「アルカス佐世保」の建物を施工されるほどの大手建設業者さんなのに、社員250名のリストラをしなくて済むような
異業種分野への進出を、まだ体力のあるうちにということで、少しは関連もあろうと、農業分野を手がけられたまでは良かったのですが・・・・・、
それからというものはご苦労の連続で、いかに無農薬農法が難しいことなのかを、収穫率5%という惨憺たる結果で思い知ることになられたのでした。
しかし問題はこれから・・・
つまり失敗を糧とするか否かなのです。
勝者と敗者の分水嶺がここに・・・・・。
それを打破されたのが、付加価値の高い果実分野に特化するという企業戦略でした。
その間のことは私のブログのアーカイブをどうぞ
今は小豆島のオリーブに学べとばかりに、長崎県でオリーブの栽培に頑張っておられますが、実質10年、最低でも6年はかかるという、まさに長期的な視野に立った農商工連携を目指しておられるのでございます。
その企画とプロデュースをなさったのが吉井室長さん・・・実は親和銀行の支店長をなされていたという、レッキとしたOBさんなのであります。
金融マンとしての一つの鑑ではないかと、尊敬すると同時に、
吉井さんのライフワークの果実が、オリーブの果実として立派に実ることを祈らずにはいれません。
東京ビジネスサミットから収集してきた山のような膨大な最先端のビジネス情報は、大切に分類して、一つ一つをファイルして、まるで宝物のように取り扱い、セミナー参加者の皆様に閲覧して頂きました。
先日の北九州ので開催された「ひびしんビジネスフェア」の資料もちゃんと閲覧して頂きましたよ。
谷石理事長さん、福岡ひびき信用金庫の皆さんの想いが、ここ武雄でもちゃんと花開いているのです。
さて、ちょっと長くなりますので、続きはのちほど・・・・。