郵政民営化改革法案のひどさに憤慨して、多少過激なブログを綴った途端に、鳩山総理が突然辞任してしまった。
むべなるかな・・・ではある。
ついでに小鳩仲間の小沢一郎先生も幹事長を辞任。
二人とも志半ばとはいうものの、辞めてすっきりの口であろう。
政治家に求められる資質が喧伝されているが、それはまさに
無為不待の心ではあるまいか。
選挙のための政策なんかではなく、本当に国家と民のために、誰が見ていようが、見ていまいが、信念に基づいて、ただ咲ききるのみの潔さが最も求められている。
安倍・福田・麻生・鳩山、ここ4年で四人もの総理大臣が替わるのだから、この国の政治家はあきらかに狂っている。
党利党略に明け暮れていて、お互いの政党の悪口ばかりの構図にはもう、うんざりなんである。
どうして「オール日本」のスタンスが取れないのだろう。
いい大人の政治家センセイの皆さんが、どうして徹底的に国民目線で、質の高い議論ができないのだろうか。
自民党も民主党も日本の政党すべてが、どこかおかしい。
政党政治の品質が落ちているのか。
人間力が落ちてきているのか。
それは私達の選択の結果ではあるが、選択肢の質の問題でもありそうである。
例え菅氏が首相になったとて、そうたいしたことは期待できそうにない。
つまりは政治に期待するというよりかは、私達国民一人一人がしっかりする以外になさそうである。
何をして貰うのかではなく、私たちが何をすべきなのかだ。
もう夏だというのに、冷たい湖面の水の上で強風に揺られながらも懸命に咲く睡蓮の花に学びたいものである。
水の中では信念という根っ子が花を支えているんである。
そんな想いもあって、ブログの衣替えを蓮の花に替えてみた。
国会でガチャガチャやってる間にも、国民は不況の下で喘いでいるというのに・・・・。
誰も見てくれる人がいなくても、美しい花を咲かせる政治家はいないのだろうか。
そんな救世主が現れ出ずることを、今ほど待たれることはない。