風竿の「人生の達人」烈伝

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石破茂吠える。許すまじ暴挙は民主党

2010年05月31日 23時59分59秒 | 風竿日記

もう腹に据えかねていることがある。

この難しくも厳しい世の中での民主党の暴挙

とうとう今夜、今頃は郵政民営化改革法案を衆院通過させていることだろう。

例の総務委員会で5時間40分で強行採決した法案である。

先の小泉強引改革ですら100時間あまりをかけて議論した郵政民営化法案の大幅なモデルチェンジを、議論なきまま強行採決してしまった暴挙。

議論するということは、国民に説明責任を果たすということなのに自民党ですら、ここまではえげつなくやらなかったことを、平気でやってのけた。

名古屋で小沢一郎が全国郵便局長会の総会で、列席者にひれ伏し夏の参院選挙での協力をお願いするのとバーターで約束した今国会中の成立案件だったからであるのは明々白々だ。

もう自民党ではこの国はダメになるとばかりに、昨年の夏民主党を応援してきた私がバカだったから仕方が無いんである。

これで郵貯は国民から貯金を吸い上げまくり、原口一博総務大臣の腹案にあるとおり、また財政等融資的な仕組みでヘンな運用を繰り返し、そのツケはしっかり国民が背負うことになるのは間違いない。

だって国が株式を保有して、バックについている金融機関なのだから、すぐに貯金高は200兆円を超える事になるだろう。

前回の預入限度額の引き上げ(700万円から1000万円)の時ですら14%も貯金高が伸びたのだから、今回は1000万から2000万円に倍増、ざっとみても、30%は伸びる計算になる。

因みに民間金融機関には預入限度額というものはないが、その分ペイオフによる預金保険機構の補償限度額1000万円という事実上の縛りがある。

民間金融機関から預金が郵便局に流れ込むと、中小企業に融資する原資に影響がでることにならないのだろうか。

そしてこのことをもってして、官の民に対する圧迫といわずして何と云うのだろうか・・・・。

会場の武雄市文化会館大ホールを埋め尽くしたたくさんの聴衆が民主党政権への不満と怒りを象徴しているのだ。

ということで、参院選立候補予定者の応援で武雄に来られていた石破茂自民党政調会長に直訴することにした。

この政治家はけして嘘をつかない。その場繕いをする坊ちゃん首相とは一線を画するお方と、ひそかに尊敬していた。

元銀行マンだというのも好感がもてる。こんな人が日本の首相にとかねてより思っていた意中の人物。国防にも農政にも、金融にも強い。

その石破茂先生と舞台の袖で、10分間も地域金融機関の現状を切々と訴えた。

自民党もかっては数の横暴を決め込んだ政党ではあるから、イマイチ信用が出来ないところもあるが、少なくとも話は聞いてくれたものだ。

今の金まみれ、嘘まみれの2トップ民主党よりかは、数段マシなんである。

事業仕分けで散々官から民へと格好の良いことばかり言っておきながら、郵政民営化改革法案ではまったく時代に逆行したことを平然とやってのけたのだから、この政党は鳩山内閣ではなく、サギ山内閣を有するどうしようもない政党なのだ。

高齢化社会が進行する中、子育てを自前で必死になってやってきた中高年は、子供手当ての恩恵に浴することなく、却って扶養控除など切り捨てられて実質負担増となる。

やっと子育ても終わり、今から一息つこうというのに、またぞろ税金負担増で苦しめられるのだ。

坊ちゃん育ちでお金持ちで、人は好いかもしれないが、諸外国からまでも馬鹿にされている首相の元で日本国は発展する筈がないんである。

無所属の樋渡市長も、自民党参議院候補者の応援にかけつけた。自民党は「いい加減である。」・・・いい・加減に寛容であるとの自説を展開・・・・上手いことをいう。

そして我らの兄貴分、石丸博元県会議長も登壇、自民党への支持を訴える。

 

この好男子が「福岡たかまろ立候補予定候補」甥っ子が関係企業にお世話になっているので、ちゃんとご挨拶をした世渡り上手の私なんである。

皆さん考えて下さい・・・誰が国会議員として相応しいのか・・・

木須社長さんの檄が飛んで頑張ろうコールで会は閉じられた。

今夏の参院選、恐らく民主党は大敗するであろう。

驕れる平家は久しからずや・・・・。せっかく政権交代したのに、勿体無い話ではある。