奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その978)

2019-04-29 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「ド文系大国日本の盲点~反日プロパガンダはデータですべて論破できる(高橋洋一著・三交社2019刊)」を読んだ。高橋洋一(たかはしよういち1955生れ)氏は、東大(理学部数学科/経済学部経済学科)卒で、1980年大蔵省に入省した。プリンストン大学研究員、内閣参事官など要職歴任後、2008年退官した。現在は嘉悦大学教授である。-----

「ド文系大国日本の盲点」は、文系さらには体育会系の人士が大嫌いな高橋洋一氏が、名指しでなくて文系や体育会系の悪口を論理的に煎じつめて書いてくれている。頭脳が筋肉でできている人は一番嫌いだそうである。-----

文系の人は議論好きで直ぐに感情的になり、理屈を考えようとしないのもダメな処であるし、人の考えを理解することが出来ないとしか考えられないとまで書いている。時々、実名が登場する中に、元通産官僚の古賀茂明(1955~)氏や、経済学者・浜矩子(1952~)女史が登場するが、典型的な文系の知識人であると云う。-----

高橋洋一氏は、数字で論理的に物事は判断すべきだと考えているが、多くの文系の人は感情が先に立ち、実状を理解しないし、分かってくれないと云う。そして、この凄まじい世の中を文系の人はよく生きて行けるものだなと感心するそうである。巻末の節では“学歴が低すぎる日本のジャーナリスト”として、これだから官僚にマスコミはコントロールされてしまうのだと嘆いている。

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