21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

食糧完全自給を達成するには

2006年12月23日 13時37分03秒 | Weblog
食糧完全自給を達成するには、まず太陽電池・風力発電・波力発電技術の発展が必要不可欠だ。化石燃料・原子力燃料の輸入を止め、エネルギーの自給が達成できなければ、「食糧の自給」等と言う夢は見る事はできないが、今の日本の科学技術ではまだ効率的に発電するはできない。まぁ、開発に少なくとも後50年以上はかかるだろうが、非効率的な技術を使うほど無駄な事もない。

 波力発電機の効率を上げ海に浮かべ日本を囲んでしまえばよい。そしてその上に、風力発電の風車も備え付ければ良い。狭い日本で地面の上に風車を建てるのは土地の無駄だ。さらに、太陽電池を全ての建物の上/海岸線に備え付ける。煙害に遭う土地はどうせ農業には利用できない。できれば、建物の光熱利用量を減らす為に全ての物は地下に移動するべきだ。土の中ならば空気中に比べ気温の変化が少ないため快適に過ごせる上に、都市部の地表を全て太陽発電所として利用できる。
 地球温暖化が進んでいるのはいい兆候だ。地球のの平均気温はあと10度ほど上がるべきだろう。何と言っても、日本の食の大部分を支えているのは、日本海側の米所と北海道だから、冬場は雪に閉ざされてしまって、現在「二毛・二期作」等と言う夢を見る事はできない。しかし、後10度ほど気温が上がってくれればそれも可能になる。

 まぁ、日本国内で十分なエネルギーを生産できるようになれば、100階建て以上のビルを幾つも建てて、人口太陽を使い、水を循環させ、その中で農業を行えば良い。そうすれば、同じ広さの土地で何倍もの収穫を期待できるし、「異常気象」で生産が不安定化する事もなければ、害虫に収穫を台無しにされる事もない。
 要は、日本で食糧の完全自給を達成するのは、月で食糧の完全自給を達成するのと同じぐらい難しい。(それでも、私はきっとできると信じている)