自由に気まま生活

自由に気ままな生活を送るのが目標

田牧大和 『甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺』

2016年08月15日 | 読書

田牧大和 『甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺』



父の残した味を守る菓子職人の兄、晴太郎と、商才に長けた弟の幸次郎の二人が主人公。
舞台は江戸の菓子司、藍千堂。

二人は父親が営んでいた百瀬屋を、両親の死後、叔父から追い出されてしまう。
その後、職人の茂市と共に、藍千堂を開いている。
叔父の執拗な嫌がらせにも負けず、二人はお互いに補いながら、店を守っていく。


面白かった。
初作家さんでした。

主人公二人も性格は違うけれど、とても魅力的に描かれているのに加えて、
他に薬種問屋の伊勢屋、同心の岡もさりげなくだが、二人を助ける様がいいです。

なにより、和菓子の描写がとっても美味しそうでした。

最初に出てきた、美味しい柏餅が食べたいなぁ。

続編あるのかな?
是非読みたいです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿