自由に気まま生活

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万城目学 『とっぴんぱらりの風太郎 上・下』

2018年09月17日 | 読書

万城目学 『とっぴんぱらりの風太郎 上・下』

 


時代は、関ヶ原の戦いが終わり、豊臣から徳川に変わろうとする頃。

伊賀で忍びだった風太郎は、あるしくじりによって伊賀を追い出されてしまい、
京で”ニート”になってしまう。
ダラダラと過ごしながら、瓢箪を作ることになったりするのだが、
次々とやっかいな出来事に巻き込まれていく。
そして、忍びに戻りたかったはずなのに、違和感を覚えていく。

面白かったですが、初めはちょっと話に入り込めなくて、時間がかかりました。
おまけにすごいボリュームです。
けれど、下巻以降、怒涛の展開でさくさくと読み進めました。

奇想天外なのは、万城目作品には付き物ですが、
ラストはホロリときました。

読み終えた時は気づかなかったのですが、
これが、あの作品へと繋がっていくと知って、
本当だ~と驚きました。
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高田郁『みをつくし料理帖 特別巻 花だより』

2018年09月14日 | 読書

高田郁『みをつくし料理帖 特別巻 花だより』



シリーズは完結しましたが、久しぶりに特別巻を読むことが出来ました。

江戸にある「つる家」で料理人として働いていた澪は、夫となった医師の源斉とともに故郷である大坂へ戻った後のお話。
短編4作です。

大好きなシリーズだったので、特別巻の存在を知った時は、嬉しかった~

「つる家」の主人の種市が大坂の澪に会いに行こうとするお話には笑えました。

澪の想い人だった小松原のその後のお話が読めるとは思っていなかったので、
良かった。

あさひ太夫だった野江のその後の大坂での新しい生活のお話。
澪との会話に、こんな日がくるとは、と嬉しくなりました。

そして、澪と源斉夫婦の試練を乗り越えて絆を深めていくお話でした。

どうやらこれで本当に終わりのようです。
素敵な物語でした。
もう一度シリーズを読み直して、この世界に浸りたいなぁ。

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中山七里 『テミスの剣』

2018年09月11日 | 読書

中山七里 『テミスの剣』




不動産屋で夫婦二人が何者かに刺殺されているのが発見される。
捜査上に一人の青年が容疑者として浮かび上がり、強引な取調べで自白する。
そして、死刑判決を受けた青年は自殺してしまう。

数年後、取調べをしていた担当刑事の渡瀬は、真犯人を見つけたことにより
苦悩する・・

面白かった!
少し前に読んだ「静おばあちゃんにおまかせ」に出てきた
静おばあちゃんが裁判官を辞めるきっかけとなった事件のお話です。

冤罪がテーマ。
なので、事件は重いです。
あってはならない事件です。
読んでいて、辛くなりました。

それでも、二度と間違えないと誓った、渡瀬の奮闘がいい。

読みごたえ抜群で、一気に読めました。
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碧野圭 『書店ガール6』

2018年09月09日 | 読書

碧野圭 『書店ガール6』



書店を舞台としたお話で、前作に続き、
駅ナカの書店の店長になった宮崎彩加と、
編集者の小幡伸光の話が交互に展開していきます。

彩加は駅ナカの小さな書店ながら、フェアを展開したりして、店長として軌道に乗り始めたと思っていたところ
突然閉店を告げられてしまい、お店のこと、お店で働いているバイトの子達、そして自分のすべきことを考えると苦悩する。

小幡は、担当の作品のアニメ化が決まり、奮闘するのだが、トラブルが続き、
ストレスを感じるようになる。

面白かったです。
書店が絡むお話、好きです。
特にこのシリーズは、巻が進むにつれて面白くなっています。

原作がドラマ化&アニメ化することって、想像以上に大変なんだというのが分かりました。
確かに好きな原作が映像化されて、思っているのと違っていたら、
不平不満を感じますねぇ。

そして、書店の閉店はよく聞く話です。

私が普段利用している駅にある書店(駅中ではないです)も、閉店しました。
今は別の大きなチェーン店の書店が営業しているのですが、
私は前のお店の方が好きでした。

本の配置の仕方が私の好みでした。
文章にはしにくいのですが、とっても見やすかったです。
近いので、そのお店はよく立ち寄るのですが、なーーんか違うのを感じました。

彩加は新しい道を見つけます。
続きも楽しみです。
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大山 & 蒜山

2018年09月08日 | 国内おでかけ

最近は、備忘録的に、読書のみアップしていて、他のことはあまりアップしてませんでした…

お盆の時期に、避暑を求めて、大山&蒜山に行ったことを、やっと載せれます…
(というか、やっとヤル気になった??)

大山



凛々しいですね~

大山寺と大神山神社 奥宮を訪れました。

駐車場から参道を歩いていくと、右手に大山寺



左手に大神山神社 奥宮へと向かう参道が続きます。



まず、大神山神社へ。

長ーい石畳の坂道の参道を歩きます。



すごく歩きにくいので、歩きやすい靴が必須です。

700mの参道なので、避暑目的でしたが、なんとなく涼しいのだけれど、
これだけ歩けば、暑いです(当たり前)



最後の階段を上れば、社殿。

社殿の奥の方から、大山へと登る登山道があり、登山の人たちをたくさん見かけました。

神社から大山寺へ



もうこの辺りは暑かった~

下って、開けた駐車場あたりに戻ってくると、風が通って、涼しい~



ここでかき氷を食べました。

蒜山に移動して、



ジンギスカンを食べました。

道の駅の近くには、ヒマワリ畑。



高速道路から蒜山高原。



ここでソフトクリームを食べて、帰ってきました~
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瀧羽麻子 『ぱりぱり』

2018年09月05日 | 読書

瀧羽麻子 『ぱりぱり』



17歳で詩人としてデビューした菫の周りの人たちから見た、菫のお話。

菫の妹
菫の担当の編集者
菫と同じアパートに住む大学生
菫の才能を見出した高校教師
菫の元同級生
菫の母親

彼らが見た菫が描かれていて、読み続けていくと、菫という人物が見えてきます。
色んな角度で見れて、面白い。

共通はちょっと変わった女の子。
友達になるのは難しいと思わせるのだが、悪意は全くなく、自然体。
徐々に心に残る存在になっています。

とても良かったです。
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台風・・・

2018年09月04日 | 日々

台風は夕方過ぎ去りました。

2週間前の時から連続で直撃コースでした。
この辺りは、あまり台風が来ないので、ここまでくるのは珍しいです。

今日は、10時代ぐらいには電車が止まるのが分かっていたので、
出社しなくてもいいと言われていたのですが、
真面目な私は(?)、1時間ぐらい仕事して帰ってきました。
これで、明日はちょっと楽に仕事ができるかな??

同僚と、今年はイロイロあるねぇ・・と話してました。

地震、大雨、そして、台風の多さ。

異常気象をとても感じる一年です。

被害がこれ以上大きくならなければいいのですが・・
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朝井まかて 『藪医 ふらここ堂』

2018年08月22日 | 読書

朝井まかて 『藪医 ふらここ堂』



江戸の子供専門の医院「ふらここ堂」が舞台。
小児医の天野三哲は、朝寝坊をし、患者を待たせるだけでなく、
面倒なことになると、逃げ出すことも多い。

周りからは「藪のふらここ堂」と言われる始末。

「ふらここ」とは、ブランコのこと。
庭にふらここがあるから、そう呼ばれている。

ヤブといわれつつ、実はすごい医師?とちょっぴり思っていたら、
やはりそうでした・・

そんな三哲や娘のおゆんを中心に、個性的な人たちをまきこんだ騒動ややりとりが描かれています。

面白かったです。
江戸の医療・暮らしを興味深く読みました。

江戸時代の医療とて、現代に通じるものがあると感じました。

三哲の過去は少し出てきますが、もっと知りたいかも。
後、続編があれば読みたい。
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中山七里 『静おばあちゃんにおまかせ』

2018年08月21日 | 読書

中山七里 『静おばあちゃんにおまかせ』



警視庁一課の葛城は、普通の刑事。
恋人の円に助けられながら、事件を解決していくのだが、
その背景には円の祖母、静おばあちゃんがいて、元裁判官なのだ。

五話からなる連作短編です。

設定にちょっと無理があるなぁ、と思いながら読み続けたのですが、
お話は面白いので、するする読めました。

静おばあちゃんの法律の話が興味深く、そして重い。
それが良かったです。

大どんでん返しの中山七里さん。
今回は、いままでとは違う驚きがありました。
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湊かなえ 『山女日記』

2018年08月07日 | 読書

湊かなえ 『山女日記』



様々な悩みを抱えた女性たちが主人公。
彼女たちが、登山を通して人生や悩みを見つめ直していく連作短編。

面白かったです。
おまけに、ドロドロ話ではなく、読後感が良かった~
読み終えると、前向きな気持ちになれるのが伝わってきました。

結婚、仕事、家族に悩み、山に登る。
山に登ることで、悩みが解決するわけではないのだけれど、
自分の人生を見つめなおす姿がいいです。

そして、あるあるかもしれませんが、山に登りたくなります。
ここで描写されている景色を感じてみたい。
でも、難しいなぁ。

湊かなえさん自身が実際に登った山が舞台になっているようです。
ちょっと登山に憧れます。
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池井戸潤 『民王』

2018年08月04日 | 読書

池井戸潤 『民王』



何故か体が入れ替わった総理大臣の父・武藤泰山と大学生の息子・翔が、
互いの仕事や生活を入れ替わった状態で過ごすことになる。

漢字に弱い翔は、国会答弁で苦戦し、
父親の泰山は、就職の面接に挑むのだが、弁が立つからか失敗が続く。

体が入れ替わってしまった原因を探りながら、どうにか難題をこなしていく二人が描かれています。

面白かったです。
今までとはちょっぴり違ったテイストのお話。
痛快なのは、同じです。

設定は特殊ですが、政治の中身は現実的に感じました。
さすが、池井戸さんですね。

原作を読んだら、ドラマが観たくなりました。
再放送ないかなぁ。
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東野圭吾 『ラプラスの魔女』

2018年07月12日 | 読書

東野圭吾 『ラプラスの魔女』



とある温泉地で、映画プロデューサーの死亡事故が発生した。
突然噴出した硫化水素でガス中毒死したのだ。

事故調査を依頼された青江教授が事故現場で、不思議な若い女性・円華と出会う。
そして、別の温泉地で起きた硫化水素の死亡事故現場でも、円華と再会し、
事故の真相を聞こうと青江に近づいてきた。

何故彼女は、事件のことを聞こうとするのか・・

面白かったです。
序盤はなかなか話に入り込めなかったのですが、読み進めて、事件の詳細が分かってくると
面白さが出てきました~

物理・科学が織り込んである、流石東野作品です。
まあ、私はあまり理解出来ずに、読み進めましたが、楽しめました!

実際、こういうことが出来たらすごいけれど(ネタバレなので書けませんが)
怖いし、出来ないほうがいいですね。

どうやらサイドストーリー(かな?)「魔女の胎動」があるようですね。
楽しみです。

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雨・雨・雨

2018年07月06日 | 日々

ずーーーーーと、雨が降り続いています

2日前(かな?)途切れることなく、降っているような…

避難準備の緊急速報には、その都度ビックリしてます


今朝は、マンションのエレベーターが漏水の為に停止。
13階から階段で降りて、出勤しました。

電車は、各駅停車の電車のみの運行。
前日から分かっていたので、覚悟して電車に乗り込んだのですが、いつもより乗客が少なかったです。
ちょっとひょうしぬけ。
他の私鉄を利用しているのか、お休みなのかな。

仕事が終わったら、実家に帰るつもりで荷物を持って、会社に行ったのですが、
電車は実家までは不通。

1時間ぐらい早く仕事を終えて、新幹線で帰ってきたのですが、
その時もちょうど不通の時で、再会まで少々待ちました。

今もかなり雨が降っています。

ニュースを見ていると、怖いなぁ。

さて、日曜日に神戸に帰りますが、マンションのエレベーターは復活しているのでしょうか?

電車の運行も気になりなるなぁ。

早く雨が止みますように。
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有川浩 『明日の子供たち』

2018年07月02日 | 読書

有川浩 『明日の子供たち』



児童養護施設「あしたの家」が舞台。

新人の職員として転職してきた三田村が児童指導職員として「あしたの家」に着任するところから
お話が始まります。

先輩職員の和泉に指導を受けながら、子どもたちと向き合っていく。
「かわいそう」とか「あらゆることにサポート」と思っていたのだが、
それが間違いだったと、すぐに気づく三田村。

児童養護施設で暮らす子供たち、働く職員たちの様子が描かれています。

とても良かったです。

児童養護施設のことはもちろん知っているけれど、それだけ。

親と離れて暮らすことになって、かわいそう。

それが間違い。
離れて暮らすことによって、普通の日々が過ごせて幸せになれた子供たちがいるのです。

無知って、人を傷つけることがあるんですね。
そして、本を読むことだけで、知識がつくのはもちろん、自分の糧にもなることが改めて感じました。

解説を読んで、有川さんがこのお話を書くようになった経緯が分かります。
この解説にも感動~

いい本に巡り合えました。
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宮部みゆき 『チヨ子』

2018年06月25日 | 読書

宮部みゆき 『チヨ子』



ホラー&ファンタジーの5作を収録された短編集。

好きなのは、表題作の「チヨ子」。

大学生の主人公がスーパーのアルバイトで、
ピンクのうさぎの着ぐるみをかぶることになり、着ぐるみの中から外をのぞくと、
見える人たちがぬいぐるみやガンダムなどのキャラクターに見えてしまう・・

なんとなくホラーかと思っていたのですが、ノスタルジーを感じるファンタジーで
いい意味で裏切られました。

他は、小学生の時殺された幼馴染を思い出す「雪娘」。
今、暑い季節だけど、ゾクリとしました・・
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