自由に気まま生活

自由に気ままな生活を送るのが目標

最上山公園もみじ山

2011年11月27日 | 国内おでかけ

先週末、紅葉狩りに行こうと予定していましたが、
雨のために今週末に延期となりました。

快晴
気持ちのいい、一日でした。

兵庫県丹波市にあるお寺を訪れる予定で、
調べてみると、見ごろを過ぎたようなので、行き先変更。

宍粟市山崎町の最上山公園もみじ山に行ってきました。
駐車場から山を見上げると、赤い木々が見え、テンションが上がりました~

整備はされていますが、ちゃんとスニーカーを用意して、山道を上っていきます。



行って分かったことですが、最上山公園の一部にたくさんのもみじが植えられていて、
そこをもみじ山と言うようです。



ここがもみじ山の頂上あたり


日本だけでなく、スイスやカナダなど世界各国のカエデが植栽されていると聞いていたんですが、
説明書きがなかったので、分かりませんでした…



例年より、色づきは悪いとは聞いていましたが、
それでも満足でした~



もみじ山からもっと上っていくと、所々に公園があり、遊具等もあります。
もっと上ると城跡もあるようですが、健脚コースなので、無理でした。

それでも、たくさん歩いたので、お腹がペコペコ。

昼食は、この最上山公園から30分程(もっとかな?)離れた福知渓谷まで行って、
栗釜飯を頂きました~



火が消える約5分ほどの間、いい香りがして、待ちきれませんでした~

福知渓谷の紅葉は、すでに見頃は過ぎていました。



ここは気温がぐんと下がって、とても寒かったです。

来年はもっと美しい紅葉が見れたらいいですね。

三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』

2011年11月26日 | 読書

三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』



鎌倉にある古本屋「ビブリア古書堂」が舞台で、古書を使ったミステリー。
店主は人見知りが激しいが、本のこと、特に古書のこととなると饒舌になる篠川栞子。
店員は本が好きだけど、ある事情で本が読めない体質をもつ五浦大輔。
まだ店員ではない大輔がとある本を持って、ビブリア古書堂を訪れることから話が始まります。

面白い!
古書がもつ歴史やまつわる謎や秘密を上手く利用していて、面白い~

4作からなる連続短編で、各話に本が登場します。
もう普通では手に入らない本もあり、聞いたことがない文庫名が出てきて、
それも興味深い。
古書に関するうんちくが描かれていて、勉強になりました。

次巻も刊行されているようなので、読みます~

フランス旅行 五日目 オーヴェル・シュル・オワーズ

2011年11月24日 | フランス旅行2011

予定外にオペラ座の見学に入ってしまい、
予定していたオーヴェル・シュル・オワーズに行くのがちょっと面倒になってしまいました。

しかし、モビリスという乗り放題のチケットを
オーヴェル・シュル・オワーズをカバーしているゾーンまで購入済みで、すでに使用中。
遅くなったけど、行くしかない!

というわけで、パリ・北駅から一度の乗り換えで、オーヴェル・シュル・オワーズへ。
サン・ラザール駅からも行くことが出来、帰りはサン・ラザール駅へ戻ってきました。

オーヴェル・シュル・オワーズは、画家ゴッホ終焉の地。
ゴッホはこの地に65日間のみ住んだだけなのに、
自ら命を絶つまで70点もの作品をここで残したそうです。

ゴッホの家(ラヴー亭)


ゴッホが自殺するまで住んでいた下宿。
今は1階がレストランとして営業されています。
ゴッホの部屋の見学が出来るのですが、私が行った時は開いてませんでした…
ここまで来て・・・

観光案内所で日本語で書いてある地図を50セントで買った際に、
この道を歩いてね
こっちに歩いてはダメよ
と蛍光ペンで記してもらったのに、道を間違えました。
地図を見間違えたのか!?
と思ったけれど、他の人も間違えてました。
余分な道をかなり歩いて、それだけで疲れましたー
地図がおかしい、と今でも思っています。

迷ってなかなか辿りつけなかった、オーヴェル城。


ゴッホはこのお城の裏で、自殺を図ったのではないかと言われているそうです。
でも、死にきれず、自力で自宅まで戻り(かなり距離があります!!)、
2日間苦しんで、亡くなったそうです。

オーヴェル・シュル・オワーズでは、画家たちが描いた場所には、その絵の複製のパネルが置いていました。
このように

 
オーヴェルの階段

そして、一番見たかった
 
オーヴェルの教会
オルセー美術館でこの作品を見ました。

このノートルダム教会の側の坂道を上っていくと、
平原が広がっていました。



この道を行くと、ゴッホの墓がありました。
隣には、弟テオが眠っています。
テオは生涯ゴッホを援助し続けて、ゴッホが亡くなると、追うようにしてテオも亡くなったそうです。

私が見たオーヴェル・シュル・オワーズは、ごくごく一部でした。
地図をよーく見てみると、歩いてでは無理でした。
今回歩いた3倍以上歩く必要があるような感じでした。

どこかで見たゴッホ像


ゴッホは特に好きな画家ではないのですが、描かれた場所を辿るのが好きです。
前はモネが晩年過ごしたジヴェルニーを訪れたりもしました。
モネ、好きです。

帰りの電車で、アメリカ人の二人組の女の人と一緒になりました。
五大湖の一つエリー湖の近くに住んでいると言ってました。
後、学生?
って聞かれました…
その前にあったカナダ人夫婦にも学生?と聞かれました・・・
もっと若ければ、嬉しいかもしれないけれど、今となっては、若く見えすぎるのも、微妙です。

フランス旅行 五日目 オペラ・ガルニエ

2011年11月21日 | フランス旅行2011

この日は、リヨンからパリに移動してきましたが、
再び列車に乗って、オーヴェル・シュル・オワーズという町へ行きます。

ホテルを出て、駅に向かって歩いていて、ふと目に入ってきたのが、オペラ座。

今回の旅行で、パリは3度目です。
その度に内部見学で、シャンデリアとシャガールの天井画を見たく、オペラ座を訪れていたんですが、
リハーサル中ということで、劇場内部の見学はずっと叶いませんでした。

それを思い出し、ちょっとオペラ座に寄ってみました。
すると、見れることが分かり、内部見学に入ってしまいました。
翌日や翌々日に入れるかどうか分からないし、
パッと見て、オーヴェル・シュル・オワーズへ向かおうと…
予定外の行動です。

オペラ・ガルニエ



1875年完成。
公募によって選ばれたシャルル・ガルニエが設計し、14年かけて完成。

オペラ座内部

マスカレードのシーン?



ボックス席の扉が開いています。



入ります~



やっと見れた、シャンデリアとシャガールの天井画です!
感無量。

ステージでは、舞台の準備中。
 
ボックス席、座ってみたい~

豪華絢爛ですねー


オペラ座のバルコニーから見たパリの街並み


まっすぐ伸びるオペラ大通りを通り抜けると、ルーブル美術館です。

そして、夜のオペラ・ガルニエ


一日の観光後、足が棒のようでしたが、一日の終わりに再度見に来ました。
うん、満足でした。

東野圭吾 『使命と魂のリミット』

2011年11月19日 | 読書

東野圭吾 『使命と魂のリミット』



研修医の夕紀は、父親を心臓の手術で亡くしていた。
その手術を執刀したのは、研修している病院の権威である西園教授だった。
そして、夕紀はその手術に疑惑を持っていた。
そんななか、病院に「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」
という脅迫状が届いた。

ドラマ化を知って、積読本だったこの作品を読んでみました。
面白かったです。
特に後半の手術シーンや病院で起こった事件はとても臨場感がありました。

もっとドロドロした話かと思いきや、読後感が良く、
絡んだ糸がほどけていく展開が良かった。

夕紀の父親のセリフ
「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ」
私はどうなのだろう?と考えてしまいました。
未だ分かっていません。

ドラマはどうだったのかな?

フランス旅行 五日目 リヨンからパリへ

2011年11月17日 | フランス旅行2011

五日目は、リヨンから最終目的地であるパリへ移動。

前日あったストの影響があったかどうかは、不明。
私が乗る予定の列車は、運行を確認できたので、ホッとしました。

リヨンからパリへの列車のTGVは、日本から予約していました。
この路線は1等車の席を取りました。

1等車だと、大きなスーツケースを置きやすいという理由と、
早くチケットを予約すると、2等車の料金(正規料金?)より安くチケットを購入することが出来るからです。
ただ、払い戻しが出来ないので、リスクがありますが。

1等席は、快適でした~
約2時間の旅は、あっという間でした。

パリ・リヨン駅に到着。
駅は、物々しい雰囲気でした。
警官はいっぱい歩いているし、プラットホームには列車に乗る人たちしか行けないように制限をしていました。
理由はやはり、分からない。

ツアーリストインフォメーションで買いたいのがあったんですが、
探すだけで、一苦労でした。

そして、ホテルへ移動。
今回はオペラの近くのホテルにしました。
色々と便利でした。

パリのホテルは普通というか、狭い部屋だったんですが、
ひとつ嬉しかったのが、夜でも部屋が明るい!
ホテルの多くは間接照明ばかりで、薄暗いんですが、ここは違いました。

ここで、スーツケースを持っての移動が終わるので、ホッとするというか、落ち着きました。

そして、観光へ~


ホテルからの景色。

神永学 『心霊探偵八雲 7 魂の行方』

2011年11月16日 | 読書

神永学 『心霊探偵八雲 7 魂の行方』



赤い左眼をもち、その眼で死者の魂を見ることが出来る八雲が主人公。

八雲の大学の同級生の晴香が教育実習の際の生徒だった真人から、
友達がいなくなった
という助けの連絡が入る。
晴香と八雲は、真人がいる長野へ向い、その友達は神隠しにあったという話を聞く。

前作で八雲の理解者でもあった叔父の一心が亡くなり
(私はそれが結構ショックでした)
どう話が進むのか?と思いました。

そして、八雲の父親の謎も少しずつ明らかになっていきます。

次も楽しみです。

フランス旅行 四日目 リヨン観光

2011年11月15日 | フランス旅行2011

リヨン観光です。
地下鉄に乗って、回りました。

新市街の方の駅で降りて、先ずちょうどお昼だったので、パスタのランチを食べました。
トマトを利用したパスタなんですが、トマトソースではありません。
オイル系で、ショートパスタでした。

新市街を歩いていると、こんなお店を発見!


極度乾燥(しなさい)
Superdry Store

うーん、意味不明。
すごく気になったので、調べてみると、イギリス発のファッションブランドだそうです。
日本人にとってかなり違和感を感じましたが、面白いですね~
日本で展開してるのかな?

新市街から見た旧市街。


ソーヌ川を境に旧市街となります。



新市街から歩いて旧市街に入りました。

サン・ジャン大司教教会


12世紀に建設



教会内部
 


ケーブルカーで、フルヴィエールの丘へ上れます。


駅を出ると、目の前にノートルダム・ド・フルヴィエール・ベジリカ聖堂。


ホテルから見えていた聖堂です。

豪華絢爛な教会内部
 

フルヴィエールの丘から見た、リヨンの街並み


私が宿泊したホテルが、目立っています。

古代ローマ劇場


紀元前43年に建設
円形の劇場で、大きくて写真がうまく撮れませんでした。
色んな角度から撮ったんですが…

疲れたので、目についたケーキ屋さんでケーキを食べました。



ルバーブのタルトです。


日本ではあまり馴染みのないルバーブですが(ルバーブジャムを見たことがあるぐらい)
酸味があって好きです。

後、何の店か分からない店を発見。



お客さんがいなくて入りづらく、判明しませんでした。

これは、新市街のベルクール広場にあるサンテクジュペリ像



星の王子さまの作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、リヨン生まれ。
星の王子さまを読んだことはありますが、難しかったです。

この後は、ホテルに隣接しているショッピングセンターを歩いてみました。
大きなカルフールも入っていて、そこを見ていたら、あっという間に時間が過ぎて、
他のお店を見れませんでした…

出石そば&紅葉

2011年11月13日 | 国内おでかけ

紅葉を観に行こう!
と計画して、決めたのが、兵庫県の出石町。
けれど、紅葉の見ごろには少々早い。
でも、美味しいお蕎麦が食べたくて、出石町へ行ってきました。

早速、お蕎麦を頂きました。



出石皿そばです。

江戸時代中期に、信濃国から但馬国出石藩に国替えとなった仙石氏が、
蕎麦職人を一緒に連れてきたことが出石そばの始まりだそうです。
このように出石焼の小皿に分けて、出すようになったのは昭和30年代だそうです。

お店では、一人前5皿で提供されています。
私たちは、お土産屋さんで一皿分サービス券を貰っていたので、6皿頂きました。
もちろん、一皿単位でも注文可能です。

おつゆのダシに生卵やトロロを入れて、食べました~
美味しかったです。

満腹になったところで、出石町散策です。

辰鼓楼(しんころう)



出石町のシンボルです。
元々辰の刻を知らせる為の太鼓をたたく櫓だったそうですが、
今は時計台として、使用されています。

出石城跡



稲荷神社の鳥居



やはり紅葉はまだでした。



出石町は兵庫県の北部に位置するので、もうちょっと紅いかな?と期待してたんですが。
モミジの木がたくさんあったので、残念でした。
かなり寒い所なんですが、まだまだ暖かいってことですね。

宗鏡寺(すきょうじ)、通称沢庵寺



臨済宗大徳寺派。
荒廃していたこの寺を再興したのが、沢庵和尚。
諸説あるようですが、この沢庵和尚が大根の漬物である沢庵を考えたそうです。

美しい庭園もありました。




出石町を離れた後、但東町にある安国寺のドウダンツツジを観に行きました。



遠くから見たらこんな感じの美しさ。

畳に上がって、左側から寝転がって下から撮ってみてください
とお寺の人に言われて、撮ったのがコレ



モミジとは違う紅葉の美しさを堪能できました。

ここで、丹波栗の焼き栗を食べました。



丹波栗、美味しい~
丹波栗を使ったモンブランって、ありますよね?
家にお土産として持って帰りましたが、母は私の知らぬ間にたくさん食べていました!

高田郁 『小夜しぐれ』 『心星ひとつ』

2011年11月12日 | 読書

高田郁 『小夜しぐれ』 『心星ひとつ』



みをつくし料理帖シリーズ、第五弾及び第六弾。
理由はないのですが、続けて同じ作家さんの作品を読まないようにしています。
たまーに我慢出来ない時があります。
今回がそうでした。

大坂から江戸へ出てきた料理人、澪が主人公。
この2冊で、話がかなり進みました。
澪にとって、激動です。

「小夜しぐれ」の最後の短編では、
まさか、澪の想い人である小松原視点の話があるとは。
小松原と妹の早帆の会話にニヤリでした。

「心星ひとつ」に入り、小松原との関係も進むのですが・・・
人生の大きな岐路に、澪は決めたようですが、ラスト・・・
そうだろうなぁー
そうするしかないようなぁー
と、思うのだけれど、切ない!

どうなるんでしょう?
とうとう最新刊まで追いついてしまったので、待つしかありません…
待ち遠しいなぁ~

「心星ひとつ」に特別付録「みをつくし瓦版」が興味深い。
一番気になっていた、数々の料理。
すべて作者の高田郁さんが考えられているそうです。
凄い!

真山仁 『レッドゾーン 上・下』

2011年11月11日 | 読書

真山仁 『レッドゾーン 上・下』

 


ハゲタカシリーズ、3作目。

日本最大の自動車メーカーであるアカマ自動車が、中国ファンドによる買収の標的にされた。
経営難の企業を買収し、企業再生をいくつも手掛けていた鷲津は、動くのか?

本作も面白かったです。
金融や経済に疎い私でも、話の展開に惹きつけられます。
色んな専門用語はかなり出てくるし、物語上でも説明されていても、
よく分からない流れもあるのですが、それでも面白いと思えるのがすごいです。

特に下巻になるとアカマ自動車への買収の駆け引きが活発になり、
先が気になり、一気読みでした。
前作から気になっていたアランの死の真相ですが、
下巻になるとそのこともすっかり忘れ、ラストに出てきた時は、そうだった!と思うぐらいでした。

今、注目されている中国。
お金に糸目をつけず、無限な力を持ち、不気味な存在として描かれています。
現実味のある話だなーと感心もしています。

最後はニヤリ。
すがすがしさを感じました。

フランス旅行 四日目 リヨン到着

2011年11月10日 | フランス旅行2011

アヌシーからリヨンまで約2時間の旅程。
リヨンも2度目です。
本当はぺルージュというリヨン近郊の町へ行きたいが為に、リヨンに行くことに決めたんですが、
これは最初の飛行機の遅延で、早々と諦めました。
このぺルージュ行きの止めたことによって、旅程の遅れを戻すことにしていました。

リヨン・ペラーシュ駅に到着。
バスを利用した時、バスを降りると、ココどこ?状態になります。
バスでアヌシーに到着した時もそうでした。
リヨンの場合は、駅裏がバス乗り場でした。
なので、駅の中を通り抜けて、駅の表に出てきました。



とても近代的な建物。
そして、人が多い!
そうでした、リヨンはフランス第2の都市。

駅前にはとても大きなショッピングセンターがあります。
そして、私が宿泊したホテルも駅前です。



でも、駅前からこのように↑見えていた(円柱の建物です)のに、近づくとホテルがどこにあるのか分からなくなる状態に…
分かりにくい場所にあるとは知っていたんですが、ショッピングセンターを通って行くと聞いていたので、
ショッピングセンター内に案内があるだろう、と思い込んでいました。
けど、何もない。
まあ、ショッピングセンターをまっすぐ通り抜けたら、ホテルがあるだろう
と思い込んでいたら、通り抜けれない!
元に戻って、もう一度チャレンジ?したけど、分からない…
どうしよう・・・と思っていたら、スーツケースをひっぱりながら歩く私が目立ったのか、
ご夫婦がどうしたの?と話しかけてくれて、連れて行ってくれました。
フランス人、優しい~
本当に、本当に助かりました。
1階から行くことは出来ず、2階に上がって、外に出たらホテルが間近に見えました。
ここに泊まる人たちは、迷わずに着けるのだろうか???(絶対、無理!)

とりあえず着いて良かった…
このホテルのフロントは32階にあり、32階から上に客室があります。
32階より下はオフィスがあるようです。
だからか、ビジネスマンが多いような感じでした。

フロントでカードキーを貰って、上に上がる専用のエレベーター利用して部屋へ移動します。
このエレベーターはカードキーを差し込まないと、エレベーターが動かない仕組みになっていました。

私の部屋は最上階の39階でした。
今回の旅行で一番高い部屋(値段も高さも)なんですが、楽しみにしていました。
それが旧市街ビューの部屋です。



窓を覗き込むと、



アップにしてみると、



奥に見える丘が、リヨン発祥の地であるフルヴィエールの丘。
聖堂やローマ劇場があります。
後ほど、上りました。
その丘のふもとが旧市街。

そして、リヨンの夜景。



眺めのいいホテルでした。

フランス旅行 四日目 フランスはストライキの国・・・

2011年11月08日 | フランス旅行2011

フランス旅行4日目の朝、まだまだ時差の影響で、5時前には起床。
この日は、日の出とともにアヌシー湖を歩き、カフェで朝食をとるか、パン屋でパンを買うなりして、
適当な時間にリヨンに移動する予定でした。
日の出までたっぷりと時間があり、テレビを見ながらゆったりと準備をしていました。

ふとテレビを見ると、メトロの情報、TGVの情報等が流れています。
フランス語だから、?????
でも、なんとなーく察することは出来ます。
GREVE という表示があり、調べると、やっぱり
ストライキ という意味。

がーん!

そうそう、フランスはストライキの国でした。
初めてフランスに行った時、ストライキでエッフェル塔へ上れなかったらしい。
らしいというのは、帰国してから知りました。
なので、影響は全然なかったんですが。
友人は帰国日にメトロのストライキによって、道路は大渋滞になり、
空港まですごく時間がかかったという話とかも聞いたことがありました。

日本にいる時、トラブル情報を色々よんでいて、ストライキのこともあったなと思い、
i phoneでサイトをチェック。
アヌシーのホテルは、Free Wi Fiだったので、良かった!

ストライキの情報を読むと、
駅の掲示板に運行と書かれていても、直前になって運行しない場合もあるとか、
とにかく早めの情報収集、早めの行動
と書かれていたので、とりあえず駅まで情報収集へ行ってみました。

7時過ぎでまだ暗い時間帯でした。
駅の掲示板を見ると、動いている列車が少なそうな感じ。
通常の運行状況を知らないですし。
窓口は8時半からなので、聞く人もいない…
(遅いですよね~)
9時すぎにリヨン行きのバスの運行の表示があり、早めの行動が大切だということなので、
これに乗ることに決めました。

嗚呼、楽しみにしていたアヌシー湖の朝の散歩が・・・
けど、リヨンに行けないのも困る!

というわけで、
ホテルに戻って、8時すぎにチェックアウトして、荷物を持って駅へ再び向かいました。
その時、ホテルの側で朝市が立っていました。
コレ、ガイドブックに載ってた!
と思ったけれど、見る時間なんてない…
見たかった!!

8時半に窓口がオープンして、リヨン行きバスが運行することを確認して、
リヨン行きチケットを購入しました。

その時、駅の掲示板には
私が乗ったリヨン行きバス、ジュネーブ行きバス、そしてパリ行きTGVのみのたった3本の表示でした。
実際の運行はもっとあるはずだと思うし、リヨン、ジュネーブ、パリと大きな都市のみの運行だったので(たまたまかな?)
次の目的地がリヨンで良かった、と思いました。

バスに無事乗れて、リヨンに向かいました。
そういえば、バスには全員乗れていませんでした。
あふれた人たちはどうしたんだろう?
本当に早めの行動が大切です。

もうちょっと居たかったアヌシー…



でも、次のリヨンを楽しみます~

荻原浩 『愛しの座敷わらし 上・下』

2011年11月07日 | 読書

荻原浩 『愛しの座敷わらし 上・下』

 


いつも左に上巻、右に下巻を並べて貼っているんですが、
今回の場合はこっちの方がイイですね↓



繋がりました。

とある一家。
食品メーカーで働くが、いまいちパッとしない父親の晃一。
そんな晃一に不満を持っている母親の史子。
仲良かったと思っていた友人達から無視されていた中学生の梓美。
喘息もちの小学生の智也。
少し痴呆が入ってきたような晃一の母の澄代。
すれ違っている一家だった。

晃一の左遷により地方へ転勤となり、晃一がひらめきで決めた古民家に引っ越してきた一家五人。
その家は不便な場所にあり、無駄に広い。
それでも、少しずつ家族は馴染んでくる。
そして、同時に不思議なことが起こり、それは座敷わらしの存在だった。

座敷わらしにより、すこしずつ家族の絆が深まっていく
お決まりパターンのようですが、でもそれが嫌じゃない。
これからもこの一家にはすれ違う出来事があるかもしれないし、
晃一がまた左遷されたり、それこそクビになるかもしれない。
でも、強くなった一家が見られるような気がします。

座敷わらしがいると、家が栄える、というのはよく聞きますが、
そのいわれを知ると、悲しかったです。

ラスト、よかったです。