自由に気まま生活

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有川浩 『別冊 図書館戦争Ⅰ』

2011年07月29日 | 読書

有川浩 『別冊 図書館戦争Ⅰ』



本編が終わり、とうとう別冊のスピンオフ作品です。
文庫本の帯には、

警告 恋愛成分が苦手な方は、十分に体調を整えお読み下さい。

と明記されています。
私は、全然オッケーです。

警告通り、甘い!
めっちゃ、甘い!

前作の「図書館革命」の事件後からエピローグまでの間のお話で、
5作の短編で、郁&堂上カップルを堪能できます。

甘々、らぷらぷの話だけでは終わらない有川さん。
図書館で起きた事件のなかに、ちりばめられた甘い話。
絶妙でした。

あと、1冊でラストです。
楽しみがある、というのは幸せなことだなぁーとしみじみ思っています。

ヒマワリ

2011年07月25日 | 日々

兵庫県佐用町へ、ヒマワリを見てきました

去年も訪れたので、2年連続の佐用町のヒマワリです。
数日前、Yahoo!のトピックスの所に佐用町のヒマワリの写真が掲載されていて、
行こう!と思い立ちました!



ちょうど満開でした。



時期をずらして、長い間ヒマワリを楽しめるようにしているそうです。

地元の中学生も頑張っていて、ヒマワリの迷路を作ったり ↓



世界のひまわりを植えたそうです。 ↓
八重とか


赤色(ワイン色?)とか ↓



これは、アメリカ原産の「ゴーギャンのひまわり」という品種。 ↓



「モネのひまわり」という品種もあるそうです。

品種といえば、
昔のヒマワリって(といっても、いつまで昔か不明ですが)、
もっと花が大きくて、背もかなり高かった、ですよね?
花は直径30センチぐらいあったヒマワリです。
小学生の時、一年生は朝顔を育て、二年生の時はそのヒマワリを育てました。
因みに三年生の時は、ヘチマでした。
でも、途中で転校したので、最後まで育てれなかったのをよーく覚えています。
話が思いっきり逸れましたが、この種のヒマワリを近頃見かけないような気がします。



少し遠くから見るヒマワリが好きです。

入場料は100円という安さなのに、ヒマワリの種や苗を頂けます。

ちょうど、素麺の揖保の糸の試食があり、頂きました。
外で食べる素麺、美味しかった!

柳広司 『ジョーカー・ゲーム』

2011年07月23日 | 読書

柳広司 『ジョーカー・ゲーム』



スパイ養成学校、”D機関”が設立された。
発案は、「魔王」と呼ばれている結城中佐。

D機関では、優秀な人物を集め、スパイに育てる為に、数か国の外国語の習得や、
医学、心理学や宗教学など様々な講義を受け、
ダンス、変装技術等、多岐にわたる訓練をこなさなければならない。
そのD機関が絡んだ、5作の短編連作です。

D機関で訓練を終え、スパイとなった男たちの任務がそれぞれ描かれています。
バックにいて、D機関を率いる結城中佐、カッコいいです。
元スパイである結城中佐自身が、任務をこなすわけではないけれど、
ものすごい存在感が伝わってきます。

この謎の結城中佐の過去、気になりますねぇ~

続編「ダブル・ジョーカー」も楽しみです。

坂木司 『切れない糸』

2011年07月20日 | 読書

坂木司 『切れない糸』



大学を卒業する直前、父親を亡くした和也は、
就職が決まっていなかったこともあり、家業のクリーニング店を継ぐことになった。
不慣れな仕事を続ける和也。
大学時代の友人たちは、スーツを着て社会人になっており、
自分は学生の頃とは変わらない普段着。
いろんなことを感じながら、大学の友人でもあり、喫茶店「ロッキー」を手伝う沢田、
アライクリーニングで働く、アイロン職人のシゲさんや、
カウンター業務をしているパートのおばちゃん達に助けられ、
成長していきます。
クリーニング店に持ち込まれる衣類からや、商店街で起こる謎を、沢田と共に解いていく短編連作集です。

前回読んだ坂木さんの作品は、宅急便という職業を扱っていましたが、
今回はクリーニング屋さん。
それも町のクリーニング店で、素晴らしい職人がいます。
読んでいて、私もここに衣服を預けてみたいと思いました。
クリーニングの話、興味深いです。

日常ミステリーで、ミステリーを楽しむという感じではないですが、
他の坂木作品同様心温まります。

なでしこジャパン

2011年07月18日 | 日々

凄いですねー、なでしこジャパン。
優勝です

おめでとうございます


今朝、ふと目が覚めて(暑くて)、テレビを付けてみると、後半戦の最後の方でした。
追いついて、延長戦でも、追いついてのPK戦。
半分寝そうになりましたが、優勝を決めた瞬間はちゃんと見れました~
劇的勝利というのは、こういうゲームのことを指すんですねー

あきらめないというのは、大事だと、改めて思いました。


今日の午前中、近くのパン屋さんに行くと、なでしこジャパン優勝を記念して、
このパンを頂きました~



ダブルで嬉しかったです


このパン屋の話を、ランチを一緒にした友人に話すと、

「えっ、優勝したん??」

の一言。

「えぇ!知らんかったん???」

と私の反応。
まさか、知らなかったとは、驚きました・・・

米澤穂信 『インシテミル』

2011年07月16日 | 読書

米澤穂信 『インシテミル』



求人募集に、
時給、十二万二千円。
一週間の短期バイト。
ある人文科学的実験の被験者。

内容は、
暗鬼館という施設で、参加者同士が殺し合い、犯人を当てる
ゲームだった。
参加者は十二人。

うーん、ややこしい!
登場人物が多くて…
設定は面白いし、どうなるんだろう?犯人は?と気にはなるので、
すいすい読み進めることは出来たんですが。

綾辻行人さんの館シリーズみたいな本格的ミステリーかと思っていたんですが、
(同じような見取り図があったし)
違っていました。

閉鎖された空間で殺人事件が起こる話を、クローズドサークルというそうです。
本格ミステリー読みの人ならば、より楽しめたのかもしれません。
いろいろ、引用されていたので。

何だかんだ言いながら、終盤まで楽しく読めたんですけど。

村山由佳 『消せない告白』 『凍える月』

2011年07月14日 | 読書

村山由佳 『消せない告白』 『凍える月』
おいしいコーヒーの入れ方 Second Season Ⅲ & Ⅳ

  


おいしいコーヒー入れ方シリーズ。
今年は、2冊同時発売!
知らなくて、書店で見かけた時、驚きました。
全然話が進まず、それも年に一回しか出ず、いつもヤキモキしていたので、
うれしいですね~

「消せない告白」では、
勝利が下宿の大家さん宅で兄弟げんかに巻き込まれ、怪我をする。
怪我した一因でもある秀人と勝利の答えの出ない会話、とても濃いです。
かれんはほとんど出てこず、かれんの悩みは何だろう?と思っていたら、それが判明するのが、次の
「凍える月」。
勝利は就職活動を通し将来を不安に感じ、かれんも仕事で大きな試練を迎える。
でも、二人はとてもいい関係で、どんどん強くなってきているように感じます。
けれど、ラスト・・・
大変な終わり方。

タイトルが「凍える月」だし、大変な困難が待ち受けてますねー
でも、続きを読めるのは、一年後(かな?)
待ち遠しいです。

秋吉台 / 秋芳洞

2011年07月11日 | 国内おでかけ

先週末、九州にある父の実家へ久しぶりに行ってきました

高速道路上限1000円が終了して、初めての遠出でした。
やはり、車の量が少なくなった気がします。
事故による渋滞もなく、行きも帰りも順調なドライブでした。

行く途中に、山口県美祢市にある秋芳洞と秋吉台に寄り道です。

秋吉台



日本最大のカルスト台地。
はるか昔、海の中のサンゴ礁として生まれ、3億年の時を経て、石灰石の台地が誕生。

梅雨が明けた後の週末、暑かった!
あまり長い間、ここにいることは出来ませんでした…

一方、秋芳洞は天国でした。
温度は常に17度で一定。
夏も冬も快適に歩くことができます。

秋芳洞の入り口



入る前から、とても気持ちいい冷気が漂っていました。

秋芳洞

秋吉台の地下100mの大鍾乳洞。
総延長10km、観光できるのは約1km。

  

今まで行ったことがある鍾乳洞と比べて、ケタ違いの規模でした。
この黄金柱、とっても大きかったです。




ランチもここで。

ごぼう麺、 ざるごぼう

  

河童そば(茶そばの鉄板焼き)




を頂きました(皆で)

ごぼう麺&ざるごぼうは、麺にはごぼうがねりこんでいて、ごぼうチップが盛られており、
とっても美味しかったです。
因みにごぼう麺は、テレビ番組「はなまるマーケット」のおめざランキングに選ばれたことがあるそうです。

秋吉台&秋芳洞は、悠久な自然の神秘を感じさせられました。
何より、夏に訪れるには最適な場所ですね!

神永学 『心霊探偵八雲5 つながる想い』

2011年07月04日 | 読書

神永学 『心霊探偵八雲5 つながる想い』



このシリーズも5作目。
どんどん面白くなってきています。
特に今作では、今まで気になってきたことが、いくつか明らかになります。
まだ、謎は残りますが。

赤い左目をもち、死者の魂を見ることが出来る八雲が主人公。
今回はいつもと違う展開。
八雲がとある相談を受けた後、失踪。
そして、別の事件で容疑者を追っていた後藤刑事も行方不明。

晴香や後藤の部下、石井の懸命な捜索が続く。
二人の特に、石井の成長が良かった。
まあそれまで、色々とイラッとさせられましたからねぇ。

ちょっと強引かな?とも思いましたが、二転三転して、楽しめました。
悲しい展開もありましたが、八雲ややっと救われて、良かったー

謎の人物がまだいるし、後藤もどうするのか、次も気になります。

赤穂国際音楽祭

2011年07月03日 | 観劇/音楽

誘われて、赤穂国際音楽祭へ行ってきました。

樫本大進さんが音楽監督を務める音楽祭です。
樫本さんは、最近ベルリン・フィルハーモニーの第一コンサートマスターに就任されました。
先日、佐渡裕さんがベルリン・フィルハーモニーで指揮され、
「題名のない音楽会」で、その模様が放送されていていて、
樫本さんがコメント(インタビュー?)に答えれれていたのをちょうど見ていました。

こんな凄い人が、何故こんな田舎で?
と不思議に思いますが、樫本さんの母親が赤穂出身で、外国で生活をしていた樫本さんが、
体験入学で赤穂の小学校へ通っていた縁があったそうです。

4年前にも、聴きに行っていて、
その時は、城跡での野外コンサートでした。
その後、岡山県備前市にある閑谷学校や、
姫路国際音楽祭も催されて、姫路城でも音楽祭を催されていたようです。

気軽にクラッシックを聴けるように、となにかで読んだことがあるのですが、
それを裏付けるかのように、入場料は1000円です。
安いですよね~

3日間ですが、今回は東日本大震災の復興を支援する為に、もう一日チャリティコンサートを催されました。
これは3000円の入場料で、すべて寄付されるそうです。

私が聴いたプログラムは、

ドビュッシー 「小組曲」
サン=サーンス 「ピアノ三重奏曲 第1番へ長調 作品18」
デュカス 「田園詩」
フランク 「五重奏曲 へ短調」 

クラッシックは好きだけれど、語れるほど詳しくないし、
聴いたことがあるけど、タイトルや作曲者が分からない、
室内楽は特に馴染みがない、という程度の私ですが、楽しめました。

ベルリン・フィルハーモニーは無理かもしれないけど、
樫本さんが出られるオーケストラの演奏も聴いてみたいです。

クレイジー・フォー・ユー

2011年07月01日 | 観劇/音楽

先日、ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」を観てきました

内容は、
銀行家を母にもつ主人公、ボビーは、踊ることに夢中。
そのことに懸念した母親は、ネバダ州のデッドロックという田舎町へ物件を差し押さえに行くように命ずる。
デッドロックに着いたボビーは、その差し押さえ物件だる劇場の娘、ポリーにひと目ぼれをする。
そして、抵当に入っている劇場を救おうと、ショーを上演することを提案するが・・・

タップやダンスをガーシュウィンの曲で魅せてくれる、ラブコメディです。
観劇後、楽しかった!と皆をハッピーに、そして元気にしてくれる作品。
様々な小道具を使っていて、それらを見ていても、楽しい~
ガーシュウィンの曲も、いいし、
知っている曲「I Got Rhythm」とかを聞くと、より楽しめました。

会場もすごーく盛り上がって、2幕が始まる直前の音楽が流れている時から、手拍子が。
こういうのは、観る前からウキウキします。