プロヴァンからパリへ戻ってきました。
先ず向かったのは、モンマルトルです。
小高い丘の上にあります。
モンマルトルのシンボルでもある、サクレ・クール聖堂。
下から見上げても大きく、パリの遠くからでも見える聖堂です。
階段でも上り下り出来ますが、ケーブルカーもあり、私はそれを使って、上まで登りました。
モンマルトルから見たパリの街並み。
遠くには高い建物があり、教会や聖堂もいくつか目に入りました。
モンマルトルは、芸術家が集まることで知られています。
大道芸人がいました。
広場では絵画が売られています。
ガイドブックにも書いてありますが、モンマルトルでは
観光客を相手に似顔絵を描き、高額の料金を請求する悪徳絵描きがいるので注意
というのは、有名な話。
前にモンマルトルを訪れた時には、何人もの絵描きに話しかけられ、
うっとうしいな、と思い、振り切りながら、早歩きしていたら、全然街並みを見ずに通り過ぎてしまったことがあります。
でも、今回はいなかったですね。
観光客も賢くなり、廃業したのか!?と思ったりしました。
モンマルトルから歩いて下っていくと、
マルセル・エイメ広場にある「壁抜け男」の像。
マルセル・エイメとは小説家で、「壁抜け男」はミュージカル上演されていて、
この像は主人公デュティユルです。
モンマルトルが舞台のお話で、大分前にミュージカルを観たことがあります。
切ないお話でしたが、洒落たフレンチミュージカルだった記憶があります。
趣がある風景が続き、下っていきました。
この後は、気になっていた
奇跡のメダイ教会(メダイユ・ミラキュルーズ・ノートルダム教会)に行ってみました。
サン・ジェルマン・デ・プレにあるので、モンマルトルから一気に南下することになります。
うーん、少々無計画。
世界中から信者が訪れる、この奇跡のメダイ教会、私は全然知らなかったんですが、
日本ではとあるテレビ番組で有名になったそうです。
詳細は忘れました。
病気が治ったり、幸福を運んでくる、メダイで有名なようです。
このメダイは売店で購入することが出来ます。
本当かどうは不明ですが、人から貰う方がご利益があるそうです。
貰うあてもないので、自分で購入しました。
何故か2種類購入。
日本では高く売られているようです…
ここの教会にも入りたかったんですが、ちょうどミサ中だったのか
外から見ると、かなり静粛な雰囲気で、中に入るのは断念しました。
ここでは写真一枚も撮っていませんでした…
門の外からでも撮れば良かったな、と後で思いました。
そして、オルセー美術館。
今回の旅行で、パリでは美術館に行くかどうかは決めていませんでした。
なので、美術館のパスであるミュージアムパスは、パリで容易に購入出来そうなら買ってみようかな
と思っていました。
パスはパリ・リヨン駅の観光案内書で買えました。
以前ならば、1日券があったんですが、今は2日券…
でも、トイレが見つけにくいパリで、パスがあれば美術館に入れるのでいい
とも聞き、購入した理由の一つでもあります。
オルセー美術館では、写真が撮れなくなっていました。
建物は元駅舎で、その名残を感じることができます。
ルーブル美術館より好きな美術館です。
見やすい、というのもあります。
それでも大きい美術館なので、疲れていて、数々の絵画にあまり集中出来ませんでした…

オルセー美術館から見たセーヌ川。
前からセーヌ川の遊覧船に乗ることを勧められていたんですが、
今回も叶いませんでした…
毎度行動パターンが一緒なのかもしれません。
夜は、お土産が全然買えていなかったので、明日が観光最終日ということをふと思い出し、
急に焦り、デパートに行ったりしました。