中山七里 『ヒポクラテスの誓い』
浦和医大の研修医の栂野真琴は、内科の教授に言われ、
ある事情から法医学教室で研修を受けることになる。
そこは、法医学者の権威・光崎教授の教室なのだが、
偏屈者でも知られていた。
光崎教授が、外国人准教授のキャシーと真琴と共に、
解剖によって隠された真実を明らかにしていく、5作からなる短編連作集。
この法医学が舞台の作品も面白い。
どんでん返しは期待してしまいますが、今作ではなかったかな。
それでも、毎度引き込まれるのは、すごい。
法医学の話は、テレビドラマでも観たことありますが、
法医学の現実、事情が描かれていて、とても興味深く読めました。
続編もあるようなので、読んでみます~