自由に気まま生活

自由に気ままな生活を送るのが目標

畠中恵 『やなりいなり』

2013年12月29日 | 読書

畠中恵 『やなりいなり』



しゃばけシリーズ第10弾。
もう10作目なのだと、改めて思って、驚き。

江戸の大店である廻船問屋兼薬種問屋の若だんなである一太郎が主人公。
病弱で寝込んでばかりいて、長崎屋の手代でもある、佐助や仁吉などの周りの者を心配させている。
一太郎の祖母は、大妖であった為、若だんなは妖を見ることができた。
若だんなの部屋には妖がいるし、佐助や仁吉も妖であった。

今回は江戸の料理のレシピが各話の冒頭に載せられていて、
面白い趣向でした。

ラストの話「あましょう」はとても切なかったですが、
他の作品も相変わらず、ほっこりとしています。

仕事納め~

2013年12月27日 | 日々

仕事納めでした!

仕事終わった瞬間、ウキウキはっぴーでした(笑)

9連休です~~

何しようかな??

友人に海外旅行を誘われたけれど、考えているうちにこの話は消えてました…
その友人は、なかなか休みは取れないみたいなので、絶交の機会だったようですが。
私も彼女と一緒に旅行に行くチャンスがないというのは分かっていたので、
迷ってはいたのですが。
彼女に強引にでも、誘われていたら、行ってたかも?
でも、少々のんびりと過ごしたいのも本音です。

まあ、新年のバーゲンの約束はしたので、楽しみかな~

とりあえず、部屋の掃除(大掃除とは言わない)をせねば!

宮本輝 『三十光年の星たち 上・下』

2013年12月26日 | 読書

宮本輝 『三十光年の星たち 上・下』

 


付き合っていた彼女が借金を残したまま逃げられ、その借金を負わされた、坪木仁志。
父親にお金を借りようとしたら、お金と共に勘当される。
無職の仁志は、隣に住む金貸しの老人、佐伯平蔵に半ば脅されながら佐伯の運転手をつとめることになる。
仁志は佐伯と共に動きながら、いろんな人と出会い、学びながら成長していくお話。

三十年後はどのような人生を歩んでいるのか。
それはこの三十年間をどう生きていくのか。
考えたら、当たり前なのですが、日々忘れがちになってしまいます。

佐伯が仁志に発した言葉の中に

「現代人には二つのタイプがある。見えるものしか見ないタイプと、見えないものを見ようとするタイプだ。きみは後者だ。現場が発しているかすかな情報から見えない全体を読み取りなさい」

というのがあります。
私も後者でありたいし、そのように努めたい。

人生の厳しさと共に、希望も与えてくれる作品だと感じました。

宮部みゆき 『小暮写眞館 上・下』

2013年12月25日 | 読書

宮部みゆき 『小暮写眞館 上・下』

 


古い写真館付き住居(小暮写眞館)に引っ越してきた高校生の花菱英一が主人公。
家族は両親と、弟の光(通称ピカ)。

英一は写真館が存在していた頃に現像した心霊写真をきっかけに、
持ち主を探すこととなる。
その後、謎の写眞の相談が英一の元に持ち込まれるのだが・・・
そして、幸せそうな花菱一家が抱える問題の話へと進んでいきます。

皆、いいキャラで、魅力的。
英一の家族、友人たち、そして、英一関わってくる人たち。
出てくる家族もそれぞれ良いなぁ。

ただ、英一は高校生っぽくないような気がしました。
いい意味で大人だと思いました。

少々切ないけれども、心温まりました。
ミステリでもあり、家族物語でもあり、読み応えのある作品でした。

明日はイブ、というかもうすぐ年末です

2013年12月23日 | 日々

明日はクリスマスイブですね~
まあ、これといった用事はないのですが、
会社帰りにでも、モスでモスチキンを買おうかな~と思ってます。

そうそう、フランフランでこのツリーを買いました



友人とお揃いで購入~


そして、もう年末。

会社の忘年会は無事?終わりました。

その前に、健康診断があって、貧血が酷いと言われました…

寝耳に水でした。

ビックリしました。

脂質とか、コレステロール値とかを注意しないと、と思っていましたが、
まさかの貧血…

病院で鉄剤を処方してもらって、飲んでいます。
とりあえず、一か月だそうです。

鉄分補給には、レバー。
先日、鶏レバーを頑張って食べましたが、かなりきつかったです

まあ、他にもプルーンとか、ひじきとか、ほうれん草とか、頑張って食べます!

高田郁 『ふるさと銀河線 軌道春秋』

2013年12月22日 | 読書

高田郁 『ふるさと銀河線 軌道春秋』



以前、高田郁さんがコミックの原作者として発表した作品を小説化したお話。
9作の短編集です。
高田さん、初めての現代小説。

現代小説でも、心温まる作品であるのは変わりません。

やっぱり、食べ物の描写は流石というか、とっても美味しそうに描かれていたのが印象的でした。

短編なので、少々物足りなさ感がありました。
この続きが読みたい!と思った作品もあったりしました。


辻村深月 『光待つ場所へ』

2013年12月21日 | 読書

辻村深月 『光待つ場所へ』



短編集。
今までのスンオフ作品だと知ってから

『冷たい校舎の時は止まる 上・下』
『子どもたちは夜と遊ぶ 上・下』
『凍りのくじら』
『ぼくのメジャースプーン』
『スロウハイツの神様 上・下』
『名前探しの放課後』
『ロードムービー』

を読み直していたので、この『光待つ場所へ』を読むまで、長かったー

でも、再読して良かった。

未読でも、面白く読めるのですが、読んでからの方が断然面白さが増すと思います。

これらの作品の準主役だった人たちの過去の話、未来の話。
感慨深ーく読みました。

辻村作品は色んな物語同士がリンクしているので、それを見つけると、とても嬉しく思います。
再読だと、それがより見つけやすくなります~

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ9 スリに遭遇!?

2013年12月19日 | イタリア旅行2013

カステルヴェッキオの見学を終え、バスを降りたブラ広場まで歩きます。



この日は少々暑く、この旅行で初めて上着を脱いだぐらい。
今こそ、ジェラートだ!と思い、レモンのジェラートを食べました。
さっぱりして、美味しかった~

ブラ広場到着。



観光客向の乗り物がありました。
散策中、走っているのは一度も見ませんでした。

駅まで市バスに乗って戻ります。

そうそう、このバス内でスリに遭遇したかもしれません。
被害にあったわけではないので、不確かなのですが。

バス車内はかなり混雑していて、私は立っていました。
妙に接近している二人組の女の人がいて、その人の向こう側は空いているから、
もっと空いている方に寄ってくれたらいいのに、と内心思っていました。
それに、すっごく香水がきつかったのを妙に覚えています。

そして、私が無意識にかばんのチャックの所に手を持って行ったら、そこに手があったような気がしたのです。
気がした、というのは、あまりにも一瞬だったので、私も???状態でした。

徐々にもしかして、スリ?と思い出した時には、二人組は、私の側から微妙に離れて、
体の向きも変えたんですよねぇ。

二人組って書いたのですが、バス車内では二人が会話しているのは、見かけませんでした。
ただ、その二人組も、駅前でバスを降りて、一緒に歩いて、
バス乗り場に(乗る場所と降りる場所は違っているのです)立っていました。
そのバス停は、ブラ広場へ行く乗り場でした。

うーん、また同じ行き先に乗るのでしょうか?
不自然ですよねぇ。

ともあれ、被害はなかったので、良かったです。
これを機に、ちゃんと気を付けよう~と思い直しました。


駅で預けていた荷物を受け取って、ミラノ行きの切符を機械で購入。
トリノ行きの列車でしたが、15分ほど遅れていました。
17時にミラノに到着。

ミラノに戻ってきました~
一泊目のホテルに再び宿泊します。
預けていたスーツケースを受け取って、チェックイン。

部屋の中で、明日の予定を考えていました。
当初の予定では、スイスのルガーノか、コモに行こうかと考えていました。
天気予報を見ると、両方とも、雨予報。
ルガーノもコモも湖がメイン。
雨だとイマイチかと思い、一日の予定を前倒しにして、ベルガモに行くことにしました。

駅にベルガモ行きの切符を購入しに行きました。
機械で購入していると、手伝おうか~?と話しかけてくる人がいます。
要注意です。
それにしても、うっとうしい!です。

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ8 カステルヴェッキオ

2013年12月18日 | イタリア旅行2013

カステルヴェッキオ



カステルヴェッキオとは、「古い城」という意味。
レンガ造りの建物。
1354~57年に建設。



内部はこのように、美術館になっています。



絵画、彫刻が収蔵されていました。

見学中、中庭を見渡せました。



後、城壁を歩いたりもします。



細い階段も上ったり。



アディジェ川にかかるスカリジェロ橋。



見学後、橋の上まで行ってみました。



石畳の橋ですね。

橋からの景色。



右手の建物がカステルヴェッキオです。

橋は、防衛用に造られたようです。
お城を守っていたのでしょうか。

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ7 ランチ~

2013年12月17日 | イタリア旅行2013

テアトロ・ロマーノを後にします。

12時が過ぎました。
お腹が空いたので、食べるところを探しながら、カステルヴェッキオへ向かいます。



壁がボロボロなのが、目を引きました。
でも、歴史を感じさせる建物です。

生ハムが吊られているお店。



ボルサーリ門



これもローマ遺跡の一つ。
かつて城門だったそうです。

これは、何の建物かな??



窓枠の装飾が印象的です。

ランチは、ニョッキを食べました~



ニョッキは、ローマ時代から食べられているそうです。
コシがないので(ですよね??)、初めて食べた時は、

ん??微妙~

と、思った記憶があります。

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ6 テアトロ・ロマーノ

2013年12月16日 | イタリア旅行2013

ドゥオーモの後、アディジェ川にかかる、ピエトラ橋に出てきました。



右奥に見える、テアトロ・ロマーノに向かいます。



ピエトラ橋



ピエトラ橋を渡ってきて、今までいた対岸には可愛らしい家々が並んでいます。




テアトロ・ロマーノ(ローマ劇場)



1世紀に建造。
夏には、劇場として利用されています。
左奥にあるのが、サン・ジェロラーモ修道院。



古い遺跡ですね。



元はどんな建物だったのか、と想像します。

劇場の階段上を上ると、ヴェローナの町を一望。



渡ってきたピエトラ橋方面。



観光客は少なめのテアトロ・ロマーノ。
この遺跡&景色を見るために、ここまで訪れる価値はありました。

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ5 ドゥオーモ

2013年12月15日 | イタリア旅行2013

サンタナスターシア教会を離れて、ドゥオーモへ向かいます。
途中で、小さな可愛らしい教会がありました。



これは、かなり古そうですねぇ。
歴史を感じます。

ドゥオーモ
よく分かりませんが、ロマネスク(12世紀)とゴシック(15世紀)の混合様式だそうです。



正面の入り口には、ライオン像が柱を支えています。



中に入ります。



赤大理石の柱が目を引きます。

壁にはフレスコ画。



だまし絵になっています。



ここも美しい内部です。



見ごたえがある大聖堂でした。


ドゥオーモ周辺。



これはアパートでしょうか??



中に入ってみたいな~とよく思います~

マツケンさん in 赤穂義士祭

2013年12月14日 | 国内おでかけ

今日12月14日は、赤穂義士が討ち入りを果たした日。

毎年12月14日に催されている、兵庫県赤穂市の赤穂義士祭に行ってきました。
今年は110回目、そして、土曜日ということもあり、たくさんの人出でした。

そして、大石神社を訪れた時、ちょうど参拝していた松平健さんを見かけました~



一か所に沢山の人がいて、なんだろう??と神社の人に尋ねると、
義士行列で大石内蔵助役の松平健さんがちょうど参拝中とのこと。
しばらく待っていると、ちょうど見かけることが出来ました~

義士行列を見ようと、沿道へ。

ちょうど、忠臣蔵の名場面の山車が通っていました。



人が多くて、なかなか写真が撮れなかったので、義士行列はもっと無理だなぁ~と思っていたら、
義士行列が近づいてくると、私の真ん前にいた人はマスコミの人で、
写真を撮りに移動していなくなり、バッチシ写真を撮れました~



衣装が似合うなぁ~

カメラ目線!



目が合ったような気がしますよね(笑)

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ4 サンタナスターシア教会

2013年12月13日 | イタリア旅行2013

ランベルティの塔から下りてきて、再びヴェローナ散策。

シニョーリ広場にある、コンシリオの回廊。
かつて議会が置かれていました。



スカラ家の館
14世紀に建てられました。



スカラ家の廟



スカラ家は1260~1387年ヴェローナを支配していました。
領主たちのお墓が安置されていますが、鉄柵で囲まれているので、
よく見えなかったです。


サンタナスターシア教会
ヴェローナで一番大きな教会。



1290~1481年に建立。
でも、正面は未完成のようです。
よく分からなかったのですが。

中に入ります。



美しい内部です。

天井の模様も綺麗~



床の模様も印象的~



水盤を支える、せむし像



内装はフレスコ画で彩られていて、美しく残っています。



とても印象的な教会でした。

イタリア旅行(5日目)ヴェローナ3 エルベ広場

2013年12月11日 | イタリア旅行2013

ジュリエットの家からエルベ広場まで歩きます。

そこで、不思議な大道芸人に遭遇。



不思議ですね~
下の二人は、人間だというのは確認できました~

エルベ広場



かつて野菜(エルベ)だけがうられていたことから、命名されたそうです。
現在は、いろんなものが売られています。



建物の壁にはフレスコ画。
これだけで絵になります。

わんこが市の真ん中に。



ランベルティの塔が市庁舎に建っています。


15世紀に完成した、高さ84mの塔。

上に上ります~
途中までエレベーター、少し階段です。



そして、ヴェローナの町を一望。



世界遺産の町。
どこを見ても、美しいです。



赤い屋根が特徴的。



天気が良ければ、アルプスの山々が見えるそうです。
見たかった!