丹波にはたくさん素敵なお寺があります。
どこも紅葉で知られていて、秋はたくさんの参拝客となりますが、
GWといえど、どこも閑散としていて、ゆったりと散策出来ます~
高山寺
山門の天井画
おぉ~もみじのトンネル
紅葉ももちろんいいですが、新緑もすがすがしくて、いいですね~
本堂
こんなのもありました。
触れてきました!
達身寺
茅葺屋根の本堂です
いい雰囲気~
写真はこれだけなのですが、中で見せていただいた仏像の数々がすごいんです。
入ると、女性の方(住職の奥さんかな?)に奥にある宝物殿へ案内されました。
仏像の数々に圧倒されます。
木彫仏で、ほとんどが一本造りだそう。
しかし、ほとんどの仏像が破損や欠損しています。
説明によると、明智光秀の丹波攻めの際、僧侶たちが仏像を守ろうと山に隠し、
長い間放置されていたからだそう・・
痛々しいけれど、長い歴史を感じます。
もう一つ、宝物殿があり、御本尊の阿弥陀如来坐像、左右に十一面観音坐像、薬師如来座像が安置されていました。
他にも、多くの仏像があり、それらは、みな特徴的なお姿をされて、お腹の辺りが膨らんだ姿なのです。
これは「達身寺様式」とよばれているそうです。
何故こんなに仏像があるのか、はっきりしたことは分からないそうです。
一つの説は、仏像を作っていたという工房説。
東大寺の古文書に、快慶が丹波講師快慶と記されていて、快慶は達身寺から出た仏師ではないかと言われているそうです。
だから、製作途中の仏像等がたくさんあるのではないか、とも言われています。
おもしろい。
後、仏像雑誌(だったかな?)の表紙になった仏像、ベルギーにも渡った仏像もいるそうです。
ここは今まで訪れた寺院の中で、印象に残る一つとなりそうです。
オススメです。
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