楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


イナゴの佃煮

2011年10月09日 | 料理・食べ物

 イナゴ狩りを行った。3日かけて2人で350gのイナゴを捕まえた。

子供心に母親が手ぬぐいで作った袋にイナゴを入れていたことを覚えている。

 

 日なたの下ではイナゴはすばしっこいから相手にならない。従って朝早く、7時半頃からが勝負だ。

タマネギを入れる10kgネットに捕まえては入れる。畑の大根の葉蔭でたくさん捕まえた。

 

 さて、イナゴの佃煮に取りかかる。が、捕まえてから2日はネット袋に入れたまま糞尿をさせ、絶食させておく。

このことは忘れてはならないという。

 鍋に湯を沸かす。念仏を唱えながら、袋に入れたままイナゴを湯に浸ける。茹で時間10分間。イナゴは赤く色づく。

ざるにあけて水気をきる。

そして脚を取る。棘のような脚が喉に刺さってしまう恐れがあるからだ。脚を除いた重さは320gになった。

 

 フライパンを熱し油大さじ1を入れ炒る。香りがしてきたら砂糖、しょう油で味付ける。

砂糖としょう油はお好みだが、砂糖はイナゴの重さの50%160gとし、しょう油は20%60cc程度を基本とした。

弱火でじっくりと炒り煮するが、煮汁が無くなるので酒とかみりんも適量使った。時間は40分程度。

かくして初めてのイナゴの佃煮が終わった。

 

 

 

コメント (2)
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