人生初体験。善光寺宿坊で過ごした。
お世話になったのは、大本願前の兄部坊(このこんぼう)。
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夕食は日頃味わうことができない精進料理が運ばれる。
翌朝は「お朝事」や「お戒壇めぐり」もお願いした。
お朝事の開始時刻は午前6時13分。
(日を追うごとに遅くなる。7時が限度)
坊からのスタートは5時40分。
お数珠ちょうだい。長い列、跪いて待つ。大勧進貫主から数珠を頂いた。
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その後、内陣の左前に座り、御本尊を仰ぎ見る。
大勧進の厳かな読経が続いた。およそ30分。最後に
貫主様が参拝客の前に移り、大きな声で南無阿弥陀仏が10回唱える。
お朝事が幕を閉じた。心が震えた。荘厳な儀式だった。
次に「お戒壇めぐり」。真っ暗な階段を降りてから右手を壁に当て進む。
鍵に当たったので握り締めた。45mの暗黒旅が終わった。
ご回向も別にお願いしていたので、
再び内陣に座す。
大本願上人の読経に続いて、先祖供養や供養が行われる。
私どもの坊の順番がきたので内々陣に移動する。
上人様の後ろに座する。私らの名前と祈願内容が僧侶に呼ばれる。
本堂から外に出て、お帰りになる大本願上人からお数珠ちょうだいを
していただいた。お戻りになる上人様。
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坊に帰ると朝餉が調えられていた。
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昨年4月8日善光寺御開帳に詣でたが、宿坊泊の御参りは
善光寺さんへの思いを一層深めることが出来た。
宿泊11,500円+お朝事入場600円+ご回向祈願料5,000円
(宿泊代のみ楽天トラベル善光寺宿坊)
(つづきます)