2020年4月17日の記者会見で朝日新聞の記者に対し
「御社のネットでもですね、
布マスク3300円で販売しているのを承知している」と
言及した安倍総理。
そのことで、一時SNSではぼったくり価格、高すぎとなどいう声が
あがりました。
(注)布マスク2枚で税込3300円。150回洗える。
ところが、ところが、安倍首相があげつらったのは「日本の老舗繊維メーカー
が自治体の呼びかけで手がけた、手作りの高品質立体構造布マスク」で
あり、日本のものづくりそのものを首相が皮肉ってみせたのと変わらないわけです。
地元商店や商工会議所での販売にとどまるなど、販路が非常に限られている
泉大津市マスクプロジェクトの製品たち。
自社通販サイトを通じて日本全国への販路を提供した朝日新聞社が
皮肉られるのは、理不尽と言わざるを得ません。
☆泉大津市HPより
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、店頭でのマスクの品薄、品切れなど、
必要な人にマスクが届かない状況を改善するため、泉大津商工会議所と本市が
連携し、「毛布やニット製品をはじめとする『繊維のまち』だからこそできること」と
して、地域の繊維メーカーと小売店の協力のもと、「泉大津マスクプロジェクト」が
始動しています。
長年培った技術を駆使し、地域の繊維メーカーである6社(大津毛織株式会社、
カスガアパレル株式会社、岸部毛織株式会社、SASAWASHI株式会社、
瀧芳株式会社、日の出毛織株式会社)がマスク製造に取り組み、
各社の個性をいかした泉大津ならではの良さが詰まったマスクを揃えました。
布製等のマスクは洗ってまた使えるので、環境にも優しく、また、マスク不足の
解消にもつながります。
繊維のまちが取り組むプロジェクトで、新型コロナウイルス感染症の拡大を
一緒に防ぎましょう!
製造や販売場所等に関する詳細は、下のリンク先(泉大津商工会議所ホーム
ページ)からご確認ください。
以上がSNS上で知り得た内容である。
総理と総理の秘書官の朝日新聞記者から
受けるであろうマスク想定質問に切り返す答えだった。
コロナ禍の中アベノマスクより高いマスクを売る朝日ショップに
一撃を!
その反撃は前段のように安倍こべ(あべこべ)の結果を生んでいる。
素晴らしいマスクを応援しようと朝日ショップを覗くと、受注が当分閉じられていた。