なにげなく変えていたチャンネルがSBC信越放送で止まった。スマップの中井君がスノーボード中継のMCで張りきって
いる。 「竹内智香」「竹内智香」「予選1位」 ‥‥景気のいい話が聞こえてきた。
画面を見るとスノーボード回転。赤・青に分かれたスロープを2人で滑る。
竹内さんはワールドランキング2位の選手で、もっと、もっと、もっと注目されなければいけなかった。
スノーボード男女パラレル大回転、予選1位で決勝トーナメントに進出した竹内智香(30=広島ガス)が
銀メダルを獲得。スノーボード界女子初のメダルを手にした。
ソチ五輪での日本人女子選手初メダル。
ソルトレークシティ22位、トリノ9位、バンクーバー13位‥‥
過去3度の五輪で入賞もなかった竹内だが、12年ワールドカップカレツァ大会初優勝はじめ、
2位8回、3位1回と実績を伸ばしてきた。
決勝は世界ランク1位、ワールドカップで2度敗れた因縁の相手、スイスのクンマー。
1本目で落ち着いた滑りを見せた竹内は0・30秒差で逃げ切り。
2本目、金メダルの期待をしたが、世界ランク1位のスイスクンマーが優勝。
竹内選手は高度な環境とレベルアップを求めてスイスに渡る。スイスチームに混ざり、腕を磨いた。
「今までの苦労はメダル一つで語れない」インタビューに答えた。
旭川市出身。実家は旭川旭岳温泉の老舗旅館「湧駒荘」を営む。
20日朝の放送で、フィギャースケート女子のショートプログラムの結果を知った。こちらは注目度Nо.1の種目だ。
8位鈴木明子、村上佳菜子15位、浅田真央16位。
煽りまくるマスコミに頼らず、水平感あるものの見方をしていかないと思うこのごろである。