気持ちに嘘があれば、観客はわかる。舞台監督が、俳優を決める基準。

演劇家が、舞台の主役俳優を女優の「のん」さんに決めた。


その理由は、「気持ちに嘘がない」とのことであった。


のんちゃんは、素直で純な心の持ち主である、

とその劇団の座長である演劇家が判断して主役をお願いした、とのことである。


気持ちに嘘があれば、その俳優さんの舞台での演技に現れて、

見ているお客さんにわかってしまうらしい。


素直な心の持ち主であれば、それを見てくれる人は必ずいて認めてくれるものだ。


自分の気持ちに嘘をついて、表面ばかりの素直さは、人に見抜かれてしまうし、

見抜かれていることを知らないものだ。


常に嘘のない素直な気持ちで人と接しなければならない。