小学１年生の気遣い

マンションで小学生が他者を気遣う行動を目撃した。


エレベーターから宅配品を山積みした配送業者が乗ってきた。


一階で降りる時、その小学生はエレベーターの「開」ボタンを押して、

その業者さんが降りるのを助けた。

そこまではよく目撃する場面である。


その後、カートを押している業者さんは、入り口を出るところであったが、

その小学生は、ドアを開けて抑えて、業者さんがカートを押して出やすいようにしていた。


私は、さっさとドアを気にすることもなく外に出ていたので、

振り返って小学生の行為を見て、自分はその子供よりも気遣いがない、と

反省すると同時に、

その子供の親のしつけというか、その家族の日常の生活が想像され、

何故か心温まるものがあった。