フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

週刊落花生 9

2009年11月13日 | 日記
◇尊敬できる男

11月10日(火)『ロンドンハーツ』

「格付けしあう売れっ子たち」です。10人の芸人を「尊敬できない男」としてランク付けします。面白かったです!

売れっ子格付け発表者が有吉さんで、自分を10番目、すなわち、いちばん「尊敬できる男」に位置づけてからは、ほかのメンバーたちをメッタ斬り。尊敬できない理由を、面と向かって述べているわけで、爽快です。そこまで言うか!と、さらけ出していて、大爆笑でした。その名言の数々は、わがHPの「レビュー」に残しておきたいと思いました。文字で読むだけでも凄く面白いはずです。

また相手の反応も面白くて、話は脱線しながら広がっていきます。凄いのは、10人の特徴を素晴らしい説得力で表現していて、それぞれの個性を生き生きと伝えているところ。まあ、ひどいものばかりですけど。面白いので、何度も録画を繰り返して見ました。
 

◇野菜野球

11月10日(火)『崖っぷち』

今回の企画は「野菜でホームランを打ってみた」。なぜに野菜で野球をするのかといえば、理由は「野菜と野球の言葉が似ている」から。まったく、のっけからくだらなくて嬉しくなります。プレゼンターにして挑戦者は、サブロクモンキーズの二人。場所は池袋バッティングセンター。

まず杉浦選手が長ネギをバットにして打ちます。ネギは柔らかすぎてダメ。続いて山内選手がニンジンで挑戦。ニンジンは短かすぎてダメ。そして登場した奇跡の野菜がダイコン。杉浦選手がダイコンで打つも、割れてしまってダメ。そこで、液体窒素でダイコンをカチカチにするという驚異の方法で、何十回もトライしたのち、見事ホームランをかっ飛ばしました。立ち会った人たちすべての夢を乗せてボールが遠くのネットまで飛んでいくさまは、感動でした。

野菜をバットがわりに構える図からして大笑いです。無理に決まってるだろなんて言ってはいけません。真剣勝負です。そして野菜を凍らせて固くして打つのは、冷凍バナナで釘を打つという、お馴染みのヤツからの連想です。液体窒素のスペシャリストがカッチカチダイコンを量産していました。執念ですなあ。化学って素晴らしい。なせばなる!どうでもいいことでも。


◇思いっきりドーン!

11月10日(火)『ホリさまぁ~ず』

「アイドルびっくり!ドーンボウリング」です。アイドルの女の子をボウリングのピンに見立てています。怖い映像を見ているアイドルたちを、「ドーン」の一言で驚かせ、何人倒したかを競います。4人の挑戦者がそれぞれ2回行い、1回目が「ドーン」、2回目は別の言葉を叫びます。会場は廃病院の地下室。

最初に三村さんのチャレンジ。選んだ怖いVTRは『平成の都市伝説 赤いクレヨン』。2投目の言葉が「ガムテープ」。VTR終了ギリギリにドーンと叫んで、「かけ込みドーン」。

続いて有吉さんのチャレンジ。VTRは『渋谷会談サッチャンの都市伝説 公衆トイレ』。「思いっきり『ドーン』でいいと思うんですよね、躊躇しないで。大きい声出すのがちょっと苦手だから気をつけないと」と有吉さん。結果は、焦ってタイミングを間違えるドーン、「新人ドーン」。2投目の言葉は「なるほど!ザ・ワールド」。小さい声で可愛いドーン、「少年ドーン」。

3番手は大竹さん。VTRは『病院』。お手本のようなドーンで5ピンをゲット。2投目の言葉は「ダンシングオールナイト」。完璧なタイミングでスペア獲得。

最後はブラマヨ吉田さん。VTRは『怪談新耳袋 姿見』。2投目の言葉が「ルールルルル」。ストライクを狙うも、吉田さんご本人がビックリしてしまい、かけ込みドーンで不発。優勝は大竹さんでした。

VTRはホラーで、ドキドキ気持ち悪かったりするんですが、「ドーン」に続くセカンドワードが、迫力ある言葉というより、おマヌケな感じで、なんか笑っちゃいます。「なるほどザワールド」という言葉は叫ぶには長すぎて、あとに「秋の祭典」が付いてなくて良かったと言う有吉さん。吉田さんの「ルールルルル」はどうしても「北の国から」みたいで、哀愁でした。怖さの後の脱力が面白かったです。

実はいちばん怖かったのが三村さんの怪我です。急に「ドーン!」と大声で叫んだもんで、わき腹の筋肉が断裂して全治1ヵ月と診断されたのでした。お大事に。


◇スズメバチ

11月12日(木)『いきなり!黄金伝説』

夜、夕ごはん食べながらテレビを見ていると、タカトシのコーナーの後に、有吉さんの「自分で獲ったハチだけを食べて生活」が始まりました。えっ!今週?と驚きました。予告かと思ったら、20分間ぐらい放送されました。てっきり来週からだと思われていた企画が前倒しで始まったようです。新聞のラテ欄を見ると、そこには

 いきなり!黄金伝説。
 「タカトシの修学旅行
 超美味!!鎌倉スイーツ
 ベスト10を完食せよ」
 ▽猛毒ハチVS毒舌有吉
 過酷(秘)生活

とありました。あら~ん。ちょっと内容を書いておきます。場所は長野県伊那市。

 伝説ルール
 ・自分で獲ったハチだけを食べて2泊3日の生活
 ・ハチ獲り名人の方々に同行して頂く

 ハチ追い歴51年 山口政幸名人
 ハチ追い歴49年 伊藤茂明名人
 ハチ追い歴31年 佐田博徳名人

ハチを見ると大興奮でテンションが上がる猛者たちとともに、有吉さんはハチを追って走りまくります。

 レベル1 クロスズメバチ
  攻撃力24 守備力17 すばやさ45

 続いて キイロスズメバチ
  攻撃力53 守備力55 すばやさ65

 ラスボス オオスズメバチ
  攻撃力98 守備力72 すばやさ75

と、ゲームさながらのテロップが出て、3種類のハチの強さを表していました。もちろん実際にガチのハチ追いです。そして獲ったハチを食べるわけです。「猛毒ハチvs毒舌有吉」という毒つながりの「安易な」企画です。まずハチを捕獲するところから始まります。イカをエサに、ハチの巣を探り出すため、ハチを追って走ります。もう凄い重労働です。ベテランの名人たちに「行け!行け!」と急かされても、ハチへの恐怖心はあるだろうし、獲り方も追い詰め方も特殊。慣れないことばかりで、細心の注意が不可欠です。ハチの生態を熟知しているはずの名人だって、うっかり2つ目の巣を踏んづけちゃう始末。道なき道の山の中、ハチの巣確保のため日没まで激走を続けます。

「ジジイもイヤなんですけど、スタッフを何回ぶん殴ってやろうかと」

とスタジオで語る有吉さん。大奮闘で、見事「巨大ハチの巣、獲ったどー」となりました。来週はいよいよラスボスの巣へ。大量のハチを料理して喰らいます。


◇ごきぶりポーカー

11月12日(木)『スペシャルギフト』

11/4の読売新聞夕刊のコラムで有吉さんは、ある番組でカードゲーム『ごきぶりポーカー』をプレイしたことについて触れていました。それがこの番組だったんですね。

おぎやはぎの矢作さん主催で、集まった4人のタレント。矢作さんと、ゲームに「強い人」として選ばれた西川史子さん、有吉さん。負けたくないから絶対勝てる相手として加えられた、南海キャンディーズの山里さん。有吉さんは「心理戦の天才」と紹介されていました。精神的に優位に立つ人が勝ち、立場の弱い人が負けるそうで、案の定、山ちゃんが負けていました。「ウソのスペシャリストたちが、得意のポーカーフェースで勝負」というわけです。

ほかにも、海外の二つのゲームをプレイして、『ハゲタカのえじき』では、有吉さんのミラクルプレーが出ました。『ニムト』では、山ちゃんは経験者にもかかわらず読みが裏目に出て負け、有吉さんも「天才も避けられない落とし穴」にはまっていました。こういう頭脳ゲームには、うってつけの有吉さん。口数少なに、ゲームに集中していました。

ドコモ提供のオシャレな番組です。場所も西麻布のダイニングバー。カッコイイです。ゴキブリやサソリなどのネーミング、インパクトありますなあ。