『ものまねバトル49 2009オールスター紅白歌ネタ合戦』
1月4日(日)19:00-21:54 日本テレビ
N(佐藤賢治)「やって来ました2009年。世の中暗いニュースばかりだが、心機一転、笑う門には福来たる!いまこそあなたに送りたい、爆笑ものまねワンダーランド。話題の新顔も続々参戦!新作名作勢揃い!いずれ劣らぬ名人たちが繰り広げる、今夜限りの奇跡の連続!ご本家紅白にも負けない極上のエンタテインメント。さらに掟破りの同ネタ対決や、注目の最新プロ対決など、これぞものまねの真髄。今宵その集大成をご覧いれよう。さあ始まるぞ、ものまねバトル2009オールスター紅白歌ネタ合戦だ!」
司会 研ナオコ ヒロミ 羽鳥慎一
◆大御所ネタ対決
N「続いては、新春大御所ネタ対決!」
◇ホリ
N「まずは紅組ホリが、毎年進化を続ける武田鉄矢を披露。武田さんがほんのちょっと言い間違いをすると、おかしな世界が始まります!」
毎年進化する武田鉄矢を披露
言い間違いからおかしな世界が始まる!
◇有吉弘行
N「対する白組は、あだ名をつけさせたら日本一、有吉弘行。ネタは、『桃井かおりの弔辞』」
有吉ワールド全開!
桃井かおりがお葬式に出席したら
(「大女優一同」と「桃缶販売(株)」の花輪。木魚の音が流れる中、ノースリーブの黒いロングドレスの桃井有吉さん。右手にタバコ、左手で目頭を押さえて着席しています)
有吉「…(下を向いて涙ぐんでる様子だが、知り合いを見つけて手を振って)あら、ヨシエ、こっち!こっちよ、おいでおいで、こっち!こっちこっち(手招き)…(隣りの人に)あんたちょっとどいてくれない?」
有吉「(隣りに来たヨシエに)でもあんた、ほんと久しぶりじゃない?ずいぶん久しぶりよねえ。ま、こんなことでもないと会わないもんね。逆にラッキーみたいな感じよね。おめでたいわよね、ほんとに。おめでたくないわよお!なに言ってるの」
有吉「でもさ、ちょっと話変わるんけどお、(しんみり)ほんとにビックリしちゃってさ。…ううん、ヒロシはさ、もうそろそろ死ぬなって思ってたからさ、そりゃビックリしなかったんだけど。今日の朝さ、わたしが飼ってた、ほらカメがいるじゃない?カメキチ?カメキチが死んじゃったの。ヒロシも、カメキチも、死んじゃったわ(しみじみ)」
男の声「それでは、生前ヒロシさんと親交の深かった、桃井さんよりお言葉をちょうだいしたいと思います」
(タバコを吸っていたところ急に呼ばれて、タバコをお焼香のところに持って行き、結局、自分の履いている靴の裏で消して椅子の上に置きます)
有吉「弔辞。…カメキチ!(魂の叫び)…違う。ヒロシ。ヒロシ、どうして死んじゃったの?(涙ぐみながら)あたし、本当にあんたのこと、大好きだった。特に、あんたのエサ食べる姿…違う。ごはん食べる姿が、好きだったわ。ほんとにもっと一緒に遊びたかった。もっとしっかりお酒も飲みたかった。もっとしっかり、甲羅を磨いてあげれば良かったし、散歩も連れて(…感極まって弔辞の紙を目に当てて泣き伏す)…カメキチ!カメキチ!…また間違えた」
有吉「(手で顔を覆って指の間からあたりを見回して)…ごまかせないわ。ごまかせてるのかしら。…ヒロシ、あんだが生前好きだったものまね、ちょっとやってみようと思う。竹内力」
竹内力のものまね
有吉「『エー、人間、死んだら終わりや!』(魂の雄たけび)…(「ろくでなし」の歌にかぶって)でなし~(笑)でなし~。…終わりです」
◇ものまね終わって
ヒロミ「有吉」
有吉「はい」
ヒロミ「おまえ、ほんと自由だな」
有吉「何がですか?」
ヒロミ「こっち(ホリ)は緻密な。原さん」
原日出子「武田鉄矢さんの、ホリさんのものまねは、ほんとにリズム感がすごく良くて、面白かったです。でも、そう、あたしね、個人的にすごく好きです、有吉さん」
有吉「えー!!変わりもん」(笑)
羽鳥「有吉さん、いろんなかたにあだ名をつけるのが得意、というか、お正月ですから、ちょっと審査員のかたに」
有吉「審査員、いっぱいいません?」
審査員
平尾昌晃 森理世 原日出子 斉藤慶太・祥太
麻木久仁子 武田修宏 スザンヌ 東原亜希
ヒロミ「ちょっと誰か…」
羽鳥「何人かにでもいいんですけど、ちょっとつけていただけませんか?」
研「つけやすい感じの」
有吉「でも、(斎藤慶太・祥太に)おすぎと祥太でしょ」
斉藤慶太・祥太→おすぎと祥太
ヒロミ「おすぎと祥太なんだ」(笑)
有吉「武田さんなんか、スケベなタラちゃんです」
武田修宏→スケベなタラちゃん
武田「(笑)」
研「うまい」
ヒロミ「スケベなタラちゃん、いいわー」
◇審査発表
羽鳥「さあさあ、審査のほう、まいりましょうか。スイッチオン!…さあ、どうでしょうか。さあ、緻密さが勝つか、なんとなくが勝つか。…結果は、63対37。紅組ホリさん勝利!」
ホリ「ありがとうございます」
ヒロミ「負けたけど、おすぎと祥太と、スケベなタラちゃんが出ただけでも」
研「充分だよね」
有吉「ありがとうございます」
◆というわけで
14年続いた「ものまねバトル」最終章です。有吉さんは女性のものまねの十八番、「桃井かおり」さん。とってもチャーミングで、個性豊かです。最終回ということで、お葬式なのか、でもそこは桃井さん、意外性と驚愕の桃井ワールド炸裂です。亡きヒロシとカメキチが交錯し、悲しみに沈み、嗚咽しながらも、堂々と我が道を行く、逞しさと愛らしさ。繊細かつ奔放な魅力。桃井さんと有吉さんが見事に重なりました。
それから、なんといっても最後のものまね、竹内力の渾身の叫びが凄かったです。『人間、死んだら終わりや!』、座右の銘にしたいです。有吉ワールドを堪能。とても面白かったです。そして「ものまねバトル」が終わってしまうのが、とても残念です。数々の名作をありがとうございました。お疲れさま。
1月4日(日)19:00-21:54 日本テレビ
N(佐藤賢治)「やって来ました2009年。世の中暗いニュースばかりだが、心機一転、笑う門には福来たる!いまこそあなたに送りたい、爆笑ものまねワンダーランド。話題の新顔も続々参戦!新作名作勢揃い!いずれ劣らぬ名人たちが繰り広げる、今夜限りの奇跡の連続!ご本家紅白にも負けない極上のエンタテインメント。さらに掟破りの同ネタ対決や、注目の最新プロ対決など、これぞものまねの真髄。今宵その集大成をご覧いれよう。さあ始まるぞ、ものまねバトル2009オールスター紅白歌ネタ合戦だ!」
司会 研ナオコ ヒロミ 羽鳥慎一
◆大御所ネタ対決
N「続いては、新春大御所ネタ対決!」
◇ホリ
N「まずは紅組ホリが、毎年進化を続ける武田鉄矢を披露。武田さんがほんのちょっと言い間違いをすると、おかしな世界が始まります!」
毎年進化する武田鉄矢を披露
言い間違いからおかしな世界が始まる!
◇有吉弘行
N「対する白組は、あだ名をつけさせたら日本一、有吉弘行。ネタは、『桃井かおりの弔辞』」
有吉ワールド全開!
桃井かおりがお葬式に出席したら
(「大女優一同」と「桃缶販売(株)」の花輪。木魚の音が流れる中、ノースリーブの黒いロングドレスの桃井有吉さん。右手にタバコ、左手で目頭を押さえて着席しています)
有吉「…(下を向いて涙ぐんでる様子だが、知り合いを見つけて手を振って)あら、ヨシエ、こっち!こっちよ、おいでおいで、こっち!こっちこっち(手招き)…(隣りの人に)あんたちょっとどいてくれない?」
有吉「(隣りに来たヨシエに)でもあんた、ほんと久しぶりじゃない?ずいぶん久しぶりよねえ。ま、こんなことでもないと会わないもんね。逆にラッキーみたいな感じよね。おめでたいわよね、ほんとに。おめでたくないわよお!なに言ってるの」
有吉「でもさ、ちょっと話変わるんけどお、(しんみり)ほんとにビックリしちゃってさ。…ううん、ヒロシはさ、もうそろそろ死ぬなって思ってたからさ、そりゃビックリしなかったんだけど。今日の朝さ、わたしが飼ってた、ほらカメがいるじゃない?カメキチ?カメキチが死んじゃったの。ヒロシも、カメキチも、死んじゃったわ(しみじみ)」
男の声「それでは、生前ヒロシさんと親交の深かった、桃井さんよりお言葉をちょうだいしたいと思います」
(タバコを吸っていたところ急に呼ばれて、タバコをお焼香のところに持って行き、結局、自分の履いている靴の裏で消して椅子の上に置きます)
有吉「弔辞。…カメキチ!(魂の叫び)…違う。ヒロシ。ヒロシ、どうして死んじゃったの?(涙ぐみながら)あたし、本当にあんたのこと、大好きだった。特に、あんたのエサ食べる姿…違う。ごはん食べる姿が、好きだったわ。ほんとにもっと一緒に遊びたかった。もっとしっかりお酒も飲みたかった。もっとしっかり、甲羅を磨いてあげれば良かったし、散歩も連れて(…感極まって弔辞の紙を目に当てて泣き伏す)…カメキチ!カメキチ!…また間違えた」
有吉「(手で顔を覆って指の間からあたりを見回して)…ごまかせないわ。ごまかせてるのかしら。…ヒロシ、あんだが生前好きだったものまね、ちょっとやってみようと思う。竹内力」
竹内力のものまね
有吉「『エー、人間、死んだら終わりや!』(魂の雄たけび)…(「ろくでなし」の歌にかぶって)でなし~(笑)でなし~。…終わりです」
◇ものまね終わって
ヒロミ「有吉」
有吉「はい」
ヒロミ「おまえ、ほんと自由だな」
有吉「何がですか?」
ヒロミ「こっち(ホリ)は緻密な。原さん」
原日出子「武田鉄矢さんの、ホリさんのものまねは、ほんとにリズム感がすごく良くて、面白かったです。でも、そう、あたしね、個人的にすごく好きです、有吉さん」
有吉「えー!!変わりもん」(笑)
羽鳥「有吉さん、いろんなかたにあだ名をつけるのが得意、というか、お正月ですから、ちょっと審査員のかたに」
有吉「審査員、いっぱいいません?」
審査員
平尾昌晃 森理世 原日出子 斉藤慶太・祥太
麻木久仁子 武田修宏 スザンヌ 東原亜希
ヒロミ「ちょっと誰か…」
羽鳥「何人かにでもいいんですけど、ちょっとつけていただけませんか?」
研「つけやすい感じの」
有吉「でも、(斎藤慶太・祥太に)おすぎと祥太でしょ」
斉藤慶太・祥太→おすぎと祥太
ヒロミ「おすぎと祥太なんだ」(笑)
有吉「武田さんなんか、スケベなタラちゃんです」
武田修宏→スケベなタラちゃん
武田「(笑)」
研「うまい」
ヒロミ「スケベなタラちゃん、いいわー」
◇審査発表
羽鳥「さあさあ、審査のほう、まいりましょうか。スイッチオン!…さあ、どうでしょうか。さあ、緻密さが勝つか、なんとなくが勝つか。…結果は、63対37。紅組ホリさん勝利!」
ホリ「ありがとうございます」
ヒロミ「負けたけど、おすぎと祥太と、スケベなタラちゃんが出ただけでも」
研「充分だよね」
有吉「ありがとうございます」
◆というわけで
14年続いた「ものまねバトル」最終章です。有吉さんは女性のものまねの十八番、「桃井かおり」さん。とってもチャーミングで、個性豊かです。最終回ということで、お葬式なのか、でもそこは桃井さん、意外性と驚愕の桃井ワールド炸裂です。亡きヒロシとカメキチが交錯し、悲しみに沈み、嗚咽しながらも、堂々と我が道を行く、逞しさと愛らしさ。繊細かつ奔放な魅力。桃井さんと有吉さんが見事に重なりました。
それから、なんといっても最後のものまね、竹内力の渾身の叫びが凄かったです。『人間、死んだら終わりや!』、座右の銘にしたいです。有吉ワールドを堪能。とても面白かったです。そして「ものまねバトル」が終わってしまうのが、とても残念です。数々の名作をありがとうございました。お疲れさま。
ここにその「スケベなタラちゃん」が加わる事でしょう。有吉がつけたあだ名の一覧
http://2chart.fc2web.com/2chart/oshaberikusoyarou.html
何度繰り返し見ても面白くて、
そのたびに新しい発見ができます。