ひとり呑み芸人

『アメトーーク』
7月29日（木）23:15-24:15　テレビ朝日

「ひとり呑み芸人」

MC
宮迫博之・蛍原徹（雨上がり決死隊）

出演
福田充徳（チュートリアル）
吉田敬（ブラックマヨネーズ）
椿鬼奴
有吉弘行
博多華丸
福田薫（U字工事）
松尾陽介（ザブングル）


◇ひとり呑みのメリット

1　人に合わせなくてイイ!!（チュ－ト福田）

2　家に帰る心配をしなくてイイ!!（吉田）

3　人の顔色を気にしなくてイイ!!（華丸）

4　どーでもいい話を聞かなくて済む。（U字工事・福田）

5　はしゃいで踊れる!!（有吉）


（というわけで有吉さんです。今回はフワフワした感じで、『アメトーーク』では珍しいと思いまして、そのトークを紹介することにしました）


有吉「ひとりだとボクなんかでも、ちょっと呑んで酔っぱらって、はしゃいじゃって、ひとりでダンス踊ったりしますもん」（笑）
蛍原「うそつけ！」
有吉「ひとりだからこそです」
蛍原「みんな呑んでるときにでもやったらええやん」
有吉「それはちょっとやっぱり恥ずかしいですね。…突然、『ゲッツ！ゲッツ！ゲッツ!!』とかやったら（笑）、いやでしょ？」
蛍原「いやいやいや。有吉、面白いなと」
有吉「そうなりますかねー。いや、できないんですよねー」
蛍原「ゲッツゲッツゲッツとか、ほんまにしたいときあんのや？」
有吉「すごい大声でやるから、近所から苦情きたりするんです」
宮迫「えっ！いまの（ゲッツ）をひとりでやってんの？」
有吉「ひとりでやってますやってます。ひとりで大騒ぎしてるから、隣の人から『うるさいよ』というのが来て、『家でパーティとかそういうのはやらないで』みたいな苦情が入ってきたりするんです」
宮迫「えっ！ひとりで？それぐらい？」
有吉「それぐらいやります。のってきたらですよ、当然」
蛍原「（笑）」
宮迫「考えられへん」
鬼奴「わかります。テレビ見てて、絶対やらないモノマネとかやりますよね」


（どうもここらへんの有吉さんの顔が気になります。私が密かに「ウソつきの顔」と呼んでいる表情に見えて仕方ありません。もちろん私の妄想です。有吉さんはいつも真面目です）


6　なんかカッコイイ!!（松尾）

宮迫「あっ、そうや、忘れてた。有吉、竜兵会やんけ」
蛍原「ひとり呑みちゃう。竜兵会って、みんなで呑んでるやん、竜兵さんたちと」
有吉「はいはいはいはい。それも当然ありますけど、そこで溜まったストレスは、やっぱりひとりで」（笑）
蛍原「ストレス溜まるんだ」
有吉「仕事ですから。やっぱり宮迫さんと呑むのも、蛍原さんと呑むのも、後輩にとっては仕事なんですよ」
宮迫「えー！？」
有吉「仕事の一環なんですよ」
宮迫「そんなことないよな、みんな」
蛍原「そんなことないやろ」
宮迫「気楽に呑んでるで」
有吉「カネを払うからっつって、その、偉そうな顔するじゃないですか」（笑）


◇ひとり呑みスタイル!!　イメージ映像　BGM

・鬼奴
　ビールדThe Boy from Ipanema”Diana Krall

・有吉
　バーボン×「傘がない」井上陽水

（♪都会では自殺する…で始まるこの曲は、ひとり呑みの場にふさわしいというより、自著『お前なんかもう死んでいる』に合わせたような気がしました）

宮迫「なんですか？最後（に自分の本を読むのは）」
蛍原「宣伝？」
有吉「たまたま、ボクのスタイルは、本を読むことなんですよね、ひとり呑みで」
蛍原「本を読むの？ひとりで」
有吉「ええ」
宮迫「たまたま自分の本読むか！」
有吉「（笑）今のはちょっとね」
宮迫「お酒呑みながらひとりで本読む？」
有吉「読んでるふりというか、なんか一冊読んでるな、何かしてるなと思ったら、誰も寄ってこないんですよ、飲み屋とかで」
蛍原「あー、なるほどなるほど」
有吉「何もせず、手ぶらで、こう呑んでると、『お－、さみしそうだね』なんて来るんですよね、いろんな人が」
蛍原「しゃべりかけてくるヤツいてるから」
有吉「ですから、本を読んでますね。それで大体ダテメガネして、メガネとった瞬間に、こう、目疲れたなっていうときに、こう一杯飲むとちょっとかっこよく見えるっていう」（笑）
松尾「そういうの大事ですよね、やっぱ、かっこよく見せるには」
有吉「あと、大体ひとり呑みのときには、ほっぺたをこう…（へこませて）やって呑みますね。周りの人に、『あれ？テレビで見るのと違うな』って言われたいんです」（笑）
宮迫「ひとり呑みがどうこうより、ズレてきてるような気がする」
有吉「ちょっとそういう演出もね、楽しんでるっていう」

・チュート福田
　ビール×「ハナミズキ」一青窈

・松尾
　芋焼酎×「時の流れに身をまかせ」徳永英明

・U字工事・福田
　ビール×「初恋」野狐禅

・吉田
　麦焼酎×「上・京・物・語」シャ乱Q

・華丸
　ビール×「思えば遠くへ来たもんだ」海援隊


◇ひとり呑み あるある

1　自宅でボトルに名前を書く。（U字工事・福田）

2　以前、関係があった女性にメール。（吉田）

3　少ないツマミでたくさん呑む!!（華丸）

4　ワガママなツマミになる。（有吉）

有吉「ツマミとかは、でもけっこうほんとに、ワガママなツマミになることありますね。鍋とかも、ボクあんまり野菜とか好きじゃなかったりとか、好きなものを好きなだけ食べれないっていうのがアレなんで。肉しか入ってない鍋とか作ったりとか、なんかもうピザでも一枚めちゃくちゃに食ってみたいとか、切れごと食わずに、なんかヘンに食っちゃったりとか（笑）、ワガママな食べ方したいですね」

5　ひとりで鍋をつつく。

6　テンションが高い時はワイン!!（チュート福田）

有吉「『吉田TENGA』の話ですけど、ボクは、あのー、ひとりで呑んでると、やっぱテンションも性欲も上がってきちゃって、結局風俗行っちゃって二人呑みになっちゃうことはあります」（笑）
蛍原「有吉、有吉、そんなんいちいち言わなくていいねん」
有吉「いや、ふくらませたほうがいいのかと」
蛍原「いや、そこふくらませる必要ないですから」
有吉「股間だけで」（笑）
蛍原「有吉、そんなん言わないじゃない！タイプ違いますよ！」
有吉「（笑）勇気を出して」
宮迫「お酒の話ばっかりしてるから、ほんまに酔うてるようになってる」
蛍原「ほんまに酔うてる感じになってるで」
宮迫「ティーヴィーショーやからね」
吉田「今日それ使うぞ思ってる日は、ボク、チラチラそれ見ながら呑んでまう」
有吉「（笑）いいオンナみたい…」
吉田「学校で好きな女の子見る感覚で」


◇ひとり呑み事件簿!!

有吉「えーと、事件簿ですよね。派手な事件と地味な事件あります」
蛍原「それはやっぱ派手なほうがいいかな」
有吉「ボク、本をひとり呑みのとき、呼んでるふりをしてるっていうんですけど、ページなんて進まないです。ボーッとやってるだけなんで。そしたらやっぱりね、野暮なヤツがね、『有吉さん、さっきから1ページも進んでないじゃないですか』ってツッコんでくるんですよ。そしたら、『マイッたな』ってなっちゃうっていう。…恥ずかしいなっていう」
宮迫「…今ので派手なほう？」
有吉「派手なほうです」
宮迫「一応、地味なほうも」
有吉「地味なほうは、やっぱりひとり呑みして、けっこうフラフラになってるんで、よくワインのコルク折っちゃうっていうね」


◇憧れのひとり呑みシチュエーション!!

（「ひとり呑みしている時の憧れる状況をVTRに!!」というわけです。男性陣のVTRには安田美沙子ちゃんが登場してくれます。なぜ「ひとり呑み」なのに、みちゃこちゃんが？という疑問は、ここまでの流れからすると些細なものです。もうなんでもありのイマジネーションワールドです。この記事も長くなってきたので、細かいところは省略）

・U字工事・福田
　お隣さんとキス

・松尾
　バーで逢った女性とキス

・チュート福田
　握手を求められる

（これを見て、私はこの福田さんこそ真の「ひとり呑み」だと思いました。「あえてひとりで呑んでるのを見せたい」という寸止め感がいい）

・有吉
　誘いを断って読書

（自著2度目の登場。「『お前なんかもう死んでいる』発売中か…」と、つぶやく念の入れよう）

宮迫「おい、また放り込んだな」
有吉「アメトークも長いんで」
宮迫「こんなこともええかなと」
有吉「なあなあになってきてます」（笑）

・鬼奴
　サルサを踊る

・華丸
　若女将としっぽり呑む

・吉田
　「とんぼ」を熱唱!!