フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

東京に泊まろう!in巣鴨 part.1

2006年02月07日 | テレビ
『Tokyo,Boy』
2月5日(日)21:00-21:30 東京MXテレビ

◆駅前

N「ご近所という概念が希薄な町、東京。いまや隣近所の顔すら知らないというご時世。東京の人たちにいまもなお人情は存在するのだろうか。そんな疑問を調べるべく都内のさまざまな場所で、今晩泊めてくれませんか、といきなり宿泊交渉をするという、この企画、東京に泊まろう!そして今回の希望者は」

「池袋駅東口」駅前。
ふりしきる雪の中、ニット帽、青いダウンジャケットの有吉さん登場。

スタッフ(声)「どうも」
有吉「おはようございます」
スタッフ「雪ふってますね」
有吉「最悪のお天気ですね。すごい雪ですよ」

N「元猿岩石、有吉弘行。(白雲PV)いまから10年前、日本テレビ進め電波少年のヒッチハイク企画で大ブレイクしたお笑い芸人。その後も歌手としてデビューし、白い雲のようにではミリオンヒット、と一躍時の人に。しかし、この日はあいにくの大雪。白い雪が東京にふりつもり、宿泊交渉には最悪の条件となったが、そこはアポなしロケの元祖、有吉には期待がかかる」


◆ロケバス車内

N「と、ここで東京に泊まろうルールの説明を」

<東京に泊まろうルール>
・宿泊先は「東京都内」 ・所持金は¥0
・タイムリミットはAM0:00
・宿泊先が見つからない場合は「野宿」

N「泊めてもらうお宅はもちろん都内限定で、所持金はゼロ。タイムリミットの12時までに万が一宿泊先が決まらない場合は、野宿してもらいます。だが、これだけではアポなしロケのプロに申しわけないと、今回は特別に、あるルールを設けた」

スタッフ「いつもは泊まろうやるとき、交渉するときに横にカメラとスタッフがいたんですけども、今回いませんので」
有吉「いませんってなんですか?カメラとかディレクターさんも周りにいないってこと?オレどうすんの?」

<有吉特別ルール1>
リアルな巣鴨の人達の「人情」を調査するため
有吉は一人きりで宿泊交渉
スタッフとカメラは離れた所から見守る

スタッフ「えー、ひとりでちょっと交渉してもらいたいなって」
有吉「いやいや、不審でしょう。カメラがいるからまだ」
スタッフ「テレビパワー無しってことで」
有吉「テレビパワー無し?(笑)いや、絶対無理だわ。絶対無理ですって」
スタッフ「だから、もちろん交渉するときにテレビの撮影ってことを絶対にバラさないで下さい」
有吉「テレビの撮影って言わないの!?」

<有吉特別ルール2>
設定はあくまで「有吉のプライベート」
交渉の際にTVの撮影である事を
バラしたら「交渉不成立」とする

スタッフ「だって、隠し撮りじゃないですか、これが」
有吉「テレビの撮影って言わなかったら、ただの不審者だって。泊めて下さいって言うんですか?」
スタッフ「はい、そうです」
有吉「いやいやいやいや。ちょっと、不安というか不満ですね。できるかな。オレできないと思いますよ」

BGM『旅人よ』♪強い風にいま立ち向かっていく~

N「悪条件な天候とルールに、早くも不満をこぼす有吉。だが、この男は苛酷なヒッチハイクの旅でわれわれに、勇気と感動を与えてくれた男。乗り越える壁が高ければ高いほど、燃えてくれるはず」

スタッフ「有吉さん、着きました」
N「はたして今回の交渉の場所は」
スタッフ「ここが今回のロケ場所なんですけど」
有吉「(窓から外を見て)巣鴨!?巣鴨。巣鴨はまたキツイなあ」

N「今回有吉が挑戦する町は、おばあちゃんの原宿として知られる人情の町、巣鴨。圧倒的に年齢層の高いこの町の人々は、当時若者から絶大な人気を誇った猿岩石の存在を知っているのか」
有吉「巣鴨はいちばんダメですって。知らないもんボクのことなんて。だってほら人通りない、全然歩いてないじゃないですか」

<東京に泊まろう!in巣鴨 Tokyo,Boy>

有吉「(リュックを渡されて)これ、いらないですよ」(と言いながらリュックと帽子と眼鏡着用)
N「まずは設定があくまで有吉のプライベートということで、バックパッカーふうのリュックを渡し、さらに万が一のパニックに備え、簡単な変装をして宿泊交渉の旅へと出てもらう」


◆巣鴨

スタッフ「ここからボクら離れてますんで」
有吉「本当に離れるんですね」
スタッフ「ひとりでちょっとじゃあ行って来て下さい」
有吉「はい、わかりました」
スタッフ「どうぞ」
有吉「どうぞって、オレのペースでやらせてよ(笑)もうホントやだー」
N「それではさっそく交渉スタート」
有吉「もう人、少ねえしよー」

N「まず有吉が向かったのは、巣鴨でいちばん人通りの多い地蔵通り。ふだんなら大勢のお年寄りや観光客で賑わっている巣鴨の竹下通り、なのだが」

有吉「年寄り多いなあ。年寄りばっかりだなあ」
N「やはりこの日は大雪が影響し、人通りは明らかに少ない」
有吉「わあ、なんかもう恥ずかしいなあ、声かけんの。あ、とげぬき地蔵あるな。お、いっぱいいる、人」

N「声をかけてもらうことを願い、ひとけの多いとげぬき地蔵へ」
有吉「(お参り)いい人が見つかりますように」
N「しかし変装のせいか、誰ひとり有吉に気づかない。巣鴨の厳しい現実を肌で感じた有吉は、ようやく自分から声をかけようと決意する。まずは人情深そうなおばあちゃんの集団から」
有吉「こんにちは。寒いねえ」
おばあちゃん「寒いねえ」
有吉「いやあ、ちょっと恥ずかしいなあ」
N「寒いねえと暖かい挨拶は交わせたのだが、それ以上の言葉が出てこない。すると突然おばあちゃんを追いかけ、強引に輪の中に入った有吉。一体なにをするのか」


*どうも、落花生です。このへんで番組開始から10分ぐらいまで、全体の3分の1です。「235行問題」で、これ以上書けません。この「TOKYO BOY」を3回に分けて書くことにしました。序盤は、町の人との「宿泊交渉」というより、番組スタッフとの「進行交渉」になっています。さあ、たえまなくふりつもる雪の巣鴨で、「不審者」の有吉さんは無事、泊まれるのやいなや。part.2へ続きます。


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