雨のスタートは、
大舘からドライ路面になり、一安心。
最悪の場合のショートカット・コースも考えていた。
天気予報サイトを何件も確認し、
雨雲を避けれるルートを探すことができたんで。
土田牧場。
久しぶりだ。
売店の建物が改装されている。
いつものチーズトースト&ミルクでブランチ。
とある銀行員からTEL。
彼「社長さんはおられますか?」
私「出掛けています。」
彼「お戻りは?」
私「う~ん、何時に戻るかは聞いてなかったな~」
ここまでは普通なんだが、
彼「それでは、折り返し、 また電話します。」
私「・・・・・・・・・?」
私も細かいところに食いついてしまったものだ。
しかしながら、
この流れ上、折り返すのはこちら側だ。
私「折り返す、の?」
彼「え・・・・?」
私「あなたが、折り返すって・・・・?」
彼「あ、いや・・・・、あの、すいません・・・・・・」
それでも、
何故私が突っ込んだのか、
彼は理解していないかもしれない。
2時間位経った頃、
また掛かってきた。
彼「社長の奥様はいらっしゃいますか?」
私「出掛けてましたが。」
彼「・・・・お戻りは・・・・・?」
私「もう少しで帰ってくると思いますけど。」
彼「・・・・・あのぉ、伝言してもいいですか。」
私「どうぞ。」
(ペンを持ち身構える)
彼「先程訪問したとき、登録書類等を持って行ったんですが、その時、車検証のコピーを貰ったんです。で、その車検証なんですが、私は一体何に使用したらいいんでしょうか?分かりますか?」
伝言になっていない。
私への質問だろ。
なんか、細かい事が気になってるな~
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150626-00000062-jnn-int
臓器移植とも違うし・・・・・
人間の身体って、
そんな簡単にくっ付けたりできるの?
http://biz-journal.jp/2015/06/post_10492.html
確かに、
あの人、運転、向いてないなぁ~
と思う事は、ある。
走ってるとね。
この記事にあるように、
機械を操作したいという欲求も、
まあ、
クルマを運転する切欠の一つだろう。
しかし、
操作したいという気持ちが、
運転の楽しさに直接繋がるだろうか。
操作は慣れてしまえば、
空気のようなモノだ。
楽しさは無くなろう。
だから、
操作の次に、知って欲しいのが・・・・・・
反社会的な事を今から言うが、
やはり、
スピードへの欲求ではないだろうか。
スピードがもたらす緊張感、スリル。
自分が悪い事をしているのだという背徳感。
スピードを御するテクニックへの心酔。
そういうものが、入り口であると思う。
入り口ね。
今の若い人は、
スピードに興味を示さない。
それだけなんじゃ。
クルマ好き=スピード
は、長くは続くものでもない。
勿論、レースの世界に進む人も居るだろうが。
一度でも、「楽しいモノ」
という認知がなされたならば、
チョッと運転しただけでも、
洗車しただけでも、
所有しているだけでも、
楽しさは続いていくだろう。
そして、
多くの人は、年齢と共に自制心を身につける。
(そうでない人も、居る)
スピードから離れても、
クルマが好きだという気持ちは薄れない。
ホビーの対象がクルマなのではなく、
楽しさの手段としてのクルマ、ってのを、
メーカーも提唱しなきゃ。
ポンとスポーツカーを発売して、
「若者が好きになってくれれば・・・・」
という”待ち”ではなく、
このクルマを手段として、
こういう所にドライブして、
こいう風景を見て、
こういうモノを食べてみて、・・・・
だからクルマは楽しいんだよ、と。
そこまで提案しなきゃ、
迎えにいかなきゃ、
分からないんだと思うよ。
道の駅巡りや、
SA/PA巡りなんて、丁度良い入り口だと思う。
昨今のSNSブームに則り、
今日食ったラーメンの画像ばかりじゃなくてね、
遠方に出掛けた画像をバンバン貼ってさ、
楽しさを伝播していかなきゃ。
途方も無く遠かったり、
特別な人しか出入りできない場所じゃなくて、
ちょっと頑張ったら行ける所なんかを紹介してみたらさ。
私は昔から、
「どっか行って来た?」
と、お客様に話題を振る。
そんな話題から、
自分が行って来た場所や、
食べてきたものを紹介したりする。
お客様が興味を持ったら、
こっちのものだ。
クルマ好きを少しずつ増やしてますよ。