眼鏡が壊れた。
まあ、
度も合わなくなってたんだよな。
新調しよう。
眼鏡屋に。
しかし、
今のフレームって小さいのばっかりだ。
プラスチックのばかりだし。
ヘルメットを被るんで、
金属製の丈夫なのが欲しい訳だ。
普通なら、左右のレンズを繫ぐ鼻の上のフレームが1本なのだが、
2本のモノが欲しいのだ。
フルフェイスを被った後、グイグイと押し込むんで。
こうこう、こういったもの、無いの?
若い店員に尋ねるも、パッとしない。
昔なら、
店員がマン・ツー・マンで着いて回ったものだが、
時代が変わったのだろう。
「この辺りですかね・・・・」
と言って、放置されてしまった。
仕方ない。
自力で店内を探す。
昔の私なら、そのまま店を出て、
他の店に行ったのだろうが、
もう、兎に角、早く済ましてしまいたいのだ。
これでいいなと思ったのを持ってカウンターに。
買うと分かれば店員の対応も急に良くなる。
視力も測り、レンズも決まったのだが、
今度は、
フレームが大き過ぎて、レンズが合わないそうな。
微妙に。
面倒くさくなって、
フレームを変更しようか思った。
したら、
この年配の女性店員は、
「今まで丈夫なフレームをお使いなのですから、同様のものが良いと思います!」
と、方向転換を受け入れない。
もう、好きな様にして・・・・・
メーカーから何点か送ってもらうそうな、
それを見て、決めて欲しいんだと。
ああ、
面倒くさい!
いつになったら、眼鏡が出来上がるんだ?
今朝の事。
引き取りに出て、
国道の交差点で信号待ち。
ふと、右手に目を遣ると、
黒い傘が目に入った。
こんなに天気が良いのに、傘なんかさして・・・・・
ああ、日傘?
と、
傘の主は、男。
20代と思しき彼は、
長袖のカーディガンに黒い手袋。
しっかりと紫外線対策。
確かに、
白い顔だ。
気になるんだろうか、
日光。
まあ、
最早、然程の事では驚かん。
こういう時代だ。
ショルダーバックを肩から提げた彼は、
何処かへお出かけの様だ。
これからの季節、
大変なんでしょうね・・・・・