20210913 追記9/14画像だけ 中野ワールド 45番街

20210913

とくにありません。

本日も、おつかれさまでした。

画像のこの辺りもたぶん40年くらい時間が止まっている感じなのだけれど、なかなか再開発が入らないのは、おそらくトラックの入れる道がないからではないか、と素人考えを書いてみる。まあ古いままでいいです私としては。画像一番奥のプチ九龍みたいな雑居ビル、昔はラブではないホテルだった記憶があるが、なにか近寄ってはいけない雰囲気があって、よく知らない。

追記9/14
気になって少し調べてみるとやはり中野の九龍城とごく一部で呼ばれているらしく、権利関係も複雑な様子。

そしてホテルもあったが、とっくに廃業しているとのこと。まあ事件もあったしね。そのビル内、今はかなりディープな様相を呈している模様。廃墟になりつつあるような。危ないところには私行きません。

画像の奥に見えるワールドというビルが55番街であるらしく、そのまた奥に大きなビルがそびえて見えるが、あれは数年前に建った。建つ前の土地はもともと何かというと、これも45番街と呼ばれた飲み屋街で、中野45番街で検索すると関連情報が出てくるが、新宿中野育ちの私でもこの北口一角をまったく知らなかった。目の前が早稲田通りだから、何度も何度も目の前を通ったというのに、である。

検索してもなかなか往時の画像はなくて、地上げが終わった後のベニヤ板ばかりのものしか見ることはできない、と思う。推測すると雰囲気は新宿のゴールデン街に近く、青線だったのかもしれない。しかしゴールデン街への入り口はけっこうウェルカムだが、この45番街への入り口はビルとビルの隙間しかないという驚き。あれでは私だって知るわけもない。

私は酒飲みではないし、だから飲み歩きをしないので、ゴールデン街でも飲んだこともないが、しかし中野にあんな一角があったことを知った7年くらい前にはかなりのレベルで驚いた。身近すぎてね。検索して出てくる画像だけでもどれだけ多くの人の営みがここにあったのかとため息が出る。

作家の五木寛之は早稲田の学生で、中野で遊んだという記述が多い。名曲喫茶クラシックの常連だったというし、おそらくこの45番街でも飲んだに違いない。そういえばクラシックもなくなって久しい。あの喫茶店は画家の美作七朗という人が経営していた。

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