6/4
朝、コーヒーを飲み終り、手持ち無沙汰にボーっとしていたら、
大きい透明なビニール袋が目に入り、ヒマだからなんとなく被ってみた。
私に自殺願望はまったくないのだが、
ふと、袋を被ったらどれくらい息ができるのを試したくなった。
それと、発明と都知事選でおなじみのドクターがいつだったか、
発明をする時はプールに潜る。
すると息が出来なくなる寸前に閃きがやってくるのだ、
などと言っていたことを思い出したことも行為の理由付けになった。
それにしても案外と酸素は保つのである。
5分だったか、測らなかったが、それくらいではぜんぜん大丈夫。
「なんだ?まだまだいけるな」と思ったら息苦しくなってきた。
とはいっても限界まではがんばろうと、閃くまではやってやろうと、
普段がんばらない私がヤル気になって、
気を失うレベルの100メートルくらい手前で頭から袋を外した。
袋は息でビショビショである。
さすがに息は荒い。
欠乏した酸素を取り戻そうとハァーハァーと何度も呼吸をした。
それで結論から発表すると、閃きはまったくナシ。
しかもその後、6時間くらい少しフラフラした。
脳細胞が10万くらい死んだかもしれない。
これ以上バカになってどうするんだと思ったが、
もう済んでしまったことをクヨクヨしても仕方がない。
くれぐれもビニール袋は被らないようお願いします。
いいこと何もありません。
おつかれさまでした。E V O L U C I O