青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

神戸・エキゾチックタウン

2020-06-01 | 昭和・懐かしい京阪神の風景

僕は、1980年代後半から90年代初頭にかけて、よく神戸へドライブに行きました。その中でもよく行ったのがポート・アイランドです。人生初のドライブ・イン・シアターもここで経験しました。

この地図は1992年当時の地図です。今とは違い、まだポートピアランドがありました。逆に「神戸どうぶつ王国」も、その前身の「花鳥園」もまだありません。神戸が誇る「救急救命センター」のある市民病院の位置も、今とは違います。この地図の街と現在の街が大きく違うのは、阪神大震災のせいです。

ポートアイランドにはお休みごとに家族連れで賑わう、バンドールエキゾチックタウン店と(1984年6月~1995年1月17日)と、レストランビルエキゾチックタウン(1984年8月~1995年1月17日)がありました。前者はアメリカのように、巨大なショッピングセンターでした。後者はレストラン施設。閉店の日付でお分かりのように、震災によって閉店となりました。

エキゾチックタウンは、外観は殺風景ですが、中はおとぎの国のようで、3階まで吹き抜けになった回廊式の作りで、4つのレストランコーナーと、パーティ会場がありました。1階のステーキハウスは260席の大スペースで、夜はライブステージもありました。シーフード&バーベキューレストランやお好み焼き屋もあり、3階のパーティ会場はアラビア調・ウエスタン調など9つの部屋がありました。本当に懐かしい。

エキゾチックタウンの建物は、震災後も長く、2009年(平成21年)7月に神戸市との土地貸借契約が満了を迎えるまで、無人状態で存在していました。そして同年8月に解体されました。震災から解体まで、廃墟として存在していたのが寂しかったことを覚えています。



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