青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

昭和の試写会

2017-03-08 | 青春・名画劇場

映画の試写会・・・70~80年代に比べ、本当に少なくなりました。試写会と言っても様々です。テレビのワイドショーで報道される、有名人が来るプレミアショー。少し特別な劇場を使って行う試写会。試写会専用の会場で行う試写会。開催される会場だけでも、たくさんの種類があります。

次にお土産。(笑)スポンサーの景気が良かった時代には、試写会の会場で抽選があり、いろんな景品が貰えることもあります。僕は過去に3万円分の商品券を当てました。無料で映画を見て、お金まで貰えたのは幸運でした。

それ以上に今も忘れないのは、試写の感想を書く「アンケート」。僕はいつも真面目に書きますが、それが新聞に掲載されたことがあります。あれは嬉しかった!その後も新聞の映画の広告に、有名人のコメントと並んで、僕のコメントが掲載されたこともありました。もう完全に映画評論家気分でした。

試写会は無料ですが、それでも、腹が立つほど面白くない映画もありました。(笑)

「ウルフェン」(1981)なんて最悪でした!(題名すら皆さん知らないと思います。)「007シリーズ」や、「スター・ウォーズ」シリーズのような最高の映画の試写もありました。試写会だけで、劇場公開が見送られたものもありました。(こういう時は、得をしたような気分でした。)600本以上は試写会で観ています。試写会申し込み当選率は99%でした。

自己流の当選のコツは、ハガキは3枚出すこと。締め切りの1日前に出すこと。配給会社が狙っている年齢層と性別に応じて、家族の名前を使い分けて応募することでした。根拠のないコツもありますが、(笑)これで外れることは無かったのです。

思い出は、評論家のKのおばちゃんは寝ていて映画を見ていない。某評論家OとPは途中退出している。しかし、どちらもしっかりと評論を書かれていたことです。評論家が如何に当てにならないかが、よく分かりました。(笑)