青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

NYフィルの公演、iPhone着信音で一時中断!

2012-01-16 | NEWS

ニューヨーク・フィルハーモニックのファンの携帯電話の着信音が、同楽団のコンサートにいくつかの音符を追加してしまった―これには誰も喜ばず、特に指揮者は立腹の様子だった。

オーケストラがマーラーの交響曲第9番の静かなフィナーレを演奏中、最前列付近に座っていた男性のiPhoneが耳障りな音を鳴らした。マリンバの着信音だった。

これに対し、指揮者のアラン・ギルバート氏は、異例にも演奏を止め、観客席に非難のまなざしを向けて叱責した。

「実際、その音はホールの中で一番うるさかった。どうにかしないといけなかった」とギルバート氏はテレビのインタビューに語った。

着信音が鳴り続ける中、観客席からは「出ていけ」「追い出せ」などの叫び声が上がった。

ギルバート氏は、普段ならコンサートを中断することはないが、着信音の音量とその長さに考え込まされたという。「オーケー、どうすればいい?この作品をどうやって終わらせればいいのか」

着信音を鳴らしたのは60代の男性。音が鳴りやむまで、手に入れたばかりの最新機器にしばらく苦戦した。

男性は、米紙ニューヨーク・タイムズに対し、自分の携帯電話から着信音が鳴っていると気づくまでにかなりの時間がかかったと述べた。前日に会社からiPhoneを支給されたばかりで、アラーム機能が設定されていたことを知らなかったという。

「その携帯を、自分が持っていたと気づくことがどれほど絶望的な気持ちか、想像できるでしょう。とてもみじめです。コンサートの観客やオーケストラのメンバーたちが許してくれることを願います。すべての観客に謝罪します」と、男性は語った。

コンサート終了後、この出来事はさまざまな音楽関連のブログで話題になった。


ドウェイン・ジョンソン ~初来日伝説!~ “レスラー” ザ・ロック

2012-01-14 | 素晴らしかった興行・イベント

今や映画の世界で大スターになったドウェイン・ジョンソン。彼がWWEのスーパースター、プロレスラーだったことを知らない人がいる時代になってしまったことに驚きます。

ドウェイン・ジョンソン、ことロック様が初来日したのは、2002年3月1日・横浜アリーナでした。日本のプロレスは最高ですが、「アメプロ」と呼ばれていたWWEも最高のエンタメであることを、僕はこの日知りました。

メインエベントはザ・ロック対クリス・ジェリコ。この試合の終了後のロックとジェリコのやりとりが、最高に笑えたのです。この頃は今のようにLGBT云々を論じる時代ではなかったので、こういうやり取りが可能でした。

クリス・ジェリコ(ニックネーム:Y2J)対ロックの試合が終わり、引き上げていくジェリコをロックがリングに呼び戻しました。そして・・・


ロック「折角の日本だ。これから六本木に行かないか?一緒にジャパニーズパイを食べようぜ」

ジェリコ「いやだね」

ロック「(驚いて)お前、パイは嫌いなのか?」

ジェリコ「嫌いだよ」

ロック「(さらに驚いて)ジャパニーズパイが嫌いだと?」

ジェリコ「ジャパニーズだろうが、アメリカンだろうが、メキシカンだろうが、イングリッシュだろうが、フレンチだろうが、とくかくパイは嫌いなんだよ!」

ロック「(信じられない表情で)Are you OKAMA ?」

ジェリコ「???オカマって何だ?」

ロック「・・・オカマとは日本語でゲイのことだ」

ジェリコ「そんなわけないだろ!」

ここである観客が「Y2ゲイ!Y2ゲイ!Y2ゲイ!」と言ったことから、アリーナが「Y2ゲイ!」の大合唱に・・!

ジェリコ「お前のせいでY2ゲイなんて言われたじゃないか!」


パイとは女性のあそこのこと。ロックはつまり、日本の女の子をナンパしようと誘ったのです。ところがジェリコはそれが分からず、パイが嫌いだと言ってしまった。お前、女が嫌いなのか?ということで、ロックは「オカマ?」と言ったのです。

観客(仕込み?)のアドリブ?は見事でしたが、ジェリコは既に30回以上も来日していて、カタカナの読み書きは完璧な人なのです。しかも日本語もペラペラ。このコントで、オカマという言葉をロックに教えたのは、実はジェリコなのです。本来5分で終わるはずだったのが、観客のY2ゲイコールにより、予測しなかった盛り上がりになり、20分を超えるコントになってしまいました。これが伝説の横浜ライブです。

当時、そこにいたどれだけの人が、本当に笑えたのかは「?」ですが、会場があんなにお笑いで盛り上がるのを生で観たのは、この時が最初で、しかも最高でした。