僕はコメディ映画が大好き。しかしメグ・ライアンがブレイクした後のコメディ映画と言えば、どれも同じような顔をした可愛い女の子が主人公なのはいいけど、どれも同じようなDVDパッケージ。かろうじてドリュー・バルモアは見分けがつくという感じ。そもそも邦題がよろしくない。この映画もそうだ。
DVDのパッケージを見ただけでは、中身の無さそうな映画に思える(失礼・僕が)が、この映画は本当に面白い!大推薦します!
ブロンド=おつむ軽ぅ~、ブルーネット=賢女というイメージが主流。確かにブロンドの女性が髪を染めてしまうことはよく聞く。(もったいない!)だからと言って、原題の「Legally Blonde」を「キューティ・ブロンド」に変えて、ピンクのドレスに身を包んだブロンドの女の子がチワワを連れているジャケを見たら・・・僕は観ようと思わない。
友人がアメリカでこの映画を見たけれど、英語が苦手で分からなくても面白かったから、字幕か吹き替えで見たいと。それで、僕も期待せず付き合いで見ました。ん?共演にオスカー女優のサリー・フィールド!劇中ではジェームズ・スチュアートの名作「スミス都へ行く」が使われていたり・・・これは映画というものを知っている人の作品だ!と。そう、原題を見て分かりました。これ僕の大好きな「法廷もの」の映画です。ただの女の子の恋愛コメディではなく、1は恋人を追いかけて、ロースクールに努力か偶然か?で入学し、成績優秀で弁護士事務所で見習いをして、無実を勝ち取る。パート2では法案を議会で通してしまうという活躍。
内容的には大笑いしながらも、法廷や議会が舞台という爆笑・真面目映画。しかも素晴らしい内容のスピーチが多く、英語の勉強にも持って来いの作品です。この映画を皆さんに自信を持って推薦します!陽気で派手好きなブロンド美女が、めげずに目標に向かって頑張る、元気いっぱいのポジティヴ・ムービー!元気の欲しい人には持って来いの映画です!元気でますよ!