青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

大阪万博を“大成功”させる決定打!

2024-06-24 | 今を考える

大阪万博がいろんな問題を抱えた上に、超・不人気です。

吉村知事が、大阪府内の小・中・高校およそ1900校、102万人の生徒を無料招待すると言っても反応は冷ややかで、実際にどの程度の数の学校および生徒が参加するのか分からない。府の教育庁が各学校にアンケートを行うも、アンケートの回答は『参加を希望』か『参加は未定・検討中』の二択で、『参加を希望しない』が無かったことも批判の的に。だから回答しなかった学校も多かった。

それでは次はと吉村知事、府内に住む4歳または5歳の幼児(約13万人)を無料で招待する計画をぶち上げるも、《まるで地雷原に子供を招待すようなものだな》《売れない万博チケットを税金でさばく吉村洋文》と批判的な意見が噴出。

しかも、一部のパビリオン建設が間に合わないとは以前から言われていますが、追い打ちをかけるように、新たな万博から撤退する国々も出ています。

開催期間が真夏でもあり、熱中症で倒れる人が大勢出るのではないかと心配にもなりますし、会場をニュースで見ても、1970年の大阪万博とは全く違い、何だかパビリオンは広い敷地にポツポツ状態。周囲を含めた景観を見ても、何だか本当に殺風景で「夢の島」(ゴミ捨て場)のよう。

1970年の大阪万博の時は、大きなイベントに対する珍しさという「好材料」「追い風」があったことは事実ですが、それよりも何よりも、子供だけではなく人々が観に行きたい!という目玉商品が万博にあり、それが多くの人々を惹きつけたのです。それは「月の石」

この威力は凄かった。アメリカ館は連日長蛇の列で、夏休みには待ち時間5時間の行列が出来、当時でも日射病でバタバタ人が倒れました。パビリオンのデザインも斬新だし、モノレール、電気自動車、テレビ電話に携帯電話、缶コーヒーが話題に。全部今では当たり前のモノばかりですが(笑)

そういうものが今回は無い!だからそもそも不人気なのです。目玉の無い興行が当たる訳が無い!

大阪万博を成功に導くには、今からでも遅くはありません。アメリカに全面協力を掛け合って、「エリア51」から墜落したUFOと宇宙人を貸してもらうのです!

こんな風にアメリカ館に宇宙人を展示すれば、来年の大阪万博は70年万博を凌駕するでしょう!大成功は間違いありません。

 



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