青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

服部・喫茶 果琳

2019-10-25 | 昭和の喫茶店

服部天神駅の喫茶「果琳」。コーヒーがとても美味しかった、静かないい雰囲気のお店です。

服部は僕の母親が高知から出て来た時、洋裁の仕事をしていたお店があり、小さな僕は何度もこの駅に手を引かれて行きました。そして中学の3年間を過ごした塾があった場所。この塾で過ごした3年間は、今でも僕の宝もの。卒業後も何度も先生を訪ねました。

毎年初詣は服部天神に行き、帰り道にこのお店に立ち寄ります。それ以外にもちょこちょこ珈琲を飲みに行くことがあります。

友人と人生の大切な話をしたのもこのお店でした。

最近はちょっと、お店のマスターたちと、常連たちの会話の声が店内でやかましく、お店の雰囲気も変わって来ました。若いカップルには向かないかも知れない。それでも、まだまだなくなって欲しくない、数少ない雰囲気の良い喫茶店です。こういう喫茶店、昔はどの駅にも1つや2つあったものですが、今は本当に失われてしまいました。


阪急・蛍池 駅前商店街 ~昭和40年代の「おつかい」

2019-10-18 | 昭和・懐かしい北摂の風景

阪急・蛍池駅前商店街。昭和40年代の写真を発見。

上下の写真は、ほぼ同じアングルから撮影しました。昭和40年代と現在です。手前の人が群がっているのは「八百屋さん」です。このお店は、お客さんに店主が、それこそ「じゃあ、これも付けちゃう!」とか「もってけ泥棒」とか言いながら商いをしているお店で、僕が小さな頃は、見ていてなぜか怖かった。

小学校に入った時には、この駅前商店街に「おつかい」に行かされていて、2つある市場と、商店街を回っていました。お漬物は、こっちの市場、お豆腐はこっちとお店を指定。味も値段も考えてのことでした。

この八百屋では人混みの前に出て行き、おっちゃんに「何と何を下さい」と言わないといけないので、緊張したものです。注文した野菜を聞き、「今晩は〇〇か。だったらこれも持って行け、〇〇円でいいわ!」と言われても、勝手な判断は出来ないので返事が出来ないと、「怒られへんから、持って行き。」と、僕の買い物メモと手持ちのお金を見て、「〇〇円もらっとくな」。こんな買い物だったので、更に緊張。

家に帰って買ったものを見せると、「いつも親切やね」と母親は機嫌が良かった。(笑)こんな(強引?)商売を子供にするお店、今の時代にはもう無いでしょう。ハンチング帽を被り、日に焼けて真っ黒な顔をしたおっちゃんを今も覚えています。

隣が自転車屋さんでしたが、この並びは今は大きなマンションに。向かいの通りの花屋、散髪屋は写真のように今も残っています。この散髪屋は小学校に入る前まで通っていたのですが、耳を新米の兄ちゃんに切られてから、行かなくなりました。


石橋阪大前と阪大下交差点の喧嘩!

2019-10-08 | 日記

阪大下交差点「おれ、一言いいたいんやけどな」

石橋阪大前「なに?」

阪大下交差点「お前、新参者のくせに生意気やねん。」

石橋阪大前「どこが?」

阪大下交差点「地図見ろよ。俺の方が阪大に近いのに、“下”やぞ!お前の方が阪大から遠いのに、なんで阪大前やねん!しばくぞ!」

石橋阪大前「でも、俺の知らんところで決まったんや。」

北千里駅「お前ら、ちょっと待てよ。石橋が阪大前やったら、俺も北千里阪大前にせんかい!阪大の最寄り駅は俺もやぞ!」

モノレール柴原阪大前「あの~。僕はどう考えても“豊中市民病院前”だと思うんですけど、どうして阪大前なんでしょう?患者の受け入れを減らしたいんですかね?」

阪大下交差点・北千里駅「責任者出てこい!」


JBL 4429スタジオモニター

2019-10-06 | 日記

遂に念願のJBLスピーカーを手に入れました!💦

日本橋まで友人が一緒に行って推薦してくれたのだけど、値段が高くて3年前には買えなかったJBLの4429スタジオモニター。遂に手に入れました!



部屋にセッティングすると、素晴らしい空間を演出してくれます。音の定位がハッキリし、低音から高音まで立体感が凄い。僕の大好きなジャズ、ウエストコーストロックが最高の臨場感で再生されます。

思えば大学時代、友人が下宿で楽しんでいたBOSEサウンドに強烈なインパクトを受けて憧れ、僕もBOSEを入手してそれなりのシステムを組んだものの、90年代は自分の部屋の音に満足が出来ませんでした。その後、親戚の800万のステレオシステムの音に驚きもしましたが、仕事の忙しさに生きるか死ぬかの時代になり音楽から離れ・・・

2010年代になって、iPodにBOSEのイヤホンで音楽を楽しむことが出来るようになりましたが、それが精一杯。2010年代後半、やっと音楽を聴くことが出来る時間を持ちました。

20万円のシステムでCDを聴くところからスタートし、やっと手に入れました。僕の好みを100%満たしてくれるステレオシステムを。 

スピーカー、アンプ、レコードプレーヤー・・合計で150万円しません。軽自動車だって200万円する時代です。一生モノの趣味の道具にしては安いと思います。だって、これまでに人生で乗って来た自動車の値段の合計って、普通の大衆車ばかりなのに軽く1000万円を上回りますから。

やっと手に入れた宝もので、これまでに集めた思い出のレコードを1枚ずつ楽しんでいます。これまで気が付かなかった、アーティストが表現していたものも発見できて、本当に音楽を楽しんでいます。何よりも驚いたのは、このスピーカーだと英語の歌詞が物凄く聞き取りやすいのです!

本日は僕の自慢にお付き合い頂き、ありがとうございました。


梅田ってどこ? ~待ちに待った、駅名変更!

2019-10-01 | 日記

関西以外の人と話す時、阪急沿線をホームタウンに育った僕はいつも困った。梅田が大阪の俗に言う「キタ」の中心であることを知っている人は、全国でもほんのひと握りだからです。「梅田」では、関西圏の外では話が通じない。北摂で育った僕にとっては、大阪イコール梅田なのですが、大阪人以外と話す時は、「大阪」と言わないと話が通じない。

しかし、今日からやっと話がし易くなると思います。これまで大都市名を駅名に使うのは、国鉄時代からJRの特権のようになっていました。僕はそれに大きな違和感を覚えて生きて来ました。京都に遊びに行く、清水寺や八坂神社、祇園に先斗町・・・そこは阪急電車の「河原町」駅です。JR「京都駅」で降りても何もありません。

その大都市名の使用に、遂に私鉄の阪急電車が踏み切った!私鉄の逆襲と言えば大袈裟ですが、本当にこの駅名変更を僕は支持します。



本日10月1日より駅名変更です。(僕の身近なところで)
阪急・梅田駅→大阪梅田駅
阪急・河原町駅→京都河原町駅
阪急・石橋駅→石橋阪大前
大阪モノレール・柴原駅→柴原阪大前駅