青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

東北地方太平洋沖地震!

2011-03-12 | 日記

謹んで災害のお見舞いを申し上げます。
このたびの東北地方太平洋沖地震により、被災されました皆様に対しまして心からお見舞いを申し上げますと共に、一日も早く復旧されることをお祈りいたします。



突然の真昼の大地震でした。


皆さん大丈夫だったでしょうか?被災された方には、何と言っていいか言葉もありません。1日も早く普段の生活に戻れるように、みんなが出来ることをする時だと考えます。

僕は東京都・新宿区の高層ビル32階にいましたので、揺れは相当なものでした。とにかく長い、大きい、それが3回+いつまで続くか分からない余震。机もコピー機も動き出す始末。安全を確保し、開き直ってテレビの情報を見ていたのですが、船酔いのような感じになってしまいました。津波のあのような映像・・日本で起きるとは。千葉の燃え盛るコンビナートの炎上光景を見た時は驚きました。親戚が働いているからです。無事が確認出来た時はホッとしました。

阪神・淡路大震災の時も、僕は直撃弾を食らい、実家はアウト、買ったばかりの家はひび割れという目に遭いましたし、それ以上に怖い思いをしました。関東に来て、またこんな目に遭うのか・・と言っても、日本にいる限りどこにいても確率の問題、地震からは逃げることが出来ないと思いますが、最近の環太平洋地帯の地殻運動の活発化は怖いと思います。

僕が阪神・淡路大震災で思い出すのは、兵庫ダイハツ販売という自動車ディーラーの馬鹿な姿勢です。ダイハツ工業の直営ですが、あの地震で大勢の人が無くなり、国道を挟んでショールームの向こう側は死体安置所だったのに、その店は紅白の幕を張って、新車展示会を行っていたのです。

常識では考えられない、企業イメージを壊す行いでした。しかも地元の企業です。あの光景を、神戸の親戚を失った僕が、被災者に救援物資を自転車で運びに行っている時に見ましたが、紅白の横断幕を外させました。今回の地震でも、多くの人が被災しています。その人たちの神経を逆なでするような行為だけは、皆さん厳に慎んでもらいたいと思います。

昨日は新宿から中央区まで、数時間かけて歩いて帰宅。コンビニに早々に食料と水を求めましたので、事なきを得ましたが、まだ16時にもなっていないのに、大勢の人々が歩いて帰宅するのを見ました。道路もいつもはガラガラなのに、電車が全て止まっているので大混雑。ふと気が付いたのが、ヘルメットを被って歩いている人が多いということです。質問させてもらうと、災害用に水などの緊急物資の入ったリュックとヘルメットが、会社から入社時に全員に支給されているそうです。そして速やかに帰宅OKという指示も出たと。素晴らしい対応をする会社があるんだなと思いました。

ドコモショップには、充電の為と、ニュースを見るために、大勢の人がいました。

夜の8時にもなると、海外、東海岸の友人達から、「日本の様子はどうなんだ?」「大丈夫か?」「このメールを見たら返事が欲しい。」「家が被災していたら落ち着くまでアメリカに来い。」など、様々なメールが次々と入って来ました。不安な時に、励ましのメールをもらうのは嬉しかった。携帯電話も携帯メールもアウトなのに、インターネットだけは無事に使えていたことが嬉しかったですね。さすが元は軍の為に発明されたものだけのことはあります。