青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

冬の散歩道 ~1年の最後に

2023-12-31 | ぶらり散歩
年末~冬の散歩道。
 
いかにも冬という景色。空気が冷たく硬い。お正月を目前にして、人通りも車も少なく静か。
 
この道路の右側は、年末大騒動となっているダイハツ工業。多くの関連企業や従業員の雇用補償が話に上がっていますが、工場が再開出来てもその先が大問題。これまでのように自動車が売れなければ、仕事が減って従業員の解雇や、関連企業の仕事も減ります。そうすればこの町の税収も減るし、地域全体の大問題になります。人も法人も、ルール破りはしてはいけない。インターネット社会になって誰でも発言することが出来るようになり、自分で努力して上を目指す人より、他人を引きずり下ろそうという人が増えましたから、人も法人も名誉や信用を回復するのが難しい世の中になりました。苦労してここ数年の間に、この1部上場いわゆる一流企業に入社出来た若者には、悪夢のような年末になったと思います。
 
 
昔は季節の流れを1年を通じていつも感じていました。
 
年齢を重ねると共に、次第に1年が過ぎ去るのが速く感じるようになり、季節感も失いがちでしたが、今年は嬉しいことに、1年が学生時代と同じように長く感じることが出来ました。
 
中身が濃い1年だったと、思い返しても実感出来ます❤️
 
1年間いろいろなことがありました。高齢者という区分に仲間入りすると、時間がとても大切に思います。今出来ることは今やらないと、後回しにしてしまうと、もう2度とやる機会が無くなります。やり直しがとても難しい。若い時にも今くらいの気持ちがあれば・・・。
 
皆様、良いお年をお迎え下さい。

みんなが大損に気づかない!~レジの列は更に長く!

2023-12-28 | 今を考える
ここは関西の某駅のマクドナルド。いつも長い行列が店の外まで出来ています。何も年末年始の人が溢れる時期だからではなく、いつもの光景です。
 
 
この店は厨房内に見えるだけでも少なくとも10人、接客に4人もの店員がいます。
 
更に最新の機械によるレジの管理までしています。
 
 
にも拘わらず、お客も少ないのにいつも列が出来る。店員の対応が悪いのも原因だが、お年寄りや多くの人が、スマホアプリからクーポンで割引を受けようとしているのだが、やり方が分からず時間が掛かる。
 
スマホをかざしてレジの清算に時間が掛かる・・・あらゆる所で目にする光景です。加えて無人のセルフ・レジともなると、何分経っても自分では生産できないので、店員を呼んで文句を言っている人も多い。大昔、一品一品レジで値段を全て早業でパートのおばさんたちが値段を打ち込んでいる時の方が、明らかにお客を捌くのが速かった。
 
店員が楽だし早いからと、バーコードリーダーやいろんなシステムを導入し、その上でスマホアプリ登録させたりクーポンを発行する時代になればなるほど、レジの列は長くなって行く。
 
僕は一切の割引は不要なので、待つことのないレジのあるお店を使いたい。でも、今時そういうお店って、なかなかありません。
 
人生で最も貴重で高価なものは「時間」です。なのに、多くの人が数円、数十円の為に多くの時間を無駄にしている。僕はスマホ・アプリも割引券も使ったことがありません。スタンプカードやメンバーカード等で、財布をパンパンにしたこともありません。馬鹿と思われても時間と手間の掛かることは、僕はお断りです。
 

“虐め”や“誹謗中傷”は残念ながら無くならない!

2023-12-26 | 今を考える
僕は岸田政権が大嫌いです。海外に金をばら撒いて、外交が得意?中国・韓国にも厳しい政策を取れず、国内における「いわれのない外国人優遇政策」も最悪。任意であるマイナンバーカードを健康保険と紐付け、事実上の強制とし、ゆくゆくは国民の個人資産にまで手を付けようとする動き。中韓への政策も甘過ぎる感が否めない。
 
「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」と昔は言われましたが、今は「チャイナが熱を出せば、日本は不可解な病で倒れる」に様変わりしてしまいました。
 
僕は岸田さんを個人的に知りませんので、岸田さんが嫌いだとは言えない。確かに彼の話し方や態度は僕は好きではありませんが、彼の人格を貶める発言はすべきではない。だって、どんな人なのか分からないのですから。だから、岸田政権の政策は大嫌いとは言いますが、いくら公人であっても岸田さんを揶揄することはしません。
 
 
しかし、大嫌いな岸田政権よりも僕が大嫌いなのが、いわゆる「マスコミ」です。
 
岸田文雄首相には「増税メガネ」というあだ名までついて・・と、国民が言っているのであって自分ではないというスタンスから、岸田首相を貶める言葉を連発する。こういうことを自身がしておきながら、虐めは駄目だとか言っても、どこに説得力があるのだろう。
 
マスコミは公人だから仕方がないという大義名分の下に、日々、多くの人たちを誹謗中傷する。こういうマスコミの発信を受けて日々生活を送る普通の人は、知らぬ間に影響され、同じように政治家だから有名人だから公人だからは可愛い方で、ここだけの話だからとか言って、実生活でもインターネット上でも他人を攻撃する。こんな世の中で、大人が子供に虐めは駄目だとか、社会においてパワハラ、モラハラ、セクハラは駄目だと言っても説得力が無い。
 
何が中傷誹謗や差別になるかを理解もせず、何でもかんでも「多様性」だの「少数意見の尊重」だのと言っていると、世の中「言ったもの勝ち」になる。大多数の意見でも少数派の意見でも、間違っているものは間違っているものとして許すべきではなく、それを価値観の多様性という理屈で認めるのは大きな過ちです。
 
日本は本当に民度が下がり、人々の規範となるものが失われ続けています。今の時代は暴力は許されない。しかし、つい数十年前までは、本当に駄目なことは駄目だと、口を酸っぱくして説教したり、時には殴ってでも親が子供に、あるいは先輩が後輩に、友人が友人に教えて来たのが日本という国でした。そういうことが消えて行くと同時に、世の中には無残な殺人事件が急増化しています。今日も恐ろしい殺人事件で人の命が失われています。
 
裏金事件の当事者である政治家のような己の都合の良い理屈を捨て、何か規範となるものを人が持たないと、世の中は無茶苦茶になる一方です。それが「法」だったのですが、現在では政治家が自分たちに都合の良いことを「議員立法」として成立させています。上がこれだから、世の中の隅々まで自己都合の考えが行き届くのも当然です。
 
周囲の流れに委ねない自分を一人一人が見失わないことが、日本の尊厳や国益、命を失わない為に大切なことだと年末にふと考えてしまいます。
 

吹田まつり ~“だんじり”と“蛇踊り”

2023-12-22 | 昭和・懐かしい北摂の風景

僕は大阪府吹田市の大学で学生生活を送りましたので、「吹田まつり」を観に行ったことがあります。

吹田まつりは1970年、大阪万博開催の年からスタート。2020年開催の第51回から名称を「すいたフェスタ」と変え、会場も万博記念公園へと移しました。

今日の写真は昭和56年(1981年)の吹田まつりのものです。

吹田まつりには手記には4基、その後6基のだんじりが出るようになりました。巡行は18時から出夕闇が迫る。第2回の吹田まつりは、だんじりの保存がテーマでした。この場所は元町から朝日町の辺りです。

こちらも同年の吹田まつりから、旭通りを行くパレード。今では本当に見なくなったボーイスカウト。昔は小学校の校庭などで活動の様子がよく見られたのですが・・。そのボーイスカウトの蛇踊りです。これは長崎くんちを模したものですが、吹田まつりの名物でした。

吹田まつりで曳行されていただんじりのいくつかは、高浜神社で保管されており、平成十年に吹田市指定有形民俗文化財に指定されました。そして現在では「吹田だんじり祭り」で、その姿を見ることが出来ます。


今年の漢字 ~老兵は去るのみ

2023-12-21 | 日記
毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を、全国から募集しています。 そして、最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで、京都・清水寺で発表しています。この日は僕の親父の誕生日なので、忘れることがありません。
 
 
僕にとっての今年の漢字1文字は「息」です。いろんな意味で賑やかだった還暦イヤーを超えて数年、ちょっと「一息」、老後に向けて束の間の「安息」「休息」の1年。現役時代の「終息」の1年。体力・知力を増やす「利息」の1年だったからです。
 
「税」という漢字が世間では選ばれ、岸田総理が「国民のみなさんが税に高い関心を寄せられていることをあらためて感じる。」と語りましたが、「国民が税に大きな不満や疑問を持ち、現政権を支持しないことを表明している」ことを、分かっていてとぼけているのでしょうか?
 
案の定その直後、政治資金パーティー収入の一部を裏金化したとされる事件が政界を揺るがすことになりましたが、これは政治家の所得隠し、ひいては脱税にまで波及する犯罪です。犯罪者が政治を司り、己の犯罪を隠すために、自分にとって都合の良い法律を作る。特捜が真剣になろうと何か生ぬるい。一般市民が犯罪を犯した時と同様に、政治家も電光石火で逮捕されないと・・・。
 
これからの1年1年は、僕にとってはこれまでとは比較にならない貴重な時間。もう世間という愚かな集合体とは1線を引いて、わが道を朗らかに歩んで行こうと思うようになりました。これまで生きて来て、今後受け取るであろう年金金額を遥かに超える税金も納めて来ましたし、国民の義務は結構果たして来たと思います。もう老人が出るまでもなく、現役世代の皆さんに真剣に世直しを考えて欲しい。自分が生きていく環境は、自分で変えて行って欲しいと若者には強く期待します。