goo blog サービス終了のお知らせ 

三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

年間第26主日のミサ

2012年10月02日 | ミサ聖祭
年間第26主日を迎えた東京カテドラル関口教会
(住所:東京都文京区関口3-16-15)

9月30日(日)、関口教会(東京カテドラル)で年間第26主日のミサに与った。東京カテドラルを訪れるのは昨秋の荘厳司教ミサ以来だが、関口教会としての主日ミサは今回が初めてである。会衆全員で閉祭の歌の歌唱練習をした後、お告げの祈りを唱えてから、午前10時のミサ開祭。司式は主任司祭の山本量太郎神父、説教は三田一郎助祭が担当された。福音朗読は、イエスが弟子たちに仕えることを求められた場面(マルコ9・38-43、45、47-48)。

三田助祭は、「先週、私は那覇で終身助祭の集いに参加しました。会場の安里教会周辺は沖縄戦の跡地で、67年前の悲鳴が聞こえてくるような場所です。本土に裏切られた沖縄は、戦後も米軍基地の苦しみを負っています」と話された。「今日の福音の中で、イエス様は苦しんでいる人に慈しみを示された。私たちも苦しんでいる人の隣りに座って、静かに祈ることが必要です。その時、神様は私たちに何ができるかを教えてくださると思います」。

我らの野田佳彦首相は沖縄にオスプレイの配備を押し付けている。「大日本帝国の正義」を信奉する人々は、沖縄戦での「軍部による集団自決の強要」を認めない(「帰ってきた無責任一代男」の安倍晋三は、歴史教科書の関連個所を削除しようとした「前科」がある)。テレビ中毒者は「中韓を許すな」と憤るくせに、同胞の苦しみは無関心。もちろん、私もそんな事なかれ主義に染まった一人だ。祈り続けたら、神は私に何ができるかを教えてくださるだろうか。


関口教会から徒歩数分のパリ外国宣教会日本管区本部
(住所:東京都文京区目白台3-7-18)

◆この日のミサ中の主な歌:
ミサ曲3(典礼聖歌211-214)、入祭:カトリック典礼聖歌10「神の霊が」、奉納:典礼聖歌93「心を尽くして神をたたえ」、拝領:典礼聖歌386「風がどこから」、閉祭:カトリック聖歌338「そらのかなた」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする