中野笑理子のブログ

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えべっさんに行きたかった

2018年01月11日 | 日記
十日戎も今日でおしまい。
九日の宵えびすも十日の本えびすも今夜の残り福も、とうとうというか、やっぱり行くことは叶いませんでした。
こんなに近くにいるのに会えないなんて、悲しい~のであります。

西宮育ちの宮ッ子ですから、えびすさまは常に身近に感じて、地元では親しみを込めてえべっさんと呼んでいました。
真偽のほどはわかりませんが、えべっさんは耳が遠いから大きな声で話しかけなあかんねんデ、と子供の頃に教えられたことがあります。

そんなえべっさんですが、漢字で書くと蛭子、恵比寿、恵比須、恵美須、戎、胡などいろいろな字があります。
ひらがな表記の所もあり一体どれが正しいのか今一つわかりません。
そして今では商売繁盛の福の神としてお祀りされているえべっさんが、伊耶那岐命と伊耶那美命との間に生まれた最初の神さまであるということも、古事記を読むまで知りませんでした。
エエッ?! あのえべっさんが!!
というほどに驚きました。

えびすさまは三歳になっても脚が立たなかったので船に乗せて流されてしまうのですが、成長してえびすさまとなってまた海から流れ着きます。
そのえびすさまの流れ着いて引き上げられた所をもとえびすとしてお祀りしているのですが、その場所が家のすぐ近くなのです。
普通の個人のお宅の一画にお祀りされており通る度に挨拶をしておりましたが、西宮市の地域情報誌に載っていたのを見てビックリしたのです。
なんだかご縁を感じるえびすさま、ずいぶんと気の早いことですが、来年はきっと行くわよ~と今から奮い立つのでありました。