中野笑理子のブログ

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晦日の行事

2018年10月31日 | 日記
10月も今日でお終い。
月に1度の晦日の日にすること、それは歯ブラシの交換です。
以前はくたびれてきたと思った時に替えていましたが、新しい歯ブラシを買い忘れたりすることもあって、ついつい毛先のバラついた歯ブラシを長く使ったりしていました。

歯医者さんに定期的に通うようになり、歯の健康は毎日の歯磨きからということを痛感し、律儀に毎月取り替えるようになりました。
また歯ブラシ自体も毛先が極細になっているものや電動のもの等、数々試してみましたが、数年前にこれだというものに出会い、以来愛用しています。

歯磨きペースト不要の水だけで磨けるもので他の市販のものに比べると価格は高めですが、磨き残しが激減しました。
歯医者さんでの磨き残しチェックで、普通の歯ブラシではどう頑張っても1割程度の磨き残しがあったのに対し、今の歯ブラシに替えてから磨き残し0.2%ほぼ磨き残しなしという結果が出ました。
どんな歯磨きを使っているのかと訊かれ、歯磨きは使っていないことを話すと驚かれました。

歯の他にも色々と気をつけなければいけない年齢になりつつあり、健康についてあれこれ思う晦日なのでありました。

秋深し

2018年10月30日 | 日記
長かった酷暑の夏が過ぎ、秋も早、暮。
初冬を思わせる冷たい風に吹かれて、帰って来ました。

いつもより遅い帰宅時間でも、靴下ちゃんはちゃんと待っていてくれたのですが、ちゅ~るをあげてマッサージしていると首筋から足元から侵食してくるように寒さが広がってきます。
本物の毛皮を纏った靴下ちゃんを羨ましく思いながら、それでも靴下ちゃんのヨシがでるまでマッサージをしてきたのでありました。

人間には防寒着というものがあるけれど、大昔、裸で生活していた頃から考えると、ここまで生き延びてきたことが不思議に思えてしまいます。
大昔の人のそんな寒さや自然災害を乗り越えてきた末に私達がいる訳だけれど、今の文明でもってしても為すすべがないのが自然。
自然は美しいけれど恐いもの。

そんなことを思いつつ寒さに震えながら、明日の朝はもっと寒くなるらしいから気をつけてね、と靴下ちゃんに語りかけるのでありました。

てんとう虫

2018年10月29日 | 日記
朝、エレベーターへ向かう途中、小さな赤い点を危うく踏みそうになりました。
よく見ると、それはてんとう虫でした。
黒地に赤い斑点のてんとう虫はよく見るけれど、赤地に黒い点々のナナホシを見るのは何年ぶりでしょうか。
こんな所にいると人に踏まれてしまうかもしれないと思い、そっと手で空中に放しました。

知らなかったのですが、てんとう虫には聖母マリアの使者であるとか、幸運が訪れるなどのラッキージンクスがあるようです。
他には死者が訪れる、というのもありましたが、つい最近、身近な人を亡くしたばかりで、なんとなくてんとう虫との出会いに不思議な思いをした朝でありました。

素直に手のひらに乗って飛んで行ってしまったけれど、会いに来てくれたのでしょうか。

夜明けの景色は

2018年10月28日 | 日記
土曜の夜、一睡もせず夜中に家を出て神戸の山の中へ。
到着した頃、白々と夜が明けてきました。
神々しい光と冷たい大気の中で、疲れも眠気も忘れて見惚れていました。

感謝の気持ちでいっぱいであります。

春夏冬二升五合

2018年10月27日 | 日記
商い益々繁盛、と読みます。
飲食店、特に居酒屋さんで見かけた方も多いのでないかと思います。
もうここ数年、居酒屋でゆったりまったり一献ということもなくなってしまいましたが、秋深いこの季節、ガラガラでもなく満員でもない程よい客の入りのお店で、ぬる燗の日本酒と焼き松茸と煎り銀杏とか、儚い夢であります。

学生の頃から行っていた馴染みの居酒屋は、いつも新鮮な魚が美味しくて、お造りはもちろん焼き物、揚げ物、お吸い物まで、旬の魚をバッチリ堪能させてくれるお店でした。
魚だけでなく、遅い時間に行くと売り切れ御免の自家製ポテトサラダや、鉄板焼など他の肴も充実したお店でした。

お店の人は独立や他の店舗への転勤で入れ替わったりもしましたが、熟年の店員さんや常連のお客さんとも仲良くなって、居心地の良いお店でした。
けれども時は流れ、お店の人も定年退職や親の介護でお店を辞めて帰郷してしまったり、常連さんも定年退職や高齢で体調を壊したりして、徐々にお店の顔ぶれが変わっていきました。
私も実家の近くへ引っ越して以来、前ほど頻繁には行けなくなってしまったのですが、この季節、あの店内での時間を懐かしく思います。

なので今夜は焼き松茸という訳にはいきませんが、天然つばすを柵で買ってきて家で引き、蓮根の鉄板焼を真似てフライパンで焼き、ぬる燗をつけての居酒屋風の夕飯にしてみました。
〆の魚のあらから出汁を取るお吸い物までは出来ませんでしたが、鉄板焼の時にお店では出汁を入れて蒸し焼きにするのを真似て、だしの素と日本酒を振りかけたら似たような味になりました。

デザート代わりに梅酒を頼んだら、こんなに盛大に溢してくれました。
どうか今も繁盛していますように。
また行くからね!