散華

義弟の法要へお寺へ行きました。
お坊様の行列が行進するときに、先頭の笙を奏でるお坊様の後に、パラパラと何かを撒きながら歩くお坊様がおりました。
法要が終わって外へ出ると、お坊様から持って帰って仏様の傍に置いて下さい、と言って綺麗な模様の紙をいただきました。
それは先ほどお坊様が行進の時に撒いていたもののようで一体何かよくわからないままに手渡され持って帰ったのでありますが、調べてみると散華(さんげ)というもので仏様を供養するために蓮の花や葉を撒き、花の芳香によって悪い鬼神などを退却させるものだそうです。
元来は生花が使われていましたが、今は蓮の花びらの形を型どった色紙で代用することが多いとのことです。

この散華をコレクションする人もいるそうで、散華美術館もありました。
今まで何度もお寺へ法要に行きましたが、散華をもらったのは初めてでした。
一緒にいただいたお香とお菓子とともに、仏様にお供えしたのでありました。

散華と法要菓子といえばこれ、冥加洞。
しかしこの冥加洞、お寺のオリジナルなのか売っているのを見たことがない不思議なお菓子であります。

宇宙人キタ

実家の前の建物解体の後の敷地は現在、戸建て住宅が続々建設中であります。
早朝、外から子供の叫び声が聞こえ、何事かとカーテンの隙間から覗いてみると、いつの間に飛来したのか、昨日の夜までは何もなかった所に突如未確認飛行物体が舞い降りていました。
てっぺんには宇宙人らしきものも乗っています。





まさかここに住むつもりなのか？！

リペアデー

食養生をして、今日は身体メンテナンスに梅安先生の所へ。
梅安先生とは、池波正太郎さんの小説「仕掛人・藤枝梅安」からとって、そう呼んでいる、鍼灸医の先生であります。
舌を見て脈をとり身体の声を聞きながら、経絡に鍼を打ってくれます。
予約がなかなか取れず、今日も本当は18時の予約でしたが、偶然午前の患者さんがキャンセルとなり、朝から行って来ました。

今日の鍼はいつもより少し痛かったですが、いや～楽になりました。
じっとしていても痛かった右腕の痛み。
腕を上げるのにも左手を添えて激痛に耐えながらやっと上がる程度だったのが、少々の痛みはおきるものの右腕だけの力で上がるようになり、じっとしている時の痛みはほとんどなくなりました。

先に行った整形外科では、MRIの予約を入れられてしまった右腕。
今日一回の施術で完治という訳にはいきませんが、MRIはキャンセルすることができそうです。

帰りの気分はまるで、真っ暗な雨雲に覆われた空から光が射し込んで、一点の曇りもない青空になったよう。
帰って来て早速、新玉ねぎを甘酢に漬けたのでありました。

今日の食養生

先月、母が退院してから夜まともに眠るということが出来なくなった生活にもなんとか慣れてきましたが、慢性的な睡眠不足でいつでも眠い。
一晩ぐっすり眠ることが、疲労回復にいかに大切かということがよくわかりました。

疲れた身体が「食べたい、食べたい」と言うので買って来ました。
食べたいと思いながら、探しても見つからず諦めかけていた新玉ねぎの漬物。
もう自分で作るしかないかと店内の漬物売場をダメ元で覗くと、昨日までは陳列されていなかった新玉ねぎの漬物が！
迷わず2パックをカゴに入れ、そして生の新玉ねぎもネット売りを一袋カゴへ。
完成品の味を真似て、自分でも漬けてみるつもりです。
そのままスライスして食べても美味しい新玉ねぎ、玉ねぎは一年中あるけれど、新玉ねぎは今だけ。

世間は明日からいよいよゴールデンウィークの始まり。
この休みの間に少しでも回復しないと、この先の下半期が無事に過ごせる気がしない。
という訳で、食養生の次は梅安先生の所へ行ってこようと思います。

新装開店

駅前のショッピングモールが新装開店しました。
2,3日前から新聞の折り込みチラシが入っておりまして、これでもか、というほどのオープニング企画が盛り沢山に載っていました。
チラシについている簡単なアンケートと引換えの新着500名様オープニングプレゼントの他に、各店舗のオープニング特価商品、そしてオープニングセレモニーでもプレゼントをご用意しております、と紙面を通してかなりの熱気を感じます。

朝8時前、前を通るとスーツ姿の各テナントのオープニングスタッフの方々や警備員が周りを取り囲むように立っており、エントランスではオープニングセレモニーのテストのトランペットの音が高々と鳴り響いていました。
と、その中に早くもオープニング特価商品目当ての方が数名並んでいます。
オープンは確か10時半、今はまだ8時前です。
帰りは阪神巨人戦並みの混み具合になりそうだわい、と駅へ向かいましたが
帰りに通ると心配していたほどの混雑はなく、ついでに中を通ってみましたが思っていたほどの人ではない。

サッと見ると、内装は以前よりもキレイなのはもちろん洒落た感じに仕上がっていましたが、品揃えは前の店舗の時より少なくなっていて、あったら買って帰ろうと思っていたものはなく、中を素通りして帰りました。

しかし駅前の商業施設というのは、どこも同じような造りになっていくのだなぁ。
今は別の喫茶店が入っていますが、前の店舗に入っていた地元のオオバコ喫茶店を懐かしく思い出したのでした。