中野笑理子のブログ

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ままならぬ思い

2013年10月31日 | 日記
赤ちゃんの頃はとにかく泣いた。
泣けばなんとかなったのだ。

少し大きくなって言葉を覚えてからはこうして欲しい、ああして欲しいと言えば、そうしてもらえた。

けれど大人になってゆくうちに、言葉にしようがどうしようが、思い通りにはいかないことがあるということを知ってゆく。

我慢しなければいけないことが増えてゆく。

思いはままならぬ、この世はままならぬことの連続となる。

思い通りの人生を歩んでいる人っているのかな?

嗚呼ままならぬ。

ままならぬBGM♪ かぎりなき思ひのままに夜も来む 夢路をさへに人はとがめじ by 小野小町♪

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明石城と濠の主

2013年10月30日 | 日記
明石城公園へ行ってきました。



公園では菊花展覧会が行われていて立派な大輪の花やミニ盆栽のような可愛いらしいものまで美しい菊の競演。
その中でも一番目をひいたもの。明石といえばやっぱりこれ!



公園内に水鳥のエサと鯉のエサの自動販売機があったので両方買ったら、どっちも同じものだった。
アイス最中の皮の中に緑色の兎のコロコロうんちのような粒が入っていました。
お濠の白鳥にあげていると、金色のでっかい鯉が近づいてきて、白鳥にタックルしてエサを奪おうとする。白鳥も負けずに小突き返す。その鯉の大きさは何と白鳥の胴体部分とほぼ同じ!
上手く対比写真を撮ることができなかったけれど、きっとあの鯉がこの濠の主なんだろう。

明日はハロウィンのBGM♪カボチャ物語 by 水木一郎♪









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カメムシ

2013年10月28日 | 日記
今までは外の壁についていたり、たまにエレベーターの中で出会ったりしたことはあったけれど、最近ベランダに出るとヤツはやって来る。
こないだは洗濯物を取り込んでいる時に、きれいに洗ったシャツについていた。一瞬、呼吸が止まる。大きく深呼吸して落ち着きを取り戻してから狂ったようにバタバタ振り回して追っ払ったが、今日は網戸にくっついているではないか!
バリバリというかブリブリというか、何か不穏な羽音が聞こえるなぁと思っていたら、家の中の灯りに誘われたのかヤツは飛んで来たのだ。
ビニール袋を手袋のようにしてティッシュを二枚重ねて、できるだけ感触が伝わらないようにしてヤツに挑んだが、敵もしぶとく簡単には取れない。掴んだと思ったら、ポロッと落としたりしてなんとか捕まえて力一杯遠くへ投げた。
来るのはいつも緑色のヤツで調べて見るとツヤアオカメムシというらしい。
一言でカメムシといっても沢山の種類があり、毒蛇みたいなえげつない色のものもあった。多分この毒蛇みたいなカメムシだったらゴム手袋でも掴むなんて出来ないだろう。ツヤアオカメムシで良かった。
寒くなるといなくなるとあったけれど、寒くなってから出てくるなんてどういう事なのだ!
もうパニックになりそうだった。
今もまだ少し動悸がしている。

もうBGMも考えられないほど消耗しました。


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もう元には戻れない

2013年10月27日 | 日記
スマホにはアプリのアップデートをして下さいというお知らせがよく届く。
アップデートする訳ですが、たまにレイアウトから大きく変わってしまうものもあったりしてアリャ?となる時がある。大きく変わってなんか便利になったのか不便になったのか、わからなくなる時もあって、面倒臭い!元に戻そうと思って、バージョンダウンしようとするとこのアプリは戻せませんなんていう非情なアンサーが出たりして、しまった!と思う事もしばしば。
パソコンだったら元に戻せるのに何故?と思い色々試そうとするけれど、余計に変になるのもこわいし慣れるしかないと諦める。
そこでふと思いました。
70代80代になった時、果たしてこのITの進化に対応できるのだろうか?
銀行のATMで現金を引き出す事は出来るのか?
ひょっとしたらその頃には国民総番号制で、すべてICカードかもしくはチップが体内に埋め込まれていて現金は不要になっているのかもしれないけれど。
そして勝手にアップデートされて、人間は何も考えなくてもよくなってしまうのかも?
うーん怖い。

そんな未来はないと信じるBGM♪Smile by Nat king Cole♪
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20年振りの味

2013年10月25日 | 日記
20年ほど昔よく行っていたお店があった。週に一度はそこでご飯を食べていたお店。
当時組んでいたバンドの練習スタジオに近くて深夜まで開いていたので、練習の後バンドのメンバーとミーティングを兼ねて必ずその店に行っていた。店のご主人はあまり素行のよろしくないような私達が長居しても嫌な顔もせず、時には煮詰まった話の仲裁をしてくれたり、ちょっとサービスしてくれたりと優しい人で、私達もおっちゃん、おっちゃんと言ってなついていた。
ギャルバンだったので時にはそれぞれの彼氏が同席することもあったが、おっちゃんは誰にでも気さくに話しかけてくれて、バンド以外の悩み相談にも乗ってくれたりしていた。
が、突然の閉店。
バンドもメンバーが結婚して抜けたり、色んな事があって解散した。
ある日インターネットで店が当時の場所で名前もメニューも同じように再開していることを知り、連絡のつくメンバーと行ってみた。
店は20年前と全く同じだったけれど、おっちゃんはいなくて店の人は知らない人だった。
ただカウンターもテーブルも椅子も20年前のものがそのままで、程よくクッションのきいた椅子は長居しているとお尻が痛くなるようなカッチカチで、出てきた料理は同じでも味はまったく違うものだった。
少し話を聞きたかったけれど、店の人は注文をとる以外に客と話はしたくないような感じで、言葉少なに食べてそそくさと店を出た。
店を出た後も誰も店の話をすることなく、またお口直しに別の店へ行くこともなくそれぞれ別れて帰途についた。
池波正太郎の著書に『むかしの味』というエッセイがある。読んだ後、出てくる店をメモしていつか行ってみたい店リストを作った。
けれど今、むかしの味を味わえる店はもうあまりないのかもしれない。

店は昔の店ならずのBGM♪As Time Goes By by Herman Hupfeld♪
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