感謝と希望

とうとう平成の最後の日を迎えました。
そんな今日は、昨日の雨で地面はまだ濡れていて、風が強く肌寒い朝でした。

個人的には、平成の30年の間に学生から社会人になり一人暮しを始め、猫を飼い結婚して夫の父と猫を見送り、親の介護で地元に戻り自分の父と夫の弟と母を見送り、そして今、自分の母の介護で実家へ引っ越すという怒涛の30年でありました。
平成という時代を振り返って思うことは様々ありますが、一言で言うとしたらやはり感謝という言葉以外にはないでしょう。

そして明日からは、いよいよ令和が始まります。
生活だけでなく、何か新しい世界の扉が開きそうな予感でワクワクするのは何故だろう。
今まで以上に楽しみながら、臆せず侮らず何にでもチャレンジして行きたいと思います。

今日までの日々に感謝、そして明日からは希望。
そんな平成最後の日でありました。

いよいよ

平成のカウントダウンも残すところ明日1日となりました。
昭和、平成、令和の三時代を生きることになるんだなと思うと、子供の頃に見た明治の人と同じくくりになるのかと少し不思議な気分です。

子供の頃、生年月日を書く書類には明治、大正、昭和とあって、明治生まれの人が近くにいなかったこともあり、とてつもない昔のように思っていました。
しかし令和とともに、自分がその仲間入りになるのです。

会社でも平成生まれの人が入社した時へぇ～と思いましたが、昭和生まれの社員はどんどん定年になり、平成生まれの社員数に逆転されるのも時間の問題。
時代はどんどん変わってゆきます。

偶然にもこの時代の変わり目に引っ越し、連休が終われば新生活が始まります。
時代とともに自分もより良い方向へと変わってゆきたい、そんなことを思いながら引っ越しの準備をしております。

お宝発見？

実家にて介護ベッドになる前に母が使っていたベッドを解体し、食器棚1台分の食器を処分して自宅から運び入れるスペースを確保。
空いた古い食器棚は大型ゴミの日に自分たちで運び出さないといけないのですが、連休前に市に連絡した時すでに予約がいっぱいで5月に入ってからの回収になるとのこと。
けれどギリギリ引っ越し前の日を押さえることができて、ホッとしました。

断捨離に次ぐ断捨離を経てたどり着いた押し入れの奥から、今はなき山一証券のいつのものかわからないノベルティの千両箱型貯金箱を発見しました。
しかし、鍵がかかっていて開けられません。
日も暮れかけた頃、古風な鍵のついたキーホルダーを見つけて合わしてみるとドンピシャ。
開けた千両箱の中からは、記念コインや昔の貨幣がザクザク出てきました。

これを売れば少しは引っ越し代金の足しになるかしらと思いながらも、いやいや捕らぬ狸の皮算用は引っ越しが終わってからでも遅くはあるまいと鍵をかけて帰ってきました。
コイン収集の趣味はなく価値はまったくわかりませんが、ちょっとワクワクした一瞬でありました。

異例の夕刊

年末年始など祝日の日は、夕刊の配達がありません。
ゴールデンウィークも然り。
夕刊好きとしましては毎年、淋しい思いをしておりましたが、今年は嬉しい知らせがありました。
4月30日と5月1日の祝日は夕刊の発行があるとの知らせが、折り込み広告とともに入っておりました。

会社員生涯、おそらく最初で最後の10連休。
我が家は引っ越しのほかの予定は未定。
何とか首尾よくつとめて、後半どこかへ出掛けられたら良いなぁと思っております。
そんな連休ではありますが、この休みはきっと忘れられない10日間になることでしょう。

9日間もの夕刊なしはツラいなぁと思っていた所に、この嬉しいお知らせ。
連休中もお仕事の皆様に感謝致します。

もう甘えないよ

いよいよ明日から10連休ですね。
朝いつものように何気なく自宅を出て出勤しましたが、夜になってふと気づいたことがありました。
毎朝実家から一旦自宅へ寄って遺影のお花と水を替えて出勤しているのですが、連休が明けたらもう実家が我が家。
今の自宅から会社へ出勤するのは今日が最後だったのでした。

朝は何も考えずにあわただしく自宅を出たけれど、改めて気がついてみると少し淋しいような気がしたのです。
実家を出て吹田で一人暮しを始めた時も、吹田から西宮に引っ越して来た時も今と同じ会社勤めだったけれど、そんなことは思いもしなかったのに年をとったせいなのか、妙に感慨深く思ったのでした。

生まれた時から死ぬまでずっと同じ場所、同じ家に住んでいる人もいるかもしれませんが、そんな人はごくわずかで殆どの人が学校や就職、結婚や色々な理由で住む所が変わり、それぞれ新しい土地で生活していると思います。
念願のマイホームを建てての嬉しい引っ越しや、事情があってひっそりする引っ越しなど様々な理由で成長していくにつれて環境も自分も変わってゆく。
そしてそんな流れの中でふと、過去を思い出して懐かしく思ったり、今と比べてしまうことがあったりする。

昨日発売の週刊文春の伊集院静先生の悩み相談では、先生曰く「過去を振りむく行為は、甘えやナルシズムでしかない」とのこと。
ハッとした後、そうだよなぁと深く反省したのでありました。

もう甘えないゾ！