黄砂

昨日の朝、家を出るために玄関のドアを開けると外は一面真っ白、濃い霧が向かいの建物も電信柱も何かもを覆ってしまい、ただただ白い世界が広がっていました。

ひぇ～、玉手箱を開けてしまった浦島太郎の気持ちが、ほんの少しわかったような朝でした。

ところが霧が晴れたら今度は黄砂が飛んで来る予報、霧はともかく黄砂は勘弁して欲しい。

浴室乾燥という手もありますが、やっぱりお日様の下で乾かしたい私にとって黄砂は憎きヤツなのです。

黄砂はむかしむかしから飛んできているようで、江戸時代の文献にも載っているとか。

風が吹けば桶屋が儲かる、の風の中にも黄砂が混ざっていたのかもしれないなぁ。

今日も黄砂はすごかった。

洗濯物を取り込む時は、洋服ブラシをかけてから取り込んでおります。

そういえば

明日はハロウィンなんですね。

渋谷のハロウィン警備費用が１億円以上と聞いてビックリしましたが、大阪ではそれほど盛り上がっていないようです。

切なくなるほどに、ささやかなハロウィンなのでした。

雨の日は眠い

「雨の日のネコはとことん眠い」という本を読んだことがあるけれど、猫だけでなく人間もとことん眠い雨の日の今日でした。

バスの中からうつらうつらとして、うっかり駅で降りそこねるところだった今朝、電車の中でも会社に着いてからもザーザーという雨音が心地よく、本当に眠い一日でした。

肌寒い気温と太陽の眩しい光の射さない薄暗さが眠気を誘うのでしょうか、気がつけば意識がふっと遠退きハッと正気に戻る、の繰り返し。

睡眠不足というほど夜更かしはしていないつもりですが、夜な夜な寝床に入ってからも楽しい読書がやめられません。

本に挟んだ指の痛さで目が覚めると、もう朝方。

明日からはまた良いお天気になりそうなので、日中の眠気からは解放されると思いたい。

けれどやっぱり少し心配なので、今夜は長風本を持たずに寝床に入ろうと思います。

よかった、よかった

先日脱走猫の捜索依頼を受けて今日も今日とて猫たちに会社帰りのご飯をあげた後、アチコチ猫道を回り道しながら探しました。

猫道なので猫はいるのですが脱走猫とおぼしき猫は見当たらず、名前を呼びながら歩き回って今日は収穫なし、と諦めて電車に乗りました。

家から外に出たことのない飼い猫が外に出てしまった場合、その縄張りの野良猫にケンカを吹っ掛けられて逃げるうちに道がわからなくなって帰れなくなってしまったり、噛まれたり引っ掛かれた時に病気を感染されたり、最悪の場合は交通事故で命を落とす可能性もあるのです。

飼い主の気持ちを考えると、一日でも早く見つけて無事に家に帰してあげたい。

もしも自分が飼い主だったら、気も狂わんばかりに心配してしまうと思います。

これからどんどん寒くなるし早く見つかると良いのになぁ、と思いながらの電車の中でピロリン♪とLINEが入りました。

猫のボランティアリーダーさんから「無事に捕獲しました！」の報せ。

あーよかった、めでたしめでたし。

そんな今日の帰り道でしたが、新たな黒ちゃんと遭遇しました。

最初、いつもの黒ちゃん(小)かと思い声をかけたのですが、ニャンとも言わずにじっとこちらを見つめて逃げないので近寄ってみると、黒ちゃん(小)の目印である胸元の白い毛がなくよく似た別の黒猫ちゃんでした。

カリカリをあげて帰りましたが、キミは一体誰なのにゃ？

冷やして食べるの？

季節の変わり目のせいなのか一週間の疲れが抜けきれていないのか、日頃はあまり口にしない甘いものを食べたくなり、買い物のついでに見かけたクリームパンを買って帰りました。

女性客が多く並んでいたそのクリームパン屋さんのパンは、ひとつひとつ紙に包まれて冷蔵されておりました。

クリームパンと言えばふっくらきつね色に焼き上げられたものを想像していたのでしばし戸惑ってしまいましたが、美味しそうなディスプレイの写真に魅了されて思わず3つも買ってしまったのでした。

知りませんでしたが、冷やして食べるという新しいタイプのクリームパンだそうです。