中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

雨霰

2019年03月31日 | 日記
桜の花が咲きかけた途端、昨日の夜は雷雨、そして今日のお昼間には雨と一緒に霰が降っていました。
今日も朝から実家の片付けをして、ゴミ捨てに出た時、小雨が降ってきたかと思うと、みるみるうちに大粒の雨に変わり、雨と一緒にパラパラと小さな硬い粒々が落ちて来たのでビックリしたのでした。
ほんの一瞬の出来事でしたが、桜と雨と霰の不思議な光景でありました。

今日も丸一日、大きなものから小さなものまであらゆる物を掘り起こし夜になって帰って来るとどっと疲れてしまいました。
しかし実家が終わったら次は自宅の引っ越し準備、覚悟はしていましたが2つの家を1つにするのはなかなか大変な作業であります。
本当に無事に引っ越しできるのか、早くも不安になるのでありました。

ひと休みして見た夕空の雲の下はまだ暗く曇っていましたが、雲の上は明るく晴れておりました。

引っ越し準備

2019年03月30日 | 日記
引っ越しに向けて、今日から実家の整理に取りかかっております。
自転車で約5分という距離の実家と自宅ではありますが、退院した母が実家にいる間は実家で寝泊まりの現在、行ったり来たりを考えるとその方が体力的にも経済的にも良いと思った訳です。
精神的には自宅の方が休まるのではありますが、母と過ごす時間がこの先どれほどあるのか、そして介護離職の回避を考えての結果であります。

数えてみると人生5回目の引っ越しとなりますが、2軒を1軒に、しかも空き家に引っ越すのではなく、既に家財のある実家に今の自宅の家財を運び込むという引っ越しは初めての経験で、今までの引っ越しとは少々勝手が違うので不安はあるものの、やってやれないことはない、やるんだよ、と自分を奮い起こしています。

これを機に自分の持つ物の取捨選択もせねばならず、本をはじめ色々なものを手放すことになるのですが、考えようによってはそれもまた善しとも思うこともあり。
持つ物を減らして行けば、この先また引っ越しとなった時にも楽ですし、本当に必要なものを考え直すきっかけにもなると前向きに捉えてやるしかないのであります。

母の場合は子供である私がこうして色々できますが子供のいない私の場合、今後ひとりになって母のように認知症になってしまうとどうなるのか、そんなことも考えながら引っ越し準備をするのでありました。

金曜の夜

2019年03月29日 | 日記
年度末の怒涛の一週間が終わりました。
来週からは新年度、人事異動や転勤や悲喜こもごもの春です。

働くということは喜びもあるけれど、時にとてつもなく残酷なこともあります。
それは生きていくこともそうですが、人生いろんな目にあって何を学ぶのかが大切なことなのだろうなぁ。

誰でも自分がどこに向かっているのかわからなくなったり、未来がこわくなることもあるけれど、一歩外に出たら平気な顔で生きているのだろうなあ。
悩んだこともイヤな出来事も、何年後かには笑い話になってしまっているかもしれません。

そんなことを思う年度末の金曜の夜でありました。

狸食

2019年03月28日 | 日記
「たぬくい」と読むのですが、昨日の夕刊で初めて知った料理でした。
狸料理ではありません。
見た目は茶碗に入った白ごはんとすまし汁だけですが、白ごはんの下に調理されたコンニャクや大根、高野豆腐、ゴボウなどが入っていて薬味やすまし汁をかけて味わうのだそう。
狸に化かされたような心地で食べることから狸食と言うそうで、作る時も楽しそうな献立だなぁと思いました。
狸食と一緒に「玉子ふわふわ」も載っていて、これは土鍋で溶き卵と出汁を火にかけて作る料理でその名は知っていましたが、日本最古の玉子料理とされているとは知りませんでした。

この狸食を見て思い出したのが、マンガ「おかゆネコ」に出てくるタコウインナー弁当。
お弁当箱いっぱいの白ごはんの上におかずは梅干一粒ならぬ、赤いタコウインナーひとつだけ。
え?! おかずこれだけ?
と見せかけて実は、ご飯の下にタコウインナーがビッシリ入っているというお弁当。

どちらもご飯だけかと思いきや、中にちゃんとおかずが入っているという意外性が楽しい献立ですが、これは自分で作って食べるとなると、なんだか淋しくなりそうな気が。
今度、今日はこれだけ~と言って家で出してみようかしらん。

別れあれば出会いあり

2019年03月27日 | 日記
3月ももう今週いっぱいで、来週月曜日はもう4月とは。
会うは別れの始めというけれど、この言葉を実感する季節の到来であります。
会社を去る人、新たに入社する人、散る花あれば咲く花があり、時間は一秒たりとも止まることなく過ぎてゆくのだなぁ。

毎朝楽しみにしていた新聞の連載小説も日曜で終わり、月曜日からまた新しい連載が始まりました。
新連載は夢枕獏先生の小説で、オール讀物で連載されている陰陽師シリーズも大好きなファンとしては、嬉しい一年になりそうです。

終わりがあれば始まりがある、別れの次には出会いがある、ちょっぴり淋しさもあるけれど楽しみもある、そんな春なのでした。

沈丁花の次はミモザが花盛りです。