Simply Simon Track 1 - Run That Body Down
一昨日、13日は、ポール・サイモンが72歳の誕生日でした。
70歳を越えても、変わることなくアクティブに音楽活動を続け、しかもそれが今なお大きな存在感を感じさせることには、70歳を越えたスターの中でも最も偉大なスターの一人であることは間違いありません。
しかしながら、その偉大さにもかかわらず日本での彼の人気がイマイチであることはとても残念なことです。
今回は、当八戸市が誇るS&G、ポール・サイモンのコアなマニアであるイッシー&バッシーさんが、今年夏に行われたS&G会議室のオフ会において披露されたこの歌を取り上げてみたいと思います。
オフ会でのイッシー&バッシーさんの演奏は、いつもながらさすがに「東北のポール・サイモン」と称されるだけあり、素晴らしいパフォーマンスで、とてもカッコ良く、感服いたしました。
今回の動画は海賊版の音源ですが、この曲、邦題「ポール・サイモン」のアルバムに入っており、小生は「Still Crazy After All These Years」くらいまではリアルに聴いていましたが、その後はほとんど仕事や子育てなどに埋没し、全く分からなくなってしまいました。
この歳になって、徐々にその後のことを取り戻そうと思っているのですが、空白を埋めるのは、なかなか大変です。(笑)
ソロになってからのポール・サイモンは、自分的にはやはり「ポール・サイモン」や「ひとりごと」あたりのアルバムの曲がやはり一番耳に馴染む感じがします。
今はバックのサウンドにかき消されているようなところがありますが、この時期のライブでのポールのギターは、やはり素晴らしかったですね。
個人的なことはともかくとして、誕生日、おめでとうございます。今後も元気で、益々の活躍を祈っております。
コメント、ありがとうございます。
ポール・サイモン、ほんとに才能豊かな人ですよね。
歌詞が分かれば、もっといいのでしょうが、その辺が日本での人気がイマイチなのかもしれませんね。
何か隔日の感があります。
私もこの頃はあまり親しくないのですが、やはり素晴らしいですね。
コメント、ありがとうございます。
mackkさんのコメントの72歳ということで、私との共通点に気がつきました。
彼も巳年だったということですね。自己満足ですが、嬉しい気がします。(笑)
日本での人気が今イチという点は残念ですが、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」(NHKFM)で結構、ピーターさんが評価していて、ときどき曲がかかると嬉しくなってしまいます。とにかく、ポールのことを記事にしてもらって、本当にありがとうございます。
この海賊盤音源で、ポールはこの歌のイントロにちょっとしたギターソロを加えています。
あとで知りましたが、これはJSバッハの『無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ』の1曲で、『シャコンヌ』と呼ばれる名曲中の名曲です。ギターの巨匠、アンドレ・セゴビアがギター用にアレンジしたものです。
この時期のポール・サイモンは、左手人差し指の激痛に悩んでいました。「カルシウム沈殿」という症候群でした。ポールは治療のため、通常のスティール弦のギターが弾けなくなり、一時的にナイロン弦ギターに転向したのです。
でもそこはさすがのポール・サイモン、アンドレ・セゴビア自身から(!)、クラシックギターの手ほどきを受けたのです。そのときに、この『シャコンヌ』を習得したものと思われます。そしてそれが『Run That Body Down』というオリジナル曲を生んだのでしょう。
ちなみにこの写真はマッスルショールズ・スタジオでのショットですが、ポールのギターはホセ・ラミレスという最高級品ですね。
何から何まで、凄いです。
コメント、ありがとうございます。
コメントを拝見し、北平さんもポール・サイモンが本当に好きなんだと感じました。北平さんのコメントを読み、小生も嬉しくなってしまいました。
北平さんのほうが少し若いようですが、同じような時代に同じような音楽を聴いて、似たような人生を歩んでいらっしゃるんだなと感じました。
小生は、父母が亡くなって、三回忌を終えた5年ほど前から音楽やギターを再開したような次第で、昔の記憶を頼りになんとかブログを書いています。
この曲の邦題は「お体を大切に」だそうです。お互いポール・サイモンに続いて、とりあえずseventyを目指して、頑張ってまいりましょう!(笑)
ありがとうございました。m(_ _)m
コメント、ありがとうございます。
あのイントロがバッハの名曲の一部なんですか!
そして、やはりナイロン弦でしたか! なんか違うなと思っていたのですが、ポールは、スティール弦というイメージがあるものですから・・・。
あの「禁じられた遊び」のアンドレ・セゴビアですか! 仰るとおり何から何まで凄いですね。
ところで、イッシー&バッシーさんは、バッハをエンディングで使用されておりましたね。
イッシー&バッシーさんもこの曲の解説から演奏、何から何まで凄いです!
コメント、ありがとうございます。
「シャコンヌ」、さっそく聴かれたようですね。小生もバッハは好きなのですが、まだ聴いたことがないと思いますので、是非聴きたいと思っています。
詩も分からないのですが、本当にポールは知性派なのでしょうね。
詩にも聖書的なものや「アメリカの歌」のように曲にもバッハのように宗教性があるような雰囲気のものを使ったり、さすがというしかありません。