Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

リチャード・トンプソン

2014-11-28 18:34:05 | フォーキー



  Richard Thompson - A Heart Needs A Home

寒くなって参りました。このような季節になってくると聴きたくなるのが、小生の場合、英国系の歌です。

どんより曇った冬空のような景色を思い浮かべてしまう翳りを持ったような歌声、旋律、それらがまた魅力と思えるのが英国系の歌です。

それで、本日取り上げるのは、英国の大好きなS&W、リチャード・トンプソンです。

この歌は、かつてリチャード&リンダ・トンプソンとして夫婦デュオとして活躍し、セカンド・アルバム『Hokey Pokey』(1975)に入っていた歌でした。

Hokey Pokey
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Ume Imports


元妻リンダがリード・ヴォーカルをとっていて、大好きになった歌でした。

この音源は、『Celtschmerz Live UK 98』からのものですが、ソロでアコギでしっとりと歌っていて、どれも素晴らしい演奏ばかりです。CD化はされていないようで、mp3でダウンロードできます。

Celtschmerz: Live UK '98
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Beeswing Records


しかし、妻だったリンダは、最近また歌い出しているようですが、彼女の歌が好きだったので、また元気に活躍してくれるのを祈っています。

彼等の子供達もまたミュージシャンとして活躍しています。リチャード・トンプソンは、子供達とも一緒に演奏しているようですし、最近は子供達が親達を巻き込んで家族のアルバムも出しているようです。

また仲良くとはいかないかもしれませんが、再びリチャードとリンダの歌を聴きたいと思うのは、小生だけでしょうか?



ゴードン・ライトフット

2014-11-17 13:11:06 | フォーキー


  Gordon Lightfoot - If You Could Read My Mind ('74)

 今日は、「カナダの吟遊詩人」と称される国民的シンガー、ゴードン・ライトフットの76歳のバースデーです。

 アメリカン・フォーク・ファンの間では、最初はイアンとシルビアやPPMによりカヴァーされた「Early Morning Rain(朝の雨)」や「フォー・ラヴィン・ミー」の作者として知られておりましたが、一般的に知られるようになったのは、1974の「サンダウン」のヒットからです。

 「サンダウン」は、日本でもヒットし、学生時代、FMなどでもよくかかっていて、小生もシングル盤を購入したりしたものでした。



 「サンダウン」のヒットは、バーバンク・サウンドとして有名だったレニー・ワロンカーを中心としたスタッフで制作され、カナダのみならず世界中にゴードン・ライトフットの名を知らしめました。

 さて、この曲は、サンダウンのヒットで有名になったので、二匹目のドジョウということで、1970年にリリースされた6枚目のアルバム「Sit Down Young Stranger」からのシングル・カットで、邦題「心に秘めた想い」として発売されましたが、小生は好きな曲ですが、日本ではそれほどヒットしなかったように思います。



 ゴードン・ライトフットは多くのアーティストから尊敬され、曲はジャンルと問わずに多くカヴァーされ、レジェンド的存在で、今でもこうして元気で歌っています

 これからも元気で長生きをして下さい。
 

ニール・ヤング

2014-11-12 14:11:21 | マイ・フェイバリット



  Neil Young - When I Watch You Sleepin'

 今日は、ニール・ヤングの69歳のバースデーです。

 ニール・ヤングと言えば、小生の中ではやはり何と言っても「ハーベスト」。大げさに言えばそれくらい「ハーベスト」の存在がその後の歌を考える基準となってしまっております。

 ニール・ヤングの歌は、サウンドは変わっていますが、根本的に今も変わっていないように思います。


 69歳とはいえ、声もまだまだいい声が出ていますし、その活躍は見事というしかありません。

 
 前回のアルバムは、なんと電話ボックスの中で一発取りしたものだったとか聞いておりましたが、今回の新アルバム『Storytone』は、なんとオーケストラをバックに歌っています。

Storytone -Deluxe-
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Reprise / Wea


 この歌のPVも新アルバムからのものですが、新アルバムも良さそうですね!



 ニール・ヤングと言えば、この機会にこの動画もおまけとして付け加えたいと思います。

 カナダ出身のニール・ヤング。リヴォンを除くメンバーがカナダ出身だったザ・バンド。その解散コンサート「ラストワルツ」の完全版に収録されているのが、カナダ出身のイアン・タイソンが書いた名曲「フォー・ストロング・ウインズ(「風は激しく」)」。ラスト・ワルツでこれを歌っていたのが嬉しい!!

 元気で益々の活躍を祈っています。
 

ガイ・クラーク

2014-11-06 18:11:10 | シンガーソングライター



  Desperados Waiting For A Train

 今日は、テキサスのシンガー&ソングライター、ガイ・クラークの73歳の誕生日です。

 なかなか渋いアーティストなので、知らない方が多いかと思いますが、70歳を越えた今なお作曲し、歌い、アルバムをリリースしている人です。

 小生は、1975年にリリースされた彼のデビュー・アルバム『Old No.1』を翌年日本盤で購入し、彼の生歌を初めて聴きましたが、その前に「Mr.Bojangles」の作者として知られるジェリー・ジェフ・ウォーカーが「L.A. Freeway」、「That Old Time Feeling」、「Desperados Waiting For The Train」などのガイ・クラークのカヴァーを聴いていたので、素晴らしいシンガー&ソングライターであることは知っておりました。



 その後は、田舎に帰り、仕事や結婚であまり音楽を聴くこともなくなってしまい、彼のこともずっと知りませんでしたが、今なお頑張っていることを知り、嬉しくなり、この度取り上げてみた次第です。

 この動画で、最初と最後にナンシー・グリフィスのアルバム「Other Voices, Two」を司会者が紹介しておりましたが、そのアルバムにもこの歌のカヴァーが入っております。

 共演者はすごい顔ぶれですね。ジェリー・ジェフ・ウォーカー、ナンシー・グリフィス、彼女の元夫だったエリック・テイラー、etc。好きな人ばかりなので、一度に観られて嬉しい限りです。

 しかし、ガイ・クラークよりジェリー・ジェフ・ウォーカーのほうが1歳若かったということを、今回あらためて知りました。
 
 今後も元気で歌い続けてほしい人です。
 

アート・ガーファンクル

2014-11-05 18:48:29 | マイ・フェイバリット


  Art Garfunkel - The Sound Of Silence - Broadcast Oct. 12, 2014

 今日は、来月に来日予定のアート・ガーファンクル、73歳の誕生日です。

 声が出るようになったとはいえ、やはり全盛期のあの「天使の歌声」と言われた頃と比べたら、だいぶ衰えがあるようですが、何と言っても73歳ですから仕方がありません。

 BS朝日の「ベストヒットUSA」でのインタビューで話しておりましたが、今は咽への負担を避けるため、バンドではなく、この動画のようにギター1本のだけのバックで歌っているとのことでした。

 恐らく来日公演もこのような形で行われるのでしょう?!

 アート・ガーファンクルのレパートリーは、S&Gの曲意外にも素晴らしい曲をカヴァーしているので、どのようなライブになるか楽しみです。

 おめでとうございます。体調を万全にして日本でのライブ、頑張って下さい。

 ところで、今夜はBS-TBSの「Song To Soul」は「Sound Of Silence」ですね。