Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

ディック・ゴーガン

2010-09-29 22:03:00 | ブリティッシュ

  Dick Gaughan - Now Westlin Winds

 若い頃、渋谷の道玄坂の百軒店街にあった伝説のロック喫茶、ブラックホークによく通っておりましたが、その時、初めて耳にしたブリティッシュ・トラッドは、独特の癖があって、その時の自分には、「何? これ?」って感じがしましたが、聞き込むに従い、その癖がたまらなくなってくるんですね。

 しまいには、その伝統を感じる気高さに敬虔な気持ちにまでなってしまう、そんな音楽に思えたものでした。自分も歳を重ねた今、このブリティッシュ系の唄は、益々心に滲みるように感じます。

 ディック・ゴーハン、この人のアルバムは、結構持っている大好きな人です。


ポール・ブレイディ

2010-09-26 08:33:23 | ブリティッシュ

  The Lakes of Pontchartrain - Paul Brady 1977

 あの夏の暑さはどこへやら・・・。自分が住む北の地はすっかり秋の空、そして気温も寒く感じるこの頃となりました。

 こうした季節になりますと、やはり聞きたくなってしまうのが、アイリッシュ・チューンです。

 今回のポール・ブレイディですが、若い頃はよく知りませんでしたので、残念ながらアルバムは持っていません。

 しかし、彼はアイリッシュ系では、素晴らしいアーティストの一人だということだけは知っていたので、You-Tubeで聞いて見たところ、素晴らしい唄とギターにすっかりファンになってしまいました。

 ナイト・キャップにスコッチ・ウイスキーを傾けながら、目を閉じて、遠い地に想いを馳せ、ただ彼の唄に身をまかせ、聞いていたい、そんな世界がそこにある。夢心地になってしまい、心は、魔法のほうきに乗って、たどり着いたところは、アイルランドの深い森・・・・なんてね。秋だなぁ~

 


グラム・パーソンズ&エミルー・ハリス

2010-09-24 07:00:27 | カントリー・ブルーグラス

  Gram Parsons / Emmylou Harris : Streets Of Baltimore

 去る9月19日、グラム・パーソンズの37回目の命日ということで、取り上げましたが、今回は、自分も初めてみる彼のソロ時代の映像が見つかりました。

 ブレークする前のエミルー・ハリスと一緒に歌っているレアな映像です。この曲からして、恐らくソロ・アルバム「GP」あたりのツアーではないでしょうか。

 歴史に「もし」はありませんが、まだ存命で歌っていたとしたら、エミルー・ハリスの今があったかどうか、このモノクロの映像といい、彼が亡くなって37年も経つという時の流れをあたらめて感じます。


ベス・マッキー

2010-09-22 23:05:17 | マイ・フェイバリット

  Tennessee Blues written by Bobby Charles sung by Beth McKe

 今年1月に亡くなったボビー・チャールズの名曲「Tennessee Blues」を歌っているこの女性は、ニューオーリンズのEvangelineていうガールズカントリーバンドのメンバーで、ベス・マッキー(Beth McKee)という人だそうです。自分も初めて聞きました。

 「Evangeline」というとあのザ・バンドの解散コンサート、ラスト・ワルツで、エミルー・ハリスが歌っていた曲を思い出してしまいますが、このグループもまったく知りませんでした。

 しかし、ボビー・チャールズの曲をカヴァーしたアルバムの中の一曲だそうですが、なかなか雰囲気があって、いいですね。

 ボビー・チャールズの下に紹介しているアルバムですが、学生の頃、ウッドストックの面々がサポートし、ザ・バンドのメンバーがプロデュースやバックキングをしている名盤ということで、本当によく聞いたアルバムでした。彼の歌を聞きたくなって捜していたら彼女を見つけ、取り上げて見ました。

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ジム・クローチ

2010-09-20 09:00:54 | シンガーソングライター

  Jim Croce - I'll Have To Say I Love You In A Song (1973)

今日は、1973年、グラム・パーソンズの訃報の翌日、飛行機の離陸失敗のため、ツアー・クルーと共にこの世を去ったジム・クローチの(享年30歳)の37回目の命日にあたる日です。

遅咲きのシンガー・ソングライター、絶頂時の訃報でしたので、当時ファンが受けたショックは、計り知れないものでした。彼の場合なら、不信仰な自分でも「Oh! My God!」って思ってしまいます。

この映像では映っておりませんが、いつも彼と共にバックでギターを弾き、ハーモニーをつけていたモーリー・ミューライゼンも一緒に逝ってしまいました。繊細なメロディを奏でるギターは、永遠に若い彼の姿とともYou-Tubeで楽しむことができますが、天国で一緒に楽しく音楽をやっていることを信じて、彼等のご冥福をあらためて、お祈りいたします。

この曲は、ヒット曲ではありませんが、好きな歌の一つです。

[モーリー・ミューライゼンのアルバム]
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【内容紹介】「ビフォー・ジ・エヴァー・シンス」
ソロ・デビュー前の69~70年にかけてレコーディングしていた未発表音源13曲をモーリーの死後、妹のメアリーとモーリーのソロ・アルバムのプロデューサーだったトミー・ウエストがプロデュースを担当して初出となった「ジンジャーブレッド」のデモ・テイク集。
ボーナス・トラックとして追加収録されたソロ・アルバムに未収録の「サロン・アンド・サルーン」(70年、スタジオ録音)と「アイ・リメンバー・メアリー」(69年のホーム・レコーディング)の2曲がとても貴重です。(amazonの内容紹介から)